全日本鍼灸学会雑誌
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44 巻 , 4 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 上島 幸枝, 北村 清一郎, 巽 哲男, 合田 光男, 尾崎 朋文, 森 俊豪, 松岡 憲二, 金田 正徳, 竹下 イキ子, 西崎 泰清, ...
    1994 年 44 巻 4 号 p. 317-328
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    13遺体の26側を用い, 鎖骨, 胸鎖乳突筋, および前頸部下半の4経穴 (気舎, 欠盆, 水突, 天鼎) と, 胸膜頂の体表投影部位との関連を明確にした。胸膜頂の上端は鎖骨より上方 (頭方) に突出した。上端は, 内外方向には胸鎖乳突筋胸骨頭起始部の外側端(CL3)と鎖骨頭起始部外側端(CL5)の間にあり, 上下方向には水突穴より下方 (尾方) で鎖骨頭起始部内側端(CL4)より上方 (頭方) に位置した。胸膜頂の外側端は鎖骨上縁より下方 (尾方) にあった。外側端は, 内外方向にはCL4と欠盆穴の間にあり, 上下方向にはCL5より下方 (尾方) で鎖骨胸骨端上端(CL2)より上方 (頭方) に位置した。胸膜頂の内側端は, 両方向ともにCL2と胸骨上点の間に位置した。一方, 鎖骨より上方 (頭方) に突出する胸膜頂の体表投影域は, 全例で水突穴, 水突穴からおろした垂線と正中線との交点, 胸骨上点, 鎖骨の半肩幅内側1/3 (CL5にほぼ対応) の4点をつなぐ四角領域に含まれた。
  • 竹内 義享, 竹内 広允
    1994 年 44 巻 4 号 p. 329-332
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    我々が日常, 臨床で扱う膝関節痛について, 長期間経過している高齢者を対象に, 下肢のアライメント, 膝蓋骨の可動性と膝関節痛の関係を考えてみた。下肢のアライメントの計測を3種類の方法で, すなわち, 内反膝, 外反膝の程度をF-T角, 膝蓋骨の前額面での偏位をQ角, 膝の伸展制限をE角で計測した。膝蓋骨の可動性は上下, 左右方向を調べた。更に, 膝関節痛の好発部位を6箇所とし, うち2か所を選んで疼痛部位とした。結果は, F-T角が痛みの持続性に影響を与え, 痛みの部位は主に内膝眼と曲泉に集約される傾向があった。Q角とE角の変化は痛みの長期化に関与しなかった。膝蓋骨の可動性の低下も痛みの発症に影響を与えていると推測できた。
  • 牧 仁子, 皆川 宗徳, 石神 龍代, 黒野 保三
    1994 年 44 巻 4 号 p. 333-338
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    鍼灸診療の診断法である四診法の中で, 古典では「五行の色体表1)」は診断基準として重要な意義をもっていると考えられている。そこで, 実際に「五行の色体表」の項目が診断において有用性があるか否かを証明する目的で,「脉差診2, 3)」と「五行の色体表」の項目の中の「五味4, 5)」「五志4)」「五労6)」との関連性について調査検討を行った結果, 今回の調査では「脉差診」と「五労」との間には間連性が認められたが,「五味」「五志」については関連性が認められなかった。
  • 影山 照雄, 鮫島 恭夫, 小島 孝昭, 澤津川 勝市, 白石 武昌
    1994 年 44 巻 4 号 p. 339-346
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    「耳鍼療法」は, 肥満 (症) 治療の一つとして時に劇的に減量効果を及ぼすという。その健常者の体重に及ぼす影響を検討した。6週間の「耳鍼留置」により, 漸次体重は減少し, 有意 (p<0.01) な体重減少者は増加した。その体重減少効果は抜鍼後 (2週) にも及んだ。抜鍼後2~3月後には概ね実験開始前の値に復し,「耳介鍼刺激」は体重減少作用があることを確認した。「耳介鍼刺激」による減量作用と食欲減少には相関がみられ, 実験動物 (ラット) での実験で明らかとなった耳介刺激が視床下部ニューロン活動を修飾することが非肥満, 健康者でも示唆された。
  • 絹田 章
    1994 年 44 巻 4 号 p. 347-351
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    複雑多岐にわたる社会環境の中で種々の不定愁訴症状を訴えて鍼灸院へ訪れる患者が増加している。
    今回, 一例ではあるが, このような不定愁訴症状を有する患者に対して鍼治療 ((1) 証に基づいた本治法, (2) 全身調整を目的とした太極療法として黒野式全身調整基本穴) を施したところ, 症状に改善がみられた。また客観的に検討するため (社) 全日本鍼灸学会研究委員会不定愁訴班不定愁訴カルテを使用したところ, 鍼治療の有効性を定量的に見出すことが出来た。
    不定愁訴の層別からは, 神経症性項目, うつ状態性項目に変化がみられた。
  • 今井 絹子
    1994 年 44 巻 4 号 p. 352-359
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
    人間として小さな生命が誕生しても, 脳に何らかの病変が生じ, 脳性麻痺による心身障害児になったらその生涯は苦難の道を歩まなければならない。本院に来院した障害児は約9年間で55名である。そのうち重症児は40名, 中等度の障害のもの15名であった。重度心身障害児では著しい症状の改善判定は難しいが, 中等症児の軽症化, 健常児化への改善は著しかった。心身障害児の治療は早期発見, 適切なる早期教育と治療永続性が成績改善への重要なポイントと思う。
    治療穴は身柱穴 (第2胸椎棘突起の下に取った) と私自身が身体障害者で, 体験の中から発見した新穴・股I穴 (下肢外側面大転子中央上部直上腸骨稜との線上中点) と股II穴 (上前腸骨棘の下方にあって縫工筋と大腿筋膜張筋の間陥凹部大腿直筋上) 等を使用した。現代医学的治療に於いて得られない治療効果を鍼治療において示すことにより, 障害児の自立へ向けて教育, 啓蒙してきた。小児の鍼治療分野は複雑で困難だが, 計り知れない小児の生命力に大きな可能性を賭け, 挑戦する機会を得られた事に感謝致します。
  • 佐々木 和郎, 北出 利勝, 石丸 圭荘
    1994 年 44 巻 4 号 p. 360
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 佐々木 和郎
    1994 年 44 巻 4 号 p. 361-363
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 石丸 圭荘, 佐々木 和郎, 北出 利勝
    1994 年 44 巻 4 号 p. 364-365
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 松本 勅
    1994 年 44 巻 4 号 p. 366-372
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 高橋 孝二郎
    1994 年 44 巻 4 号 p. 373-374
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
  • 福岡 明
    1994 年 44 巻 4 号 p. 375-381
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2011/05/30
    ジャーナル フリー
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