日本臨床細胞学会雑誌
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51 巻 , 3 号
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原著
  • 森村 豊, 寅磐 亮子, 塚原 孝, 佐藤 奈美, 佐藤 美賀子, 柴田 眞一, 片倉 真輝帆, 添田 周, 渡辺 尚文, 藤森 敬也
    2012 年 51 巻 3 号 p. 159-163
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    目的 : ベセスダ方式では, 境界領域ともいえる意義不明の異型扁平上皮 (atypical squamous cells undetermined significance, ASC-US), (ASC cannot ruled out high grade squamous intraepithelial lesion, ASC-H) という範疇が存在する. また, ヒトパピローマウイルス (human papillomavirus, HPV) 検査は, 細胞診を補完すべく併用される例が増加している. 子宮がん検診で ASC 例に HPV 検査を併用することで効率的な経過観察が可能か検討した.
    方法 : 2009 年 4 月∼2010 年 3 月に福島県の子宮頸がん集団検診での ASC-US 143 例, ASC-H37 例と判断され, 初回精検のコルポスコープ生検時に HPV 検査にも同意し, 併用し組織診やその後の経過, 転帰を調査し HPV 検査との関連を検討した.
    成績 : 細胞診 ASC-US で HPV 陰性群 39 例中≧CIN3 の病変が検出されたのは 1 例 (2.6%) で, 経過観察の全例は異型細胞が消失した. HPV 陽性群 104 例で 12 例 (11.5%) に≧CIN3 の病変が検出された. 経過観察の 80.0%の異型細胞が消失した.
    ASC-H 例では, HPV 陰性群 12 例で≧CIN3 の病変が 4 例 (33.3%) 検出された. 経過観察群では全例異型細胞が消失した. HPV 陽性 25 例では 9 例 (36.0%) の≧CIN3 が検出され, 経過観察群では 63.6%で異型細胞が消失した.
    結論 : ASC-US で HPV 陰性例は, 異型細胞の消失率も高く, 経過追跡を省略することが可能である. HPV 陽性例ではコルポ下生検や経過観察が重要である. ASC-H では, HPV 検査結果にかかわらず, 高度病変の可能性がありコルポスコープ下生検が必須である.
  • 森澤 宏行, 藤原 寛行, 竹井 裕二, 高橋 詳史, 種市 明代, 嵯峨 泰, 鈴木 光明
    2012 年 51 巻 3 号 p. 164-168
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    目的 : 子宮頸癌症例におけるがん検診歴を調査し検診状況と子宮頸癌の臨床背景との関連を検証する.
    方法 : 当院で 2006∼2009 年に組織学的に CIN3 および子宮頸癌と診断し治療した 248 例の診断前のがん検診歴を調査した. 過去 3 年以内に一度でもがん検診歴を有していた症例を検診歴有り群, 無い症例を検診歴無し群として定義した.
    成績 : 検診歴有り群は 92 例 (37%), 無し群は 156 例 (63%) であった. Ib∼IV期の進行癌は検診歴有り群では 19.6% (18/92) であるのに対し, 検診歴無し群では 70.5% (110/156) と有意に高率であった (p<0.001). 検診歴を有しながらIb 1 以上であったものは 18 例あり, 8 例が SCC 症例, 10 例が腺癌症例であった. この群における腺癌の比率 (55.6%) は今回検討したIb 1 期以上の全浸潤癌症例における腺癌比率 20.3% (26/128) と比較すると, 有意に高く (p<0.001), 細胞診にて腺癌が見逃されやすい傾向といえた. SCC 症例では小病変, 内向型, 角化型などが偽陰性となる要因と考えられた.
    結論 : 検診歴を有するにもかかわらず浸潤癌で発見される症例が認められた. 腺癌のみならず, 扁平上皮癌においても診断困難例が存在し, その特徴を示した. 今後これらの群への診断精度の向上などが課題となると思われる.
  • 永宗 恵子, 西山 みどり, 沼上 秀博, 林田 俊樹, 松井 武寿
    2012 年 51 巻 3 号 p. 169-177
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    目的 : 良好な細胞診標本を作製することの難しい高粘稠性検体と血性検体の処理法を改善する.
    方法 : 遠心分離できない高粘稠性検体に検体量の 10%のサイトキープIIを添加し, 再遠心後に中間液層と沈渣のそれぞれをスライドグラス間ですり合わせて標本を作製した. 血性検体には沈渣に 5%リンス液加生理食塩水を約 10∼50 倍加え, 再遠心後, 標本を作製した. これらの方法で作製した標本と日本臨床細胞学会細胞検査士会 (JSCC) 法や未溶血法で作製した標本により診断した結果を比較した.
