日本臨床細胞学会雑誌
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43 巻 , 3 号
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  • 狩山 雅代, 下迫 純子, 野口 秀樹, 松尾 光子, 渡部 洋, 塩田 充, 星合 昊, 野田 起一郎
    2004 年 43 巻 3 号 p. 149-154
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:堺市衛生研究所で行われた老人保健法による頸癌検診の細胞診結果から, 堺市における頸癌検診の現況と問題点について分析した.
    方法:1972年から2001年までの検診受診者数45万8005人を対象に, 受診者数, 年齢別受診者数およびClass別細胞診断について年次別推移の後方視的解析を行った.
    成績:受診者数は第1次老健法が施行された1982年から増加を続け, 第2次老健法が施行された1987年にピークを示したが, 以後は減少傾向にあり, 特に公費検診の一般財源化が決定された1998年以降明らかに減少した. また年齢別受診率の検討の結果, 受診率の低下は30~50歳代に著明であった. Class別細胞診断の年次推移では, Class III aの持続的な増加傾向が認められ, 1998年以降はClass IV, Class Vの微増傾向が認められた.
    結論:頸癌検診受診者数は近年著明な減少傾向にあり, 特に40歳代および50歳代の検診意識の低下が推測された.今後も地方自治体と関連医療機関との緊密な連携による頸癌検診の継続と, 積極的な広報活動による検診意識の発揚が必要であると考えられた.
  • 和田 江身子, 鴻池 資啓, 木下 康枝, 大橋 功, 弓場 吉哲, 小橋 陽一郎
    2004 年 43 巻 3 号 p. 155-160
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的および対象:当院で過去10年間に行われた唾液腺穿刺吸引細胞診453例 (511検体) 中, 組織診断が明らかな249例を対象とし, 唾液腺穿刺吸引細胞診の成績をまとめ, 若干の知見を得たので報告する.
    成績:唾液腺穿刺吸引細胞診の正診率は96.2%, 特異性98.6%, 感度72.7%, 細胞採取不良による判定不能例は13例であった. 誤陽性は3例で, 多形腺腫を腺様嚢胞癌および腺房細胞癌, 基底細胞腺腫を粘表皮癌と誤判定した.誤陰性は6例で, 悪性リンパ腫と診断しえなかった3例と多形腺腫内癌を多形腺腫, 粘表皮癌を多形腺腫, 腺房細胞癌をワルチン腫瘍とした各1例であった.
    結論:唾液腺穿刺吸引細胞診は治療指針の決定や術前検査として非常に有用とされており, 唾液腺穿刺吸引細胞診の精度の向上にさらに努めていく必要がある. また, 唾液腺悪性リンパ腫は, 組織学的にも反応性と腫瘍性の鑑別困難な症例が多く, 細胞診では確定診断しがたいと思われる. 今後, 細胞診材料でも, 形態学的診断に加え, 免疫染色やpolymerase chain reaction (PCR) 法などの分子生物学的手法を取り入れた総合的な診断が必要と考えられた.
  • 赤松 節, 姫路 由香里, 松田 真由美, 長澤 優子, 山田 美弥子, 板垣 由香里, 丸岡 央, 児玉 省二
    2004 年 43 巻 3 号 p. 161-165
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:子宮頸がん集団検診 (集検) の細胞採取器具として, Cervexブラシ (以下Cervex法) と綿棒による検診成績を発見病態および不適標本の観点から評価した.
    方法:2002年度の集検を採取方法別にCervex法8366人, 綿棒法7298人を対象とし, 異形成, 上皮内癌, 高度上皮内病変の発見数を比較検討した. また, 1998年より2001年までの綿棒法, 延べ6万1192人の成績とも比較した. 不適標本は採取法と採取医師別の出現率を調査した.
