日本臨床麻酔学会誌
Online ISSN : 1349-9149
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11 巻 , 2 号
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  • 田中 亮
    1991 年 11 巻 2 号 p. 137-144
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 柴田 治
    1991 年 11 巻 2 号 p. 145-153
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 沼田 克雄
    1991 年 11 巻 2 号 p. 154-159
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 靱負
    1991 年 11 巻 2 号 p. 160-162
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 武澤 純
    1991 年 11 巻 2 号 p. 163-168
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 川島 康男
    1991 年 11 巻 2 号 p. 169-175
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    日常の臨床麻酔において,麻酔科医の仕事は,細々とした数十ステップの行為の組み合わせより成り立っている.したがってほんの小さな一工夫が,麻酔業務の遂行に大きな改善をもたらす可能性がある.
    そこで日本麻酔学会の「適当な指導者のいる病院」の代表指導医の方々に,各病院独自のgadgetをご紹介いただくようアンケートを発送した.一方,麻酔・ICU関係の医療器機を取り扱う会社に対しても,発売後間もないか,あるいはこれから発売しようとしている興味ある器機をご紹介いた
    だくアンケートを発送した.この二つのアンケートに応募いただいた143点より,「これは便利だ」と思われるgadget 107点を,著者の目を通して選定し,使用目的別に分類して紹介した.
  • 金谷 憲明, 今泉 均, 長井 洋, 角田 一真, 土田 英昭, 並木 昭義
    1991 年 11 巻 2 号 p. 176-181
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    ASA 1, 2の成人手術予定患者36名を対象として,サクシニルコリンによる筋線維束攣縮の発生および血中カリウム濃度上昇に及ぼすマグネシウム前投与の影響について調べた.サイアミラール5mg/kgを投与し患者が入眠したのを確認後I群は生理食塩水40ml, II群は硫酸マグネシウム30mg/kg, III群は硫酸マグネシウム60mg/kgを投与し,続いてサクシニルコリン1mg/kgを静注して気管内挿管を行った.サクシニルコリン投与後の筋線維束攣縮の程度はI群に比べ,II, III群で有意に減弱した(p<0.01).サクシニルコリン投与2分後の血中カリウム値はI群では0.16±0.29mmol/l上昇したが,II群は-0.14±0.29mmol/l, III群は-0.37±0.64mmol/lと上昇を認めずI群とII, III群の間に有意差を認めた(p<0.05).挿管前後の心拍数は3群間で有意差は認めなかったが,挿管後の平均血圧はI群に比べII, III群で低く抑えられた.
  • 小野 信吾, 本田 忠幸, 渡辺 逸平, 石田 恭子, 熊谷 雄一
    1991 年 11 巻 2 号 p. 182-188
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    開頭術36例において動脈血と脳静脈血の乳酸(A-Lac, CV-Lac),およびコロイド浸透圧の経時的変動を観察した.A-LacとCV-Lacは等比級数的な経時的上昇を示し,麻酔導入から10時間後には,pHとともに乳酸性アシドーシスのレベルに達した.また,シバリングを合併した6例では,シバリング中,コロイド浸透圧は有意の変化を示さなかったが,A-Lacは有意に上昇し,CV-Lacより高値をとった.さらに,全身性痙攣発作を合併した5例では,痙攣発作中,コロイド浸透圧は有意の変化を示さなかったが,CV-Lacは有意に上昇し,A-Lacより高値をとった.以上から,シバリング中は血液から脳組織へ,痙攣発作中は脳組織から血液へ乳酸が移行すると推測される.
  • 山田 正弘
    1991 年 11 巻 2 号 p. 189-194
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    口唇・口蓋形成術を施行したASA分類P.S. 1の乳幼児26名を対象として,エンフルレン麻酔後の肝細胞障害の推移を,1回麻酔群・2回麻酔群に分けて,麻酔後8週間観察し比較検討した.両群とも,麻酔後1週目と2週目で血清Al-p, Al-p2, Ch-Eの低下,麻酔後1~3週にかけて血清総ビリルビンの低下,および麻酔後1週目と2週目で血清タイプIIIプロコラーゲンアミノペプチドの低下がみられた.以上のことより,エンフルレン麻酔後2週間は.酵素合成抑制,ビリルビン代謝充進,コラーゲン合成抑制を伴う肝細胞障害の発生することが示唆された.またエンフルレンの繰り返し麻酔は,短時間では肝細胞障害をさほど助長しないと思われた.
  • 早川 篤司, 下中 浩之, 上松 治孝, 山本 道雄, 桑田 一夫, 恵良 聖一, 曽我 美勝
    1991 年 11 巻 2 号 p. 195-199
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    アルブミン(human serum albumin, HSA)を高速液体クロマトグラフィを用いて分析することによって腎移植患者の手術直後のSH/S-S酸化・還元電位の変動を調べた.腎移植患者ではいずれも術前にHSAの酸化・還元電位が酸化に大きく傾いているが,術後に正常値へ回復する傾向を示した.死体腎移植患者ではHSAの酸化・還元電位の回復が術後21日目においても不十分であったのに対し,生体腎移植患者では手術後4日目には一般手術・麻酔患者HSAの酸化・還元電位の変化とほぼ同じになった.腎移植術後のHSAの酸化・還元電位の正常化は移植腎の機能回復と平行していると考えられ,本法は移植腎の機能回復を示す指標の一つとして有用と思われた.
