日本臨床麻酔学会誌
Online ISSN : 1349-9149
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16 巻 , 4 号
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  • 杉浦 康夫
    1996 年 16 巻 4 号 p. 309-319
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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  • 山崎 泰彦
    1996 年 16 巻 4 号 p. 320-325
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
    ジャーナル フリー
  • 高野 照夫
    1996 年 16 巻 4 号 p. 326-332
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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  • 山野上 敬夫
    1996 年 16 巻 4 号 p. 333-339
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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  • 大下 修造, 舩津 直彦, 海江田 令次
    1996 年 16 巻 4 号 p. 340-348
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    We studied coupling between the heart and arterial system in patients undergoing elective noncardiac surgery. Left ventricular end-systolic (ESV) and end-diastolic volumes (EDV) were measured by transesophageal echocardiography, and left ventricular end-systolic pressure (Pes) was estimated from the radial artery pressure tracing. Studies include two clinical trials. First trial: To investigate whether E'max is a clinically useful measurement of ventricular function or not, the correlation of E'max to Emax was accomplished in 10 patients. Emax was calculated during afterload reduction (nicardipine 30μg/kg), and E'max was approximated as the ratio of mean arterial pressure (MAP) and ESV based on the simplifying approximations, i.e., Pes is close to MAP and x-axis intercept (Vo) is zero. The correlation coefficient obtained between E'max and Emax was 0.97, suggesting that E'max, like Emax, is a useful tool to estimate left ventricular performance. Second trial: Ea was approximated as MAP/(EDV-ESV). In 222 (74%) of the 299 measurements obtained in 68 subjects without heart disease (normal group), Ea/E'max was nearly 0.5, which is a condition for a maximal mechanical efficiency, while in 61 measurements (20%) Ea was almost equal to E'max (Ea/E'max=1), which is a condition for maximal stroke work from a given end-diastolic volume. In contrast, in 32 subjects with heart disease (cardiac group), Ea/E'max was nearly 0.5 in 43 (30%) of the 143 measurements, while in 49 measurements (34%) Ea/E'max was nearly 1. In addition, although the value of Ea/E'max over 2, which represents severe heart failure, was not observed in normal group, Ea/E'max was over 2 in 18 measurements (13%) in cardiac group. Thus, the present results suggest that, as reported previously in awake patients, ventriculoarterial coupling is set toward higher left ventricular work efficiency in surgical patients without heart disease, whereas in patients with heart disease, ventricular and arterial properties are so matched as to maximize stroke work at the expense of the work efficiency.
  • 辻口 直紀, 中山 雅康, 西川 幸喜, 土田 英昭, 並木 昭義
    1996 年 16 巻 4 号 p. 349-354
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    斜視手術を予定された小児69名を無作為に対照群(C群:27人),インドメサシン群(I群:25人),ペンタゾシン群(P群:17人)の3群に分け,インドメサシン(坐薬25mg),ペンタゾシン(0.3mg/kgの静注)の術前投与がセボフルラン麻酔後の鎮静状態に及ぼす影響を検討した.麻酔からの覚醒時間はC群に比べI群,P群で有意に延長した.しかし5歳以上の患児で判定した覚醒時の興奮の程度はC群に比較してI群,P群で有意に抑制された.また術後鎮痛薬の使用頻度はI群,P群と比較してC群で有意に高かった.以上より,小児セボフルラン麻酔時にインドメサシン,ペンタゾシンの術前投与は,麻酔後の興奮を有意に抑えることが示唆された.
