日本がん看護学会誌
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最新号
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原著
  • 井上 智香, 菅野 雄介, 林 ゑり子, 小川 朝生, 渡邉 眞理
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_1_inoue
    発行日: 2026/02/27
    公開日: 2026/02/27
    ジャーナル フリー

    目的:本研究の目的は,高齢がん患者の治療選択に対して看護師が行う意思決定に関する高齢者機能評価の視点を基としたアセスメントと,意思決定支援の実践状況および関連要因の特徴を明らかにし,今後の意思決定支援の質向上に資する基礎的資料とすることである.

    方法:対象は,がん診療連携拠点病院の看護師とし,高齢がん患者の治療選択における意思決定に関するアセスメント34項目と意思決定支援27項目などを尋ねた.対象者436人のデータは,アセスメントと意思決定支援別に,因子分析および各項目の記述統計を算出し,単変量解析,重回帰分析にて対象者背景との関連を検討した.

    結果:アセスメントの因子構造は,【観察からアセスメントできる認知機能の情報】【本人のがん治療選択に関する価値観や意向の情報】など7因子に分かれた.実践状況は,体重減少,IADL,抑うつ症状に関連する情報収集の得点が低かった.意思決定支援では,【本人に適した意思形成・表明・実現支援】【支援者に求められる態度】など4因子に分かれ,認知機能に合わせた説明や多職種協働に関する項目の得点が低かった.関連要因ではアセスメントと意思決定支援ともに,病棟に比べて外来の合計得点が低く,支援経験が関連していた.

    結論:個々の高齢がん患者の特徴をとらえ,プロセスに沿った意思決定支援を行うための教育的支援の必要性が示唆された.

  • 田村 里佳, 茂田 玲子, 森下 純子, 矢富 有見子
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_16_tamura
    発行日: 2026/03/06
    公開日: 2026/03/06
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,がんに罹患した父親が家族と共に生きていくうえでどのような困難があるかを明らかにし,看護への示唆を得ることである.がん診断時に未成年の子どもを養育しており,がんの診断後5年以内の成人男性10名を対象に面接調査を実施し,質的帰納的に分析した.

    分析の結果,47サブカテゴリー,9カテゴリー,3大カテゴリーが生成された.

    【家族とのコミュニケーションの難しさ】は,《妻とでさえ理解し合えないと感じる》《子どもに病気や死について伝えることに難しさを感じる》という2つのサブカテゴリーが含まれた.【妻と子どもへの申し訳なさ】は,《妻に気持ちや子育ての面で負担をかけることを心苦しく思う》《子どもに気持ちの面で負担をかけていることを心苦しく思う》など5つのサブカテゴリーが含まれた.【父親らしさと家族との時間の喪失】は,《なりたい親になれないつらさを感じる》《子どもや家族の未来に自分がいないことを考えるとたまらなくつらい》という2つのサブカテゴリーが含まれた.

    看護師は,父親が自分のこと,妻と子どものことなど多岐にわたる不安と困難感をいだいていることを理解し,経済面,コミュニケーション,役割の変化など父親が困難と感じるポイントについて,ニーズに応じて家族のもてる力を高めていけるよう関わることができるとよい.

  • 大友 志穂, 吉屋 寿則
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_26_ohtomo
    発行日: 2026/03/13
    公開日: 2026/03/13
    ジャーナル フリー

    目的:病棟看護師が必要と考える在宅移行支援を明らかにすることである.在宅移行支援は,離島に住むがん患者が在宅療養を希望し,病棟看護師が在宅移行にかかわる一連の看護支援と定義した.

    方法:病棟看護師 6名を対象に半構造化面接を行い,質的帰納的に分析した.

    結果:【島の特性や患者と家族のニーズを収集し共有する】【島の特性から在宅移行が困難と判断し多職種連携を強化する】【島にある社会資源を活用しながら自宅での生活環境を整える】【患者と家族の状態を把握し継続看護を実践する】【さまざまなサポートを活用しながら他者との協働により意思決定し主体的に行動できるように働きかける】の5カテゴリが見出された.

