全日本鍼灸学会雑誌
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39 巻 , 3 号
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  • 出端 昭男
    1989 年 39 巻 3 号 p. 273-276
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 山田 勝弘
    1989 年 39 巻 3 号 p. 277-281
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 河内 明, 豊田 住江, 松尾 征男, 木村 鉄也, 佐子 幸男, 飯田 陽一, 北出 利勝, 兵頭 正義
    1989 年 39 巻 3 号 p. 282-286
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    レーザー鍼 (低出力半導体レーザー, GA-AI-AS, 実効出力70mw, 830nm) による微小循環組織血流動態におよぼす影響を5名の健常者で検討し, さらに当麻酔科ペインクリニック外来を訪れた疼痛性患者のうちから慢性的な「肩凝り」の愁訴をもつ50名につき, 治療効果に関する臨床検討を行った。
    (1) レーザー鍼 (照射) を行うと照射部位近位の微小循環組織血流動態を改善する観察が認められた。(2) 同一の患者を無作為にレーザー照射群 (試験群) およびレーザー非照射群 (プラシーボ群) に分け治療直後効果を比較した。臨床効果の有効率は,「著効」+「有効」を有効例とした場合, レーザー鍼 (照射) 群58%, プラシーボ群40%となった。レーザー鍼 (照射) 群は, プラシーボ群に比較して約20%の増強を認めたが, 効果上統計的に有意の差があるとはいえなかった。
    レーザー鍼 (照射) は, 比較的に合併症の少ない刺激療法として注目し, 今後その治療効果を上げる方法を検討したい。
  • 飯田 陽一, 河内 明, 豊田 住江, 佐子 幸男, 丸山 智一, 北出 利勝, 兵頭 正義
    1989 年 39 巻 3 号 p. 287-289
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    (1) 鍼, (2) He-Ne低出力レーザー, (3) 半導体低出力レーザーを用いて合谷穴に刺激 (照射) を行い, 同側の示指尖端掌側部における皮膚毛細血管血流量の変動をレーザードップラー血流計測法を用いて比較検討した。
    鍼刺激により, 刺激中から刺激終了後30分間にかけて血流量は有意に増加した。He-Ne低出力レーザー照射, 半導体低出力レーザー照射では有意な変化が認められなかった。
  • 篠原 鼎, 根本 宏三, 丹沢 章八
    1989 年 39 巻 3 号 p. 290-299
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    健常者の左手と右手の重回帰分析を行った結果, 単相関行列においても偏相関行列においても, 危険率1%あるいは危険率5%の相関がほぼなく, 左手の四変数あるいは右手の四変数は, ほぼ独立変数であることが判った。また片麻痺患者の健側と比較するため, 健常者の左手と健常者の右手のどちらを選択するかの必要があり, それぞれの単相関行列と偏相関行列を検討した結果, 健常者の左手の方がより良いことが判った。さらに健常者の左手と片麻痺患者の健側の判別分析を行った結果, 判別関数式は, 以下のS―S間隔 (脈間隔), S―P時間 (動脈立上時間), S―C時間 (駆出時間), Dh/Ch% (切痕有無) の関数として表現できることが判った。
    Z=(2.330E-05)S-St+(-5.329E-02)S-Pt+(-5.151E-03)S-Ct+(1.339E-02)Dh/Ch%+6.947
    健常者と片麻痺患者の判別境界値は, 0.391である。すなわち, 判別得点が判別境界値未満の場合は, 脳血管障害傾向があり, 判別得点が判別境界値以上の場合は, 健常者傾向があるとの, 総合判断が可能となった。
  • 篠原 正明, 山内 教宏, 上村 浩一, 延原 弘明, 佐藤 暢
    1989 年 39 巻 3 号 p. 300-305
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    今回我々は, 30名の成人で, 輻射熱による疼痛計を用いて疼痛閾値の変動を観察し, 刺鍼部位と閾値上昇部位との関連について検討した。刺鍼場所は, 右手三里と右合谷または右足三里と右梁丘に低周波置鍼をして, 測定部位は, 顔面 (印堂の上2cm), 左右上肢の曲池, および左右下肢の解谿の5か所とした。右手三里・合谷群では, 顔面と両上肢の疼痛閾値は有意に上昇したが, 両下肢は変動がなかった。右足三里・梁丘群では両上肢と両下肢の疼痛閾値は有意に上昇したが, 顔面は有意ではなかった。以上より, 右手三里・合谷群の刺鍼は下肢に効果が少なく, 経穴の刺鍼によって, 全身の疼痛閾値が一様に上昇するのではなく, 効果のある場所と程度に違いがあることが確認された。
  • 秋元 恵実, 小林 博子, 川原田 淳, 嶋津 秀昭, 伊藤 寛志, 木下 晴都
    1989 年 39 巻 3 号 p. 306-312
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    新たに考案されたインピーダンス・カフ法により手指動脈を対象に血圧, 血管容積弾性率Evの測定を行った。血管の心拍に伴う容積変化と血圧を無侵襲計測し, 血管圧―容積特性から血管弾性率を求める。健康成人32名を対象に合谷施鍼群と手三里施鍼群に分け対照時から抜鍼30分まで経時的計測を行った。手三里群では施鍼時からEvは有意 (P<0.05) に下降し, 効果は抜鍼後30分まで持続した。合谷群では逆に施鍼時からEv変化は上昇 (P<0.05), 抜鍼後も上昇傾向にあった。以上の結果から手三里刺激が末梢動脈血管壁の伸展性を増加させ, 血管弾性率の低下を惹起するものと推察することができる。本計測は血管動態を定量的に把握する上で有用と考えられる。