  • 古野 敬子, 土屋 正彦, 神原 哲也, 真鍋 雅信, 細木 靖弘
    1996 年 16 巻 4 号 p. 355-359
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    耳鼻科小手術症例で,笑気併用下にセボフルラン(S群)あるいはハロタン(H群)にて全身麻酔が施行された症例を対象に,セボフルラン麻酔の術後肝機能に対する影響をハロタン麻酔後のそれと比較検討した.肝機能検査項目は手術前と手術後3日目のGOT,GPT,ALP,LDH,γ-GTP,ChE,総ビリルビン(T-Bil)とした.H群は30例(男性16例,女性14例),S群は38例(男性21例,女性17例)で,年齢,身長,体重,手術時間,吸入麻酔薬暴露時間は2群間に有意差を認めなかった.術前の肝機能検査値には有意差を認めず,すべて正常範囲内であった.術前術後の比較ではGOT,GPT,ALP,γ-GTP,ChE値はH群,S群で有意な変化を認めなかったが,LDHは両群で術後に有意に低下し(p<0.01),T-Bilは正常範囲内の変化ではあるがH群のみ術後に有意な上昇を認めた(p<0.01).以上の結果より,セボフルランは術後肝機能に対する影響の少ない麻酔薬であると考えられる.
  • 舩津 直彦, 河田 竜一, 舩津 春美, 大下 修造, 坂部 武史
    1996 年 16 巻 4 号 p. 360-364
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    心エコー図法による心拍出量測定と,熱希釈法による心拍出量を比較した.成人手術患者10例に,肺動脈カテーテルにて,熱希釈法(TCO)と連続法(CCO)心拍出量を計測した.経食道心エコー図では,Teichholz法にて左室心拍出量を計測した(LVCO).パルスドプラ法で肺動脈と僧帽弁の血流速度よりそれぞれの心拍出量を求めた(PACO, MVCO).TCOとの相関関数は,CCOは0.92, LVCOは0.98, MVCOは0.92, PACOは0.96とそれぞれよい相関が得られた.心エコー図が描出できない症例もまれにあるが,経食道心エコー図は,心臓の形態学的情報も提供できるので,術中循環管理に有用である.
  • 堺 登志子, 葛川 顕子, 吉川 清, 岸 義彦, 桑木 知朗, 市川 隆徳
    1996 年 16 巻 4 号 p. 365-369
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    手術侵襲による免疫能の変化として末梢血中の好中球数の増加が認められる.好中球数や機能に対し大きな役割をもつ内因性顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を,新たに開発された高感度ELISA法によって測定した.吸入麻酔開始ではG-CSF値は測定限界をほとんど超えることなく,皮切後3時間目から上昇し,6時間目でピークを迎えて後に下降した.好中球数は皮切3時間目には上昇し,翌日まで同等の値を示した.手術侵襲で分泌されるのが知られているコルチゾールは,G-CSFと同様の傾向を示すが,相互の役割分担や関係は不明であった.術中早期からの血漿G-CSFの上昇は,神経系の刺激を介して分泌されることを推測させた.
  • 有光 正史, 二川 晃一, 高津 徹, 奥田 隆彦, 古賀 義久
    1996 年 16 巻 4 号 p. 370-374
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    内頸動脈と冠動脈の同時血行再建術2例の麻酔管理を経験した.2例とも酸素-笑気-イソフルランーフェンタニールで麻酔を維持し,術中は脳波を監視した.うち1例の頸部剥離操作時に急激な血圧低下・徐脈と不整脈が発生し頸動脈洞症候群が強く疑われ,メピバカインで術野をブロックすることで対処できた.術後頸部創処置時にも同様な循環変動のエピソードがあった.その後のシンチグラムで脳血流欠損が指摘されたが,これは術中脳波上発見できていなかった.
    内頸動脈・冠動脈同時手術の麻酔管理においては,頸動脈洞反射への配慮と適切な脳循環監視が不可欠であると考えられた.
  • 杉本 匡弘, 竹本 潔, 宮崎 道彦, 大住 寿俊, 田村 栄稔, 竹田 清
    1996 年 16 巻 4 号 p. 375-379
    発行日: 1996/05/15
    公開日: 2008/12/11
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    ムコ多糖症(以下MPS)は,気道確保困難や心・呼吸器系合併症を伴い麻酔上問題となることが多い.Scheie's syndromeはMPSの中でもまれであり,緑内障の合併が知られている.われわれはScheie's syndrome患者の麻酔管理を経験した.巨舌,嚥下反射,鼻出血,咽頭狭小化のため挿管困難であった.Scheie's syndromeでは緑内障が存在するが,粘稠な分泌物を抑制し挿管操作をしやすくするために抗コリン剤は使用したほうがよいと考えられる.
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