  • 萩谷 雅人, 高地 哲夫, 水口 公信, 大久保 修一, 森成 元
    1991 年 11 巻 2 号 p. 200-206
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    1%および2%リドカインを用いた高位胸部硬膜外麻酔の呼吸パターンおよび二酸化炭素換気応答に及ぼす影響について検討した.安静換気時,1%群では各呼吸諸量には有意な変化はなかったが,2%群では吸気時間の減少と1回換気量に対する胸部成分の貢献度の割合の低下,平均吸気速度と分時換気量の増加がみられた.しかし,呼気終末二酸化炭素分圧と1回換気量に対する腹部成分の貢献度の割合には変化はみられなかった.二酸化炭素換気応答の傾きは,1%群では変化しなかったが,2%群では胸部成分の貢献度の低下により減少した.2%リドカインによる高位胸部硬膜外麻酔では,肋間神経の遠心路ないし求心路に影響を及ぼす可能性がある.
  • 小林 敏信, 柴田 正俊, 石見 大輔, 中尾 みどり, 鈴木 万里子
    1991 年 11 巻 2 号 p. 207-211
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    高齢者において喫煙の周術期の呼吸機能,PaO2, PaCO2に及ぼす影響を分析した.対象は75歳以上の上腹部予定開腹術を受ける男女27名で,これを喫煙群13名(79±3歳)と非喫煙群14名(79±3歳)とに分けた.術前にスパイロメトリー,flow volume諸量を,また術前,術後1, 3, 7日目には空気呼吸下でのPaO2, PaCO2を測定した.術前呼吸機能検査では%肺活量が喫煙群で有意に低下していた以外には他のいずれの項目でも両群間に差は認められなかった.PaO2は両群とも術後1日目に有意に低下した.非喫煙群のPaO2は術後3日目には,ほぼ術前値まで回復したが,喫煙群は低下したままで両群間に有意差を認めた.PaCO2は術後1日目に喫煙群でやや高値であった他は有意差は認められなかった.以上結論として高齢喫煙者では術前呼吸機能検査やPaO2の低下はなくても術後PaO2の低下は有意にかつ長く続くと考えられる.
  • 柴田 治, 冨安 志郎, 辻田 俊也, 後藤 慎一, 福崎 誠, 後藤 裕
    1991 年 11 巻 2 号 p. 212-218
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    腎機能障害のない予定手術患者149名を対象とした.NLAとGOE群に分け,回復室での尿中ノルエピネフリン(NE)とエピネフリン(Epi)を測定し,手術侵襲の大小について検討した.NLA下の尿NE, Epi濃度は対照値に比較してそれぞれ肝切除後8.6倍,20.8倍,大腸9.5倍,17.5倍,胃5.9倍,15.1倍,肺4.7倍,12.7倍,THRなどの整形外科手術4.5倍,10.0倍,胆嚢4.5倍,8.0倍,子宮2.4倍,7.3倍,甲状腺手術1.7倍,5.9倍の順に有意に増加した.一方,GOE下ではNE濃度の増加は著明ではなかった.回復室での鎮痛薬使用はNLAが5%に対してGOEは59%であった.以上より,(1)回復室での尿CA濃度から手術侵襲程度が比較できた.(2) NLAでは痛み刺激に無関係に副腎-交感神経系の活性亢進が示唆された.(3) GOEでは疼痛を訴えること,EpiがNEより高値を示したことから末梢神経線維の麻酔からの回復過程に差があると考えられる.
  • 西田 修, 高須 宏江, 伊藤 彰師, 栗山 康介, 八田 誠, 石川 清
    1991 年 11 巻 2 号 p. 219-225
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    慢性呼吸不全症例では,非可逆的な病変の進行,残存呼吸予備能の低下等により,急性増悪時の管理はむずかしい.ICUに収容した,185名の慢性呼吸不全患者の急性増悪の管理についてretro-spectiveに調査した.その結果,これらの患者では,入退室を繰り返す,在室日数が長い,原疾患として肺結核が多い,という特徴がみられた.急性増悪は冬と夏に多く,死亡率は春と秋の入室者に高いという,季節との関係がみられた.また,入室時に意識障害の認められた症例では死亡率が高かった.全体の死亡率は10.8%であり,ミニ気管切開(トラヘルパー®)の導入により若干の死亡率の低下と在室日数の大幅な減少が得られた
  • 下川 充, 鈴木 敦裕, 長畑 敏弘, 古家 仁, 奥田 孝雄
    1991 年 11 巻 2 号 p. 226-230
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    くも膜下モルヒネ投与患者の術後嘔気・嘔吐に対して,メチルプレドニゾロンを術中に投与し,その予防効果を検討した.ASA 1~2の婦人科予定手術患者80名に対し,くも膜下モルヒネ0.125mgを投与後全身麻酔を行なった.メチルプレドニゾロン投与群(MP群)では術中にメチルプレドニゾロン500mgを点滴静注した.その結果,術後嘔気を訴えた患者はメチルプレドニゾロン非投与群(C群)の61%に対しMP群では15%に,また嘔吐をきたした患者はC群の34%に対しMP群で8%と,有意に減少した.くも膜下モルヒネ投与患者の術後嘔気・嘔吐に対しメチルプレドニゾロンの予防的投与は副作用もなく有用であるといえる.
