巻号一覧
22 巻, 1 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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田代 忠2002 年 22 巻 1 号 p. 1-7
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
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MIDCABとOPCAB 200症例の検討から釈永 清志, 山崎 光章2002 年 22 巻 1 号 p. 8-11
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
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瀬尾 勝弘, 村中 健二, 板谷 美和, 金子 秀一2002 年 22 巻 1 号 p. 12-18
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
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真山 崇, 篠隈 哲也, 濱田 孝光, 白武 孝久, 鈴木 夕紀子, 岩切 重憲, 重松 研二, 比嘉 和夫2002 年 22 巻 1 号 p. 19-22
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
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Ees/Eaによる検討岡 龍弘, 尾澤 芳子, 大久保 義則2002 年 22 巻 1 号 p. 23-28
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリープロポフォールによる麻酔導入が高齢者の循環動態に与える影響について検討した.高齢者群(70歳以上:15例)と対照群(70歳未満:14例)に対し,プロポフォール麻酔導入前後に,林らの報告した方法で非侵襲的な左心室-大血管結合状態(Ees/Ea)を算出,2群間で循環動態を比較した,高齢者ではプロポフォール投与で若年者に比べ,心拍数,平均血圧はより大きく低下するが,Ees/Eaは高度に低下することはなく,心臓の機械的効率は保たれることが判明した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (672K) -
加藤 隆文, 武山 静夫, 前田 岳, 米良 仁志, 横川 史子, 細山田 明義2002 年 22 巻 1 号 p. 29-33
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリーElectroconvulsive Therapy(以下ECT)施行時の痙攣時間と循環動態の変動を,チオペンタールによる静脈麻酔群(T群)を,酸素・亜酸化窒素・セボフルラン(以下GOS)による吸入麻酔緩徐導入群(GOS群)に分け比較検討した.ECT施行による痙攣時間はT群がGOS群より長く,循環動態はT群がGOS群に比して大きく変動した.セボフルランは痙攣閾値を変化させないとされるが,ECTによる痙攣時間を短縮させた.痙攣時間が短いとECTの治療効果が減弱する可能性があり,この点でGOSはECTの麻酔として問題がある.チオペンタールはGOSに比べ循環制御の面で劣るが,血管作動薬など他の薬剤の使用により補うことができるので,ECTの治療効果からみるとGOSよりも適しているといえる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (649K) -
喉頭鏡に代わる挿管器具としての有用性井上 義崇2002 年 22 巻 1 号 p. 34-38
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリー麻酔導入時にトラキライトTMを用いて行った気管挿管614例を対象とし,遡及的に試行状況,成功率,合併症を調査した.614例中607例は第一選択器具として使用され,1回目の試行で558例(90.9%),2回目の試行で44例(7.2%),3回目の試行で3例(0.5%)が成功し,挿管できなかったのは9例(1.5%)であった.挿管手技に起因する重大な合併症は認めなかった.トラキライトTMを用いての気管挿管は,確実性,安全性,迅速性,簡便性,経済性,いずれの面でも喉頭鏡を用いての気管挿管に遜色なく,他の特殊な挿管器具と異なり,通常の全身麻酔導入時の気管挿管の第一選択器具となり得ることが示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (628K) -
吉田 光剛, 瀬尾 勝弘, 板谷 美和, 村中 健二, 角本 眞一, 宮脇 宏2002 年 22 巻 1 号 p. 39-43
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリー肺動脈カテーテルにより肺動脈損傷をきたした3症例を経験した.3例とも,体格が小柄で肺動脈カテーテルが過挿入になっていたことに加え,60歳以上の女性で肺高血圧症を合併していたことなどが,肺動脈損傷を起こしやすくした要因と考えられた.肺動脈カテーテル使用時には常に肺動脈損傷の可能性を念頭におき,出血が起きた場合には適切な診断と処置が必要である.止血できた場合でも,肺動脈仮性動脈瘤形成の可能性があり,仮性動脈瘤が破裂すると致命的になりうることから,CTや肺動脈造影などで診断することが大切である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1848K) -
笠間 進, 西村 チエ子, 中川 秀之, 小田切 徹太郎2002 年 22 巻 1 号 p. 44-47
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリー眼咽頭遠位型ミオパチー(OPDM)合併患者の麻酔を経験した.OPDMの麻酔報告は見受けられないが,類似疾患について静脈麻酔薬・筋弛緩薬に対する種々の反応が報告されていたことから,VIMA (volatile induction and maintenance of anesthesia)による麻酔管理を行い,筋弛緩薬は使用しなかった.OPDMに対するVIMAは,感受性の明らかでない薬剤の使用を避けるために有用で,安全な麻酔方法であると考えられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (438K) -
9症例の検討分野 麻由, 宮本 悦子, 中尾 慎一, 益子 進也, 新宮 興2002 年 22 巻 1 号 p. 48-52
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリー小児漏斗胸9例(3～14歳)に対して,Nuss法に準じた胸骨挙上術の麻酔管理を行った.8例に対し両側肺換気を行ったが著明な二酸化炭素の蓄積や低酸素症はみられず,十分な視野を得ることができた.また縦隔内へのバー挿入時,徐脈,上室性・心室性期外収縮,心室性頻拍症などを認めたが,いずれも経過観察にて消失した.Nuss法は侵襲の少ない手術方法とされているが,術後早期には皮下気腫,無気肺,気胸などがみられることがあり,慎重な呼吸管理が必須であり,術後の疼痛も強く侵襲は大きいように思われた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (572K) -
相方 謙一郎, 相原 啓二, 南立 宏一郎, 村上 昌宏, 蒲地 正幸, 重松 昭生2002 年 22 巻 1 号 p. 53-55
発行日: 2002/01/15
公開日: 2008/12/11
ジャーナル フリー気管支腹腔瘻は非常にまれな病態である.今回,人工呼吸管理により,右横隔膜下にfree airの貯留を認めた気管支腹腔瘻の症例を経験した.患者は55歳の男性,イレウス症状のため小腸癒着剥離術を施行した.術後ショック状態となり人工呼吸管理を開始したが,開始直後の胸部X線写真で右横隔膜下にfree airの貯留を認めたため緊急開腹術を施行した.術中に人工呼吸に同期したair leakと術後に気管支ファイバーで腹腔内洗浄液のポビドンヨード生理食塩液の流出が観察されたため,気管支腹腔瘻の存在が明らかとなった.陽圧換気により腹腔内にfree airの貯留を認めたときには,気管支腹腔瘻の存在も念頭におく必要がある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1218K)
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