  • 小川 義裕
    1989 年 39 巻 3 号 p. 313-317
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    entrapment neuropathy (絞扼性神経障害)1, 2)は日常の診療でよく見かける疾患でありながら, 十分に認識されていない為か他疾患として誤診され治療されている場合も少なくない。これらの疾患は筋性要素による絞扼が原因となる場合が多く針刺治療は有効な方法と思われるが, 針刺治療に於いて報告した文献は少ない。今回は, 下肢に於ける entrapment neuropathy の中でも外側大腿皮神経について若干の症例報告をしたい。
  • 蒲牟田 春美, 木下 晴都
    1989 年 39 巻 3 号 p. 318-325
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    肩甲部と手部の経穴部位を年代順に古い文献を対象に研究し, 次の結果を得た。この研究部位では古典記載の基準尺度を必要としなかったが, 臑会から肩甲骨下角までの距離を身長から換算し, 6.6寸の臨床尺度を設定した。肩甲部では天宗を除いて, 巨骨, 天〓, 秉風, 曲垣, 肩井は解剖的に部位を定めることができた。手部では骨の隆起や膨隆, 関節等があって解剖的に部位を定められた。その陰経では肺経2穴, 心包経2穴, 心経2穴, 陽経では大腸経4穴, 三焦経3穴, 小腸経4穴が定まり, そのうち指先の井穴は爪潜入縁の角から中指同身寸の1/10隔った上方に決定できた。
  • 星野 ローザ和美, 小渡 良博, 木下 晴都
    1989 年 39 巻 3 号 p. 326-331
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    足部陰経の経穴について国際的標準化の研究を行なった。古代から順次後代の文献を調査し, 部位を明確に記載した文献によって, 現代解剖学的に部位を表現した。骨度篇には足の陰経の基準尺度として, 内果から床面までを3寸と記載し, これを実測すると74mmであり, 踵点から足尖点までを一尺二寸と記し, これを実測すると229mmであった。次に足部腎経の湧泉は踵点と足尖点との間で足尖点から約1/3となり, 然谷, 太谿, 大鍾は古典にしたがい解剖学的に決定した。水泉, 照海は内果と床面の間に比例配分した。脾経の隠白, 大都, 太白, 公孫は文献記載に準じて解剖学的に決定した。
  • 小渡 良博, 星野 ローザ和美, 木下 晴都
    1989 年 39 巻 3 号 p. 332-337
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    足部陽経の経穴部位を研究した。その基準尺度として外果から床面までの垂直距離は「霊枢」骨度篇に示されていないため, 内果から床面までの3寸を対象に実測値をもとめ, これから換算すると, 2.5寸の変換尺度が定まった。「甲乙経」では内庭から解谿までを取穴上6.5寸としており, これを臨床尺度とした。胃経の内庭は解剖学的に定め, 解谿谷との間に, 衝陽と陥谷を比例配分した。〓兌は解剖的に定めた。胆経の足臨泣, 地五会, 侠谿, 足竅陰は解剖学的に決定した。膀胱経の僕参, 申脈, 金門は外果から床面までの2.5寸で比例配分し, 京骨, 東骨, 足通谷, 至陰は解剖的に表示した。
  • 小林 和子
    1989 年 39 巻 3 号 p. 338-341
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    ラット臀部に施灸することにより, 皮下では45℃, 筋層内では40℃で15分間加温を維持した。施灸直後, 3時間経過後および24時間経過後に, 各々ラットを処理し, 腎部筋肉を摘出, ホモジナイズおよび遠心分離し, タンパク質を抽出した。このタンパク質の二次元電気泳動を行い, 非施灸対照ラットの場合と比較すると, 施灸後3時間経過した後に処理したラットにおいて熱ショックタンパク質 (hsp70およびhsp71) が検出された。施灸直後および24時間経過後のラットでは, hsp71は検出されたが, hsp70は認められなかった。hsp71は非施灸対照ラットでも認められた。
  • 金子 佳平, 金子 文岳
    1989 年 39 巻 3 号 p. 342-345
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 糟谷 俊彦
    1989 年 39 巻 3 号 p. 346-349
    発行日: 1989/09/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    症例報告: パトリックテスト, ニュートンテスト, 下肢伸展挙上テスト, 陰性, 腰椎棘突起の叩打痛なし, 椎間部の叩打痛, 圧痛なし, 椎間関節部付近の軽度での圧迫による圧痛あり, 疼痛は片側性, 前屈障害, 左側屈障害, 後屈障害があり, 右脊柱起立筋部の著明な圧痛, 筋緊張及び炎症などと, 動作時に起因する急性腰痛から考えると筋・筋膜性腰痛と推定した。経過観察には, 前屈障害による指床間距離 (初診時60cm, 4回目8cm), 左側屈障害による指床間距離 (初診時55cm, 3回目46cm) を用いた。治療は, 最も圧痛の著明な右気海兪付近及びその2cm内側, 右大腸兪付近及びその2cm内側にステンレス鍼, 90mm (3寸), 24号鍼 (5番鍼), 皮内鍼及び灸を用いて行った。
  • 1989 年 39 巻 3 号 p. e1a
    発行日: 1989年
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 1989 年 39 巻 3 号 p. e1b
    発行日: 1989年
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
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