  • 野田 彰子, 門田 和気, 青野 允, 森 秀磨
    1991 年 11 巻 2 号 p. 231-235
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    全身麻酔下に下腹部手術を受けた64歳の患者に,術後疼痛対策として,硬膜外カテーテルより塩酸モルヒネ3mgを投与した.モルヒネ投与3時間後より,入眠傾向,呼吸回数の減少を認め,投与6時間後に呼吸停止をきたしたため,人工呼吸下に呼吸管理を行った.術後経過および呼吸停止発現時間からモルヒネによる遅発型呼吸抑制が強く疑われた.安全な至適量と思われたモルヒネ投与量で呼吸抑制をきたしたことで,いかなる場合であっても,硬膜外モルヒネ投与後の十分な呼吸状態の観察が必要であることを痛感した.
  • 野間 研一, 村川 和重, 石本 栄作, 石田 克浩, 石田 博厚, 和泉 良平
    1991 年 11 巻 2 号 p. 236-240
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    Ramsay Hunt症候群は,顔面神経麻痺,内耳神経症状,外耳道,耳介周辺部の疱疹を三兆候としているが,帯状疱疹と顔面神経麻痺出現の時期についての詳細な報告は見当たらない.我々は,ウイルス性髄膜炎を併発した,三叉神経第2枝帯状疱疹例に対し,早期より抗ウイルス剤の投与および神経ブロック療法を施行し,順調に経過していたにもかかわらず,発症3週間後に遅発性顔面神経麻痺を生じた症例を経験した.顔面神経麻痺出現時には,すでに皮疹および疼痛はほぼ消失しており,VZV感染と顔面神経麻痺の因果関係は明確にできなかった.また,従来は,Ramsay Hunt症候群の治療として抗ウイルス剤の投与や星状神経節ブロックが施行されているが,今回の症例では,顔面神経麻痺出現前より,これらの治療を行なっていたが,その出現を防止できなかった.
  • 中嶋 保則, 甲斐 哲也, 楳木 康弘, 高橋 成輔, 吉武 潤一
    1991 年 11 巻 2 号 p. 241-243
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    髄膜腫症例の中に腫瘍由来のPlasminogen activator産生が亢進しているものが報告されている.術前検査でFDP値は正常であったが,その他の検査で線溶活性の亢進がみられたことからPlas-minogen activator産生が疑われた症例の腫瘍摘出術の麻酔を経験した.術中は腫瘍摘出操作開始とともにFDP値が次第に上昇し易出血性を認めるようになった.髄膜腫摘出術において予測以上の出血が認められる場合には手術操作開始によって放出反応が亢進するPlasminogen activator産生性髄膜腫を疑い,FDP値などを線溶系の指標として抗プラスミン剤の投与を考慮することが必要と思われた.
  • 土舘 良一, 出頭 裕元, 白石 修史, 渡辺 省五, 石井 脩, 三宅 有
    1991 年 11 巻 2 号 p. 244-249
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    クリオグロブリン血症を合併した胸部大動脈瘤の患者に対する,人工心肺下,人工血管置換術の中等度低体温麻酔を経験した.クリオグロブリンは,低温下で白濁沈殿あるいはゲル化し加温により再溶解する特徴を持つ,病的血清蛋白である.本症例では,術中低体温によりクリオグロブリンの析出から,末梢循環障害が惹起される可能性があるため,術前よりステロイド療法,血漿交換を施行し,無事麻酔管理を行い得た.本症例の麻酔管理に際しては,術前よりクリオグロブリンの陰性化と,合併する血管炎に起因した臓器障害に留意し,十分な検索と術中のモニタリングが重要と思われた.
  • 華岡 由香里, 櫻谷 憲彦, 石川 岳彦, 大塚 浩司, 劔物 修
    1991 年 11 巻 2 号 p. 250-253
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
    イソフルレンを笑気とともに吸入させた場合の麻酔導入について呼気濃度および血中濃度を測定し検討した.
    2%イソフルレンは,67%笑気との吸入により速やかな導入が得られることが,呼気濃度/吸入気中濃度比と血中濃度の相関から示された.
    麻酔ガスモニター(Rascal®)は,応答時間が速く,一呼吸ごとにリアルタイムに測定できるなど多くの利点がある.これは,麻酔中の患者の換気状態や麻酔深度の指標となり,今後より安全な麻酔を行なう上で有用と思われた.
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