    成績 : 粘稠性検体 6 例をサイトキープ法で分析したところ, 全例で集細胞量が多く良好な染色性を示す標本を作製できた. その結果, JSCC 法で判定不能であった 5 例の判定が可能になった. 一方, 血性検体 30 例をリンス法で分析したところ, 未溶血法に比べ背景清浄, 細胞変性のない標本を短時間で作製できた. その結果 7 例で細胞診所見の改善が, 4 例で細胞診判定結果の改善がみられた.
    結論 : 新しい細胞診処理法により, 高粘稠性と血性検体の標本の質を改善することができた. 両方法とも迅速処理可能で細胞診の診断率向上に役立つと考える. 今後, 多数例を対象にした研究を計画し, 両法の有用性を確立したい.
症例
  • 河野 真由美, 渡辺 昌三, 河岡 久美子, 山下 葵, 大野 絵美, 有廣 光司, 中山 宏文, 谷山 清己
    2012 年 51 巻 3 号 p. 178-182
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 肛門管癌は, まれな悪性腫瘍であり, 発生頻度は大腸癌の 2∼3%程度とされている. 今回われわれは, 肛門腺管由来肛門管原発粘液癌の 1 例を経験したので報告する.
    症例 : 69 歳, 男性. 肛門部に硬結腫脹と軽い痛みがあり, 検査のために近医受診. 右∼後肛門輪に直径 15×30 mm の嚢胞性腫瘍が認められた. 悪性疑いで肛門周囲膿瘍部分が小切開され, 同部位の穿刺吸引細胞診が行われた. 細胞診で粘液性腺癌と診断されたが, 組織学的には 3 回目の硬結部生検にて, 腺癌が確認された. その後, 他院にて腹会陰式直腸切断術と所属リンパ節郭清術が施行された.
    結論 : 粘液産生著明で深部に存在する腺癌の場合, 生検のみでは十分な材料が常に得られるとは限らず, 粘液内に浮遊する細胞を比較的容易に採取できる穿刺吸引細胞診が有用であると思われた.
  • 鈴木 りか, 小野 伸高, 吉川 誠一, 添田 周, 大関 健治, 西山 浩, 古川 茂宜, 藤森 敬也
    2012 年 51 巻 3 号 p. 183-187
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 尿路上皮癌 (urothelial carcinoma) は通常は尿細胞診にて発見され, 手術による治療が行われる. 手術 7 年後に子宮頸部の細胞診によって発見された再発膀胱癌症例を経験したので報告する.
    症例 : 77 歳, 女性. 64 歳時, 膀胱鏡下生検にて transitional cell carcinoma (G3) と診断され, 膀胱全摘, 尿路変更術を施行された. 72 歳時, 子宮腟部細胞診にて classV, 核形不整, 核濃染, 核の大小不同があり, 強い異型を示した. 腺腔形成や分泌物なく, 核の偏在, 角化傾向は認められず, 非角化型扁平上皮癌の進行癌を疑われた. コルポスコープ下生検で CIN3, 円錐切除術で明らかな悪性所見なく, 細胞診および生検との乖離が認められた. 約 5 年後に旧尿道口より約 1.5 cm の腫瘤の排出あり, 膀胱癌再発が強く疑われた. 積極的治療を希望せず, 自宅にて療養, 疼痛緩和療法を施行し, 約 1 年後永眠された. 後方視的に細胞診, 組織診の標本を検討, 尿路上皮癌であったと診断された.
    結論 : 子宮頸部への他臓器癌の転移はまれである. 子宮頸部細胞診で悪性細胞を発見しながら, 膀胱癌の再発を疑うのが遅れ, 十分治療ができなかった. 細胞診と組織診の間に乖離が認められた時には, 真の発生源を探索する必要がある.
  • 梅澤 敬, 野村 浩一, 土屋 幸子, 芦川 智美, 福村 絢奈, 池上 雅博
    2012 年 51 巻 3 号 p. 188-191
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : Serous endometrial intraepithelial carcinoma (以下 : SEIC) は, WHO 分類で漿液性腺癌の前駆病変と記載されるまれな腫瘍である. 本邦においてその組織像, 細胞像は十分に知られていない.
