全日本鍼灸学会雑誌
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33 巻 , 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 青木 国雄
    1983 年 33 巻 1 号 p. 1-6
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 錦織 綾彦, 安雲 和四郎, 川本 正純, 山口 雄三, 辻本 太郎
    1983 年 33 巻 1 号 p. 7-11
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    単発ハリ通電刺激は眼輪筋反射の潜時の遅い成分を抑制する。この効果の性質を詳しく調べるためハリ通電刺激に反復刺激を用いて反射に対する影響を検討した。反射は眼窩上神経を電気刺激して誘発し, 眼輪筋の反射性筋電図として記録した。この筋電図は刺激側のみに出現する潜時約10msの成分 (R1) と, 両側性に出現する潜時約30msの成分 (R2) からなる。ハリ通電刺激は合谷穴部の皮膚に与えた。
    (1) 反復ハリ通電刺激はR2を抑制した。(2) ハリ通電刺激を10発刺激として刺激頻度を20c/s~2c/sとすると, R2抑制の程度は単発時に比べて減少した。(3)刺激頻度を2c/sに固定してパルス数を2~200の間で変化させると, 10以上の刺激では, (2) と同様にR2抑制の程度は減少した。
  • 黒野 保三, 平松 由江, 松本 美富士, 渡 仲三
    1983 年 33 巻 1 号 p. 12-17
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    健康人9名における鍼治療の免疫反応への影響のうち, in vitro における各種リンパ球機能の変化について検討を行なった。脈診法により2穴を選穴し通電刺激を行ない, その前後におけるリンパ球機能について末梢血リンパ球を用いて検討した。対照は大腿四頭筋中央部より2穴を選穴し同様の結果とした。
    鍼刺激直後が最大で240分後も上昇・増強を認めた。T-リンパ球の非特異的刺激物質である, PHA, ConAおよびB-リンパ球刺激物質としてのPWMとNK細胞活性に有意な上昇を認めた。対照については変化が認められなかった。経穴への鍼刺激によってヒトのリンパ球機能に変動が認められた。従って鍼治療が各種疾患に有効であることは免疫反応系に関与していることを示唆する。
  • 曽 炳文, 吉田 剛典, 石川 亨, 鈴木 洋, 松本 克彦
    1983 年 33 巻 1 号 p. 18-24
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    兵庫県立東洋医学研究所針灸治療受診者59例において, 心電図R-R間隔およびその変動係数 (CV) を測定し, 15例にCV低値がみられた。そのうち, 10例に治療経過中のR-R間隔およびCVの変動を検討したところ, CV低値の4例において治療によるCVの改善がみられた。さらに正常人9例において足三里, 〓門, 太衝にそれぞれ針刺激をしたところ, R-R間隔は3穴とも延長した。一方, CVは一部上昇するものがみられたが, 対象により, 一定の傾向は認めなかった。これらの事実から, 針灸治療受診者の多くは迷走神経障害を合併し, 針灸治療により改善する可能性を示唆する。しかし, 針灸の自律神経に及ぼす影響は交感神経, 副交感神経のいずれにも作用するものであり, 交感神経機能の検索が今後の課題である。
  • 亀井 順二, 北出 利勝, 豊田 住江, 河内 明, 山田 百合子, 兵頭 正義
    1983 年 33 巻 1 号 p. 25-32
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    昭和41年から56年までの, 16年間における悪性腫瘍痛434例中157例 (36%) について, 痛み愁訴に対する針灸治療効果を検討した。悪性腫瘍の部位別では, 最も多かったのは胃ガンであり (36例, 23%), 子宮ガン, 肺ガンがこれに続く。痛みの部位は2~3か所, またはそれ以上と, 複雑多岐にわたった。また不眠, 不安などの精神症状を不定愁訴として訴えるものも多かった。
    これらの症例に対し, 各種針法・施灸法を行い, 14~26%に著しい改善をみた。特に根治手術後の痛みの改善度の方が, 転移などで手術不能となった症例より効果が良かった。
    鍼による悪化は10例6%であるが, 重篤な悪化は無かった。
  • 北出 利勝, 山元 茂由, 田中 淳子, 森川 和宥, 兵頭 正義
    1983 年 33 巻 1 号 p. 33-41
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    われわれは, 経絡敏感者 (57歳, 主婦, 外傷性頸部症候群) というべき著明な経絡現象を呈する一患者に遭遇した。
    この患者について, 長浜善夫, 丸山昌朗および中国の方法を参考に, 経絡現象のひとつである循経感伝現象を, 井穴 (12正経) と奇経の任意の経穴に〓鍼を押圧し刺激を与える方法で調査した。
    その結果, 循経感伝現象と古典的経絡の符合率 (一致率) において, ほとんどこの両者が一致した経絡は, 小腸経, 督脈, 衝脈および帯脈で, 全経絡 (20経) の20%であった。部分的に一致した経絡は全経絡の55%であった。一致しなかった経絡は, 脾経, 心経, 心包経, 肝経および任脈で, 25%であった。
  • 北出 利勝, 山元 茂由, 田中 淳子, 森川 和宥, 兵頭 正義
    1983 年 33 巻 1 号 p. 42-49
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    第1報では, 12正経と奇経の走行と古典的経絡の相違, またその符合率について述べた。
    本論文では, 同一患者(被験者)で, PSC (循経感覚伝達現象) の調査を行った結果, 特筆すべきいくつかの事項についての観察結果を紹介した。
    すなわち, 心経を除く正経と督脈, 陰維脈は, 主訴である頭部へ響いた。鍼響を最も長く感じた経絡は, 陰維脈で, 最も幅広く現われたのは, 腎経, 膀胱経, 陽維脈であった。PSCに左右差はなく, 再現性が認められた。鍼響の途中で指圧をすると, そこを起点として, 飛んで鍼響が始まった。PSCは加温により, 鍼響の距離が長くなった。
  • 1983 年 33 巻 1 号 p. 52-90
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 1983 年 33 巻 1 号 p. 91-111
    発行日: 1983/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
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