    成績:2002年度の異形成, 上皮内癌, 高度上皮内病変の頻度は, Cervex法の0.13%, 0.1%, 0.19%に対し, 綿棒法は0.12%, 0.04%, 0.12%と低かった. 特に49歳以下の異形成, 上皮内癌, 高度上皮内病変のそれぞれ発見頻度は, Cervex法は0.62%, 0.47%, 1.01%と, 綿棒法の0.17%, 0.06%, 0.20%と比較し有意に高い発見率であった.1998年から2001年までの成績比較でも, 49歳以下ではいずれの病変ともCervex法が有意に高い発見率であった.不適標本の平均出現率は, Cervex法の0.37%に対し綿棒法は0.97%と有意で (p<0.001), 採取医師間の差も認めた.
    結論:Cervex法は綿棒法より子宮頸部上皮内病変の検出に有効であり, 不適標本の出現も少なく集団検診の採取器具として優れている.
  • 小林 志津子, 北村 隆司, 実原 正明, 金子 千之, 増永 敦子, 楯 玄秀, 光谷 俊幸, 土屋 眞一
    2004 年 43 巻 3 号 p. 166-170
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:子宮頸部癌としてはきわめてまれな組織型である明細胞腺癌を経験したので報告した.
    症例:77歳, 女性. 4年前に不正出血を認め当院産婦人科を受診したが, 異常所見はみられなかった. その後, 再び不正出血を認め再受診. 初診時, 子宮口にポリープ状の腫瘤を認め, 擦過細胞診が行われた. 細胞診標本には大型明瞭な核小体を有する腫瘍細胞が立体的集塊 (ミラーボール状, 棍棒状) あるいは花弁様小集塊を形成して観察された. また, この細胞集塊内部および中心部にはライトグリーン好性の無構造物質が認められた. 以上の所見から悪性 (子宮頸部明細胞腺癌) と診断された. 入院後, 準広汎子宮全摘術およびリンパ節廓清術が施行され, 組織学的に子宮頸部明細胞腺癌と診断された.
    結論:乳頭状増殖を主体とする明細胞腺癌では集塊内部にライトグリーン好性の無構造物質 (基底膜様物質) を有する立体的集塊 (ミラーボール状, 棍棒状), あるいは花弁様小集塊など本型の増殖形態を推定可能な集塊が認められた. したがって, このような集塊がみられた場合は明細胞腺癌を組織型推定する必要があると思われた.
  • 鎌田 久美子, 土屋 菊枝, 杉山田 隆男, 武智 昭和, 原島 三郎, 松野 吉宏, 石井 源一郎, 佐藤 之俊
    2004 年 43 巻 3 号 p. 171-177
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:「東京から肺がんをなくす会」では有料の会員制肺がん検診を行っており, 6ヵ月ごとの胸部直接X線写真, 喀痰細胞診による一次検診にヘリカルCTを導入して9年が経過した. この間, 発見された肺野型扁平上皮癌のうち, CT所見に先行して喀痰細胞診でD判定以上の異型細胞が出現していた5例を経験し, 肺野型扁平上皮癌の発見における喀痰細胞診の重要性が再認識された. そこで, この5例について喀痰細胞診とCT画像における陰影の変化を経時的に比較した.
    症例:5例は, すべて男性で癌初発見時年齢は65~79歳, 喫煙指数は600~2050. 全例とも, 喀痰細胞診でD判定以上の異型扁平上皮細胞が出現してから1年6ヵ月~4年6ヵ月後に扁平上皮癌が発見された. CT画像の再検討では'1例はCT上異常所見を認めず, 4例は癌発見時の6ヵ月~1年6ヵ月前より, 癌と認識できないものの, その該当部位に陰影が認められた.
    結論:肺野型扁平上皮癌の早期発見に関連し, CT画像上異常が指摘されなくとも, 喀痰細胞診でD判定以上の異型細胞が出現していた場合には, 微小な癌が潜んでいる可能性があることを考慮に入れ, 継続的な検査の施行, より精密な画像の評価および厳重な経過観察が必要であると考えられた.