    症例 : 61 歳の閉経後の女性で, 主訴は不正性器出血である. 臨床的に子宮には多発性の筋腫を認めたが内膜肥厚を認めず, また, 両側卵巣・卵管に腫瘤性病変を認めなかった. 子宮内膜細胞診では, きれいな標本背景の中に, 萎縮性正常内膜腺細胞とともに異型細胞がシート状や小集塊状に出現していた. 集塊辺縁は不規則で細胞の突出を認めた. 卵巣癌または卵管癌由来の腫瘍細胞が経卵管的に子宮内腔に侵入したものと判定した. 組織学的には, 卵巣原発の漿液性腺癌に類似した異型細胞が子宮内膜表層および既存の内膜腺上皮を置換するように増殖し, 充実性, 篩状, 管状, 乳頭状構造を呈していた. 核分裂像やアポトーシスを伴っていた. 間質浸潤を認めなかった. 組織学的に SEIC と診断した (進行期分類IA 期).
    結論 : SEIC は微小病変であり臨床的に捉えることは困難であるが, その子宮内膜細胞診は特徴ある細胞像を呈し, 診断に有用で早期発見に寄与できる.
  • 松本 一仁, 濱中 貴久子, 真鍋 麻美, 滝田 知, 宮古 まろみ, 一戸 志津子, 丸山 英俊, 谷内 和恵
    2012 年 51 巻 3 号 p. 192-197
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 内膜細胞診にて多数の collagenous stroma を有する細胞集塊の出現を認めた子宮内膜間質肉腫の 1 例を経験したので報告する.
    症例 : 83 歳, 女性. 不正性器出血を訴え入院. 超音波検査にて子宮体部癌が疑われ内膜細胞診および生検を施行. 細胞診では硝子様コアを伴い腺様配列を示す細胞集塊が認められ腺癌と判定された. 組織学的に腫瘍は卵円形∼短紡錘形細胞の充実性増殖よりなり, 間質にはラセン動脈様の血管とともに, 類円形∼不定形の collagenous stroma が多数介在していた. 免疫染色では腫瘍細胞は CD10, vimentin, ER, PgR が陽性を示し, 以上の所見から子宮内膜間質肉腫と診断した. 本例の内膜細胞診では collagenous stroma を有する細胞集塊は, 一見腺癌を模倣する所見を示したが, retrospective には間質に多数の collagenous stroma の介在を伴った, 本例の組織像を反映する所見と考えられた.
    結論 : 子宮内膜間質肉腫では collagenous stroma が介在する場合もあることを念頭に置き, 細胞学的診断に際しては, 腫瘍細胞形態の注意深い観察が必要と思われた.
  • 浦野 誠, 藤原 真紀, 田中 浩一, 伊藤 里美, 平澤 浩, 桐山 諭和, 溝口 良順, 黒田 誠
    2012 年 51 巻 3 号 p. 198-203
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 乳腺に発生したまれな筋上皮癌の 1 例を報告する.
    症例 : 70 代, 女性. 右乳房の 1.5 cm 大の腫瘍に対し穿刺吸引細胞診が施行された. 2 相性を欠き結合性を有する多辺形の異型上皮集塊がみられたため悪性判定とし, 乳管癌を推定した. 切除組織では豊富な粘液基質内に類円形∼星芒状の腫瘍細胞が増殖する部分, 異型紡錘形細胞が間質線維増生を伴い増殖する部分および腺管様∼偽血管腔様構造をとり浸潤増殖する部分が混在してみられた. 免疫染色では腫瘍細胞は種々の筋上皮細胞マーカーに陽性を呈し, 筋上皮癌と診断した.
    結論 : 筋上皮癌およびその鑑別にあがる特殊型乳癌の多くは, ER, PgR, HER2 陰性のいわゆる “triple negative cancer” と認識されており, ER, PgR に陽性を呈する luminal type および HER2 に陽性を呈する HER2 type の乳癌と比して予後不良とされ, その細胞診断での鑑別および組織推定は重要と考える. 本例細胞像の後方視的な検討からは, Giemsa 染色での異染性間質粘液成分を詳細に観察すること, さらに腫瘍性筋上皮の細胞多彩性を念頭に置くことが組織推定のうえで重要と思われた.
  • 鬼松 幸子, 舩本 康申, 平口 貴子, 三谷 由香利, 横平 政直, 今井田 克己, 大森 正樹, 竿尾 光祐
    2012 年 51 巻 3 号 p. 204-208
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 血管腫性髄膜腫 (angiomatous meningioma) は髄膜腫の特殊な亜型であり, その発生も髄膜腫の 2.1%と頻度は低い.
    WHOgrade 1 に分類されているが, 細胞診所見の報告は少ない.
    今回われわれは, 術中迅速病理診断時に腫瘍の圧挫細胞診の併用が有用であった血管腫性髄膜腫の症例を経験したので, その細胞診像を中心に報告する.
