目的:回復期リハビリテーション病棟に入棟した脳卒中片麻痺患者の入棟時情報から,平地歩行自立時期を予測するノモグラムモデルを作成すること.
方法:対象は当院回復期病棟に入棟した脳卒中片麻痺患者228名とした.発症30,60,90,120日の平地歩行自立獲得をアウトカムとし,入棟時の年齢,性別,病型,麻痺側,発症後日数,起き上がり能力,Fugl-Meyer Assessment(FMA)下肢運動項目,Berg Balance Scale(BBS),Functional Independence Measure(FIM)運動・認知項目を独立変数としてCox比例ハザード分析を行い,ノモグラムを構築した.
結果:多変量解析により,年齢,発症後日数,起き上がり能力,BBS,FIM運動・認知項目が有意な予測因子として抽出され,C-indexは0.858(ブートストラップ0.851)と高く,キャリブレーションも良好であった.
結論:本モデルにより,発症30,60,90,120日における平地歩行自立獲得率を高精度に予測でき,早期の目標設定や個別リハビリテーション計画の支援が可能となる.
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