  • 伊藤 園江, 大田 喜孝, 原武 晃子, 中野 祐子, 大田 桂子, 楳田 明美, 中村 康寛, 沼田 早苗
    2004 年 43 巻 3 号 p. 178-184
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:白血病で造血幹細胞移植後出血性膀胱炎を引き起こし, 尿中にアデノウイルス (ADV) 11型感染細胞が出現した2例を経験したので報告する.
    症例:症例1は38歳, 男性で, 成人T細胞性白血病 (ATL) にて骨髄移植後の例. 症例2は58歳, 女性で, ATLにて末梢血幹細胞移植後の例である.2例とも出血性膀胱炎を起こし, 尿のpolymerasechainreaction遺伝子解析 (PCR) 法にてADV 11型が検出された. 尿の細胞形態は, 1) 出血を背景に壊死物質, 壊死細胞を認めた, 2) 感染細胞の多くの核は全体を不鮮明な核内封入体で占められ, くすんだヘマトキシリンに染色されて認められた, 3) これらの感染細胞の核形は類円形のほかにひょうたん型, 半月型, 涙型, 腎形, 長楕円形など多彩な形状を示した, 4) 感染細胞は孤在性の出現のほかに集団を形成して認めた, 5) 少数ながらふくろうの目状核内封入体細胞の出現, を特徴とした.症例1の剖検組織では腎盂, 尿管, 膀胱にかけて移行上皮細胞はすべて脱落剥離し, 間質がむき出しとなり出血所見と著明な異型リンパ球の浸潤を伴っていた.腎実質組織では壊死と出血とともに, 尿細管上皮細胞に多くの好塩基性の核内封入体細胞を認めた. 同, 腎組織の電顕では尿細管上皮細胞の核内と細胞質の一部に散在して70-80nmの六角形のウイルス粒子が観察された.
    結論:ADV 11型が臨床的に高率に出血性膀胱炎を引き起こすことや, 尿中に出現するその特徴的な感染細胞の細胞形態を認識することで, ADV感染細胞を推定することは可能と思われた.
  • 榊原 美由貴, 竹川 義則, 木村 実千明, 吉井 理子, 山下 由香, 日野 侃, 山本 智子, 澤田 達男
    2004 年 43 巻 3 号 p. 185-190
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:線維形成性小円形細胞腫瘍 (desmoplastic small round cell tumor, 以下, DSRCT) は若年者に好発する予後不良な腫瘍である. 今回われわれは術前の臨床診断の異なった2例のDSRCTを経験した.
    症例:症例1は15歳男性. 左上腹部に巨大な腫瘤を認め, 横行結腸原発腫瘍が疑われた. 症例2は16歳女性.多量の腹水を伴う卵巣腫瘤を認め, 卵巣原発腫瘍が疑われた. 腫瘍捺印細胞診では小型の細胞と異型の乏しい紡錘形細胞を認めた. 組織学的には小細胞の胞巣とそれを取り囲む線維性間質からなる腫瘍であった. 免疫染色ではepithelial membrane antigen, vimentin, desmin, neuron-specific enolase, WT1蛋白に陽性を示した. これらの所見からDSRCTと診断された.
    結論:DSRCTはまれな腫瘍であるが, 若年者における癌性腹膜炎の症例では, 本症を考慮する必要がある.女性の場合, 卵巣に腫瘤形成を示す症例もあることを念頭におくべきである. 細胞診では細胞の採取方法にも工夫が必要である. また免疫染色が有用であり, 体腔液細胞診などの際にも積極的に行うべきである.
  • 真崎 武, 土橋 康成
    2004 年 43 巻 3 号 p. 191-194
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    遠隔病理診断装置で撮影された細胞診標本の画質が不十分になる場合を経験した.それらの画像データに対してパソコン上で画質補正を行い, その条件から画質不足の原因として, 3つを推定した.(1) 全体に暗い画像は, 自動露光調節が細胞診標本の背景を露光過剰と誤認していた.(2) 暗い部分がつぶれた画像は, 明暗階調の分布特性が最適化されていないことが原因であった.(3) 顕微鏡とカメラとをつなぐリレーレンズの倍率が不足した場合に, 光学系本来の解像度が損なわれることを確認した.