    症例 : 75 歳, 男性. 交通外傷にて救急搬送され, 頭部単純 CT にて右前頭蓋窩に異常陰影が指摘され, MRI による画像診断にて髄膜腫が疑われた.
    頭蓋内腫瘤摘出術時の, 迅速病理診断時に腫瘍の一部を用いて Ultra-fast Papanicolaou 染色での圧挫細胞診も併用した.
    凍結病理標本では多数の血管様構造を認め, 肥厚した血管壁からは連続性に膠原線維様物質が著明に増生していた. 増生した血管・膠原線維組織間には核の腫大した細胞が孤在性に, あるいは数個の小集塊を形成して認められたが, これらの細胞の詳細な形態把握は困難であり, 明確な診断にはいたらなかった. 圧挫細胞診では, 断片化された多数の膠原線維様物質間に髄膜皮性髄膜腫に一致する腫瘍細胞が数個の結合性集塊を形成して出現する所見が得られ, 髄膜腫と診断する上で圧挫細胞診の所見が有力な手掛かりとなった.
    結論 : 血管腫性髄膜腫の凍結病理標本では血管と増生した膠原線維によって腫瘍細胞がマスクされた時に腫瘍細胞の詳細な形態把握が困難な場合があるが, 腫瘍の圧挫細胞診の併用が診断には非常に有用である.
  • 木下 勇一, 鷹巣 晃昌, 圦 貴司, 市邊 和男, 松永 志保, 高畠 希, 南雲 サチ子, 四方 伸明
    2012 年 51 巻 3 号 p. 209-213
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 自己免疫性膵炎 (AIP) は腫瘤形成性炎症性疾患で, しばしば膵癌との術前診断で切除術が施行される. 今回われわれは胆汁細胞診で疑陽性と判定し, 画像診断を踏まえて手術にいたった AIP の 1 例を報告する.
    症例 : 67 歳男性. 味覚異常, 褐色尿を主訴に来院. 血液生化学的検査で総ビリルビン異常高値, CT 検査で肝内胆管拡張を認め, さらに, ERCP, 胆汁細胞診が施行され, 腫瘍による閉塞性黄疸と診断された. 細胞診では背景に胆汁色素を認め, 配列の不整な細胞小集塊がみられた. 集塊構成細胞の核形は不整で, 微細∼細顆粒状クロマチンの軽度増量を認め, 疑陽性と判定した. 摘出した膵臓の割面は境界明瞭な病変で, 病変部は組織学的に膵管・小葉間の線維化がみられ, リンパ球や IgG4 陽性形質球の浸潤を豊富に認めた. 膵内胆管の上皮には炎症性変化とみられる細胞異型を認めた.
    結論 : AIP はステロイド治療が奏功する炎症性疾患であり, 手術を回避するためにも正確な診断が求められる. 今後, 臨床背景, 血清学的所見から慎重に判断し, 胆汁細胞診において異型細胞を認めた場合においても臨床的に AIP が疑われる症例に対しては, EUS-FNA による確認が必要であると考えられた.
  • 小林 徳子, 眞田 照一郎, 原田 智子, 佐竹 立成, 鬼頭 みち子, 青木 美砂, 右田 久子, 長坂 徹郎
    2012 年 51 巻 3 号 p. 214-219
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    ジャーナル フリー
    背景 : 尿管に発生した小細胞癌を経験したので, 腎盂尿管カテーテル尿, および自然尿細胞診標本における細胞像とともに両者の細胞像の違いについて報告する.
    症例 : 患者は 70 歳代, 女性. 右腰痛を主訴に他院で受診し, 尿路感染症が疑われた. 超音波検査, 逆行性腎盂造影にて右水腎が認められ尿路感染症が疑われた. 腎盂尿管カテーテルによる右腎盂尿細胞診が行われ, 悪性, 尿路上皮癌と診断され, 手術のため当院に紹介された. 手術前に自然尿細胞診が行われ, 悪性, 小細胞癌疑いと診断され, 右腎尿管摘出術が行われた. 組織学的検索では, 小範囲に尿路上皮内癌を伴った小細胞癌と診断された.
    結論 : 腎盂尿管カテーテル尿と自然尿細胞診標本で細胞診断が異なっていたが, この原因は腫瘍細胞の核径の違いによるものと考えられた. 腎盂尿管カテーテル尿の標本では, 自然尿細胞診標本中の腫瘍細胞より平均して核径が大きく, 小細胞癌の診断が困難であった. 自然尿中の腫瘍細胞は, 変性のため核が縮小するものと推測された. 腎盂尿管カテーテル尿中にも小細胞癌に由来する細胞が出現する可能性があることを認識しておくことが必要と考えられた.
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