  • 土橋 康成, 山城 勝重
    2004 年 43 巻 3 号 p. 195
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • Gerhard STAUCH, Thiti KUAKPAETOON, Klaus KAYSER
    2004 年 43 巻 3 号 p. 196-204
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    われわれは世界各地のラボを結んで, 細胞診の向上を目的とし, 遠隔医療の手法を用いた国際事業, DIAGAIDを立ち上げる.細胞画像を取り込み, インターネットでエクスパートおよびコーディネータに伝送する, コーディネータは画像から標本の適否を判断, 診断所要時間, 診断一致状況, コンサルテーションの頻度分析, 教育的症例の収集などを行う.このプロジェクトでは, 参加全施設の診断精度の向上とともに教育, 希少例の収集などが可能となる.
  • 川村 直樹, 吉田 由香里, 酒井 一博, 山城 勝重, 松林 聡, 土田 貴美子, 藤岡 学, 小田 由紀子, 佐藤 ひろみ, 広瀬 徹, ...
    2004 年 43 巻 3 号 p. 205-213
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:市立稚内病院と国立札幌病院の間で4年間行われた遠隔細胞診の診断結果を評価した. 加えて, われわれの経験から発生する若干の問題を解決する方法を示すことをとおして, 遠隔細胞診の導入を促進し, 普及することを目的とした.
    結果:以下の3つの方法によって細胞診断の結果を評価した.
    1) 遠隔細胞診の結果をガラススライドの見直しと比較した.
    2) 遠隔細胞診と従来の郵送による細胞診の「疑診」の比率を評価した.
    3) 組織診断や臨床結果の観点から細胞診を評価した.
    その結果, 遠隔細胞診が若干の検体を除いてガラススライド診断よりも劣っていないという成績を得たので, ほぼ満足できるものであった.
    問題:遠隔細胞診ではデジタルカメラ, パソコンとコンピュータ・ネットワークの操作性の向上が要求される. しかし, 新しい機器の開発と遠隔細胞診専用のソフトウエアの開発はあまり必要とされないだろう. 診断精度の向上にとって最も重要な問題は, 基本的に細胞検査士と細胞診指導医の診断能力の向上と関連する. また, 単純さと精緻さを備えた診断基準の確立は各種の検体で求められる. さらに従来の郵送に基づく細胞診を実行するよりも, 遠隔細胞診では細胞検査士と細胞診指導医の間の信頼関係が作られなければならない.
    結論:遠隔細胞診は, ガラススライドによる診断と結果がほぼ同じなので, 細胞診指導医不在の施設に採用されるべきシステムと考えられる.
  • 安達 博信, 井藤 久雄
    2004 年 43 巻 3 号 p. 214-221
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:(1) 遠隔細胞診断における静止画像と直接検鏡での診断精度と (2) 施設による電送条件 (視野, 細胞像, 倍率決定等) の相違を検討した.
    方法:(1) モニター上で細胞診断の後, 同じ細胞の視野, 倍率を指定し直接検鏡により診断した.(2) 著者 (安達) が選択した喀痰, 胸水, 乳腺の細胞診標本を4病院に送付し (同一標本), 被験者は診断に必要な画像を伝送した. また, 各病院で診断した標本により画像伝送を行い, 電送条件の相違を検討した.
    成績:(1) クラス分類と推定診断の正診率は, モニター上では1回目が67.3-83.7%と408-67.3%, 2回目は81.4-95.3%と51.2-72.1%, 直接診断の1回目は73.5-91.8%と42.9-75.5%で2回目は744-97.7%と58.1-81.4%であった.(2) 画像数, 対物倍率は送付標本で2-5, ×10-60, 各病院の標本では2-6, ×10-60であった.
    結論:細胞診断で指導医と細胞検査士が直接検討できない場合, テレサイトロジーは有用な手段である. しかし, 伝送側と診断側で標本の染色性, 細胞像, 倍率, 画像数などに関して意思の疎通を図っておくことが重要である.
  • 伊藤 雅文, 小木曽 篁, 佐分利 あゆみ, 林 総枝, 嶋崎 美穂, 渡辺 真由美, 篠ヶ瀬 仲子
    2004 年 43 巻 3 号 p. 222-226
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    名古屋大学附属病院病理部は, 土岐市立総合病院, 中津川市民病院, 名古屋共立病院の問で, Pathtran 1000を用い公衆電話回線を介した遠隔病理診断システムによる術中迅速病理診断を行っている. 1994年8月開始以来, 400例以上の実施症例を経験している.術中迅速診断では, 全例に捺印細胞標本を作製し, 術中迅速細胞診断を併用している. 迅速細胞診を併用したことにより, 的確な診断に結びついた具体的な経験症例から, 以下のような症例でテレパソロジー・テレサイトロジー両者の併用が有用であると考えられた. 1. 細胞所見が診断にきわめて重要な位置を占める疾患. 2. 十分な組織標本の作成が困難な微小検体. 3術中体腔液あるいは嚢胞内容などの液体検体. 4造血器腫瘍や小円形細胞腫瘍などの, 組織学的構造分化の悪い腫瘍. 5. 細菌, 真菌, ウイルスなどの感染症診断などで有用と考えられた. 術中迅速診断は, 肉眼診断, 組織標本診断, 細胞診断などさまざまな情報を複合して診断を構築することが重要であり, 特に迅速細胞診の併用が有用であった遠隔病理診断の具体的な症例を中心に報告した.
  • 阿倉 薫, 畠中 光恵, 中村 慎一郎
    2004 年 43 巻 3 号 p. 227-230
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:市販のデジタルカメラを用いて, 細胞診標本の電子化が行えるかどうかの検討を行った.
    方法:市販のデジタルカメラを顕微鏡の接眼レンズに密着させて顕微鏡写真の画像適合性を検討した.
    成績:市販のデジタルカメラ19機種を検討し, NIKON COOLPIX 995, FUJI FinePix 4800Z, Victor PIXSTAR GC-X3, Konica KD-200Zの4機種は顕微鏡写真の撮影が可能であった.残り15機種は四隅が暗くなったり (ケラレ), 中心部に円形に写った.
    結論:市販のデジタルカメラの一部に細胞診標本の電子化が可能な機種があった.
  • 伏木 弘, 吉本 英生, 生駒 友美, 寺畑 信太郎, 田所 猛
    2004 年 43 巻 3 号 p. 231-232
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    The case of a 48-year-old woman with endometiral mucinous adenocarcinoma is reported. Endometrial cytology findings papillary and palisade shaped tumor cell clusters resembling those of endcervical adenocarcinoma. The tumor cells contained abundant intracellular and extracellular mucin. The endometrialmucinous adenocarcinoma cells were distinguished from endocervical adenocarcinoma cells both pathologically and histochemically.
  • 徳永 祐一, 明田 まみえ, 古村 喜好, 梅本 晃, 成松 英明
    2004 年 43 巻 3 号 p. 233-234
    発行日: 2004/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    We report a case of breast carcinoma with osteoclast-like giant cells (OCGCs) in a 34 year-old woman. The smear obtained by fine needle aspiration showed a mixture of atypical epithelial cells and many multinucleated giant cells. These epithelialcells were revealed as cohesive cellular clusters and cells showed mild-moderate atypia. The multinucleated giant cells had vesicular nuclei with prominent nucleoli. From the histological find-ings. the tumor was identified as an invasive ductal carcinoma showing a papillotubular pattern with many OCGCs in the stroma. Immunohistochemical examination showed that the OCGCs were positive for CD68 but negative for keratin. These results suggest the OCGCs are derived from histiocytic cells.
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