    考察:本研究を通じて,離島に住むがん患者の在宅移行支援においては,病棟看護師による島の特性を踏まえたアセスメント,患者・家族へのエンパワーメント,多職種との協働が重要であることが明らかになった.病棟看護師は島の社会資源を最大限に活用し,患者と家族が主体的に意思決定し行動できる環境を整える役割を担う必要がある.エンパワーメントは患者・家族の自己決定を尊重し,それを支援する看護師の姿勢を求めるものである.このような支援を通じて,患者と家族が自らの療養生活を主体的に選び取る力を高め,生活の質向上に寄与することが期待される.

  • 田上 恵子, 吉岡 さおり
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_35_tanoue
    発行日: 2026/03/18
    公開日: 2026/03/18
    ジャーナル フリー

    目的:がん看護専門看護師によるEnd-of-Life期がん患者の「その人らしさ」を支える実践を明らかにする.

    方法:研究デザインは質的帰納的研究デザインであり,End-of-Life期がん患者の「その人らしさ」を支える実践について,がん看護専門看護師を対象に半構造化面接を実施した.分析方法は内容分析とした.

    結果:対象者は7名であった.その人らしさを支える高度実践は【患者本来の在りかたを率直に受容し,存在そのものを保証する】【患者の心のよりどころとして居続ける】【患者の権利と尊厳が守られたケアを探究する】【患者の物語を専門的な見識と共につむいでいく】【患者の不確かな未来を共有し,主体的な意思決定を支援する】【家族のレジリエンスを高め,患者・家族の危機への対応を支える】【多職種連携によるチーム医療のマネジメントを担う】に集約された.

    考察:がん看護専門看護師には,患者本来の在りかたを率直に受容し存在そのものを保証し患者の心のよりどころとして居続け,患者の権利と尊厳が守られたケアを探究する専門職としての心構えをふまえた実践の基盤があった.患者の物語を専門的見識と共につむぎ,患者の主体的な意思決定支援と家族のレジリエンスを高め危機への支援として患者の物語に専門性を織り込む実践があり,多職種連携によるチーム医療のマネジメントにおける全体のケアのかじ取りを担っていることが示唆された.

  • 川口 寛介
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_45_kawaguchi
    発行日: 2026/04/10
    公開日: 2026/04/10
    ジャーナル フリー

    目的:本研究の目的はロボット支援前立腺全摘除術(RARP)後の性機能および性負担感の変化および神経温存の有無による性機能への影響を明らかにすることである.

    方法:RARPを受けた患者108名を対象に術前および術後1・3・6・9・12カ月に6回の質問紙調査を実施した.評価項目は前立腺がん特異的QOL尺度であるExpanded Prostate Cancer Index Composite(EPIC)の性機能・性負担感スコアとし,経時的変化および神経温存との関連について線形混合効果モデルを用いて分析した.

    結果:6時点すべての調査に回答し欠損のなかった89名(82.4%)を分析対象とした.平均年齢67.0歳,神経温存ありの者は17名(19.1%)であった.性機能スコアは術後低下し,術前スコアと比べ術後5時点すべてのスコアが有意に低かった(p<0.001).性負担感スコアでは術前スコアと術後スコアに有意差を認めなかった.時間と神経温存の有意な交互作用を認め(p<0.001),神経温存あり群は術後性機能スコアが有意に高く,性負担感スコアが有意に低かった.

    考察:RARP後1年間の性機能と性負担感は異なる推移を示し,神経温存の有無により推移が異なっていた.治療選択時から性機能の変化について情報提供を行い,術後早期からのリハビリテーションによる性機能改善,術後経過に応じた心理的支援による性負担感の軽減が求められる.術後患者の性を身体的・精神的側面から支える看護の構築が課題である.

  • 白柳 葵, 森 莉那, 高橋 佳子
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_55_shirayanagi
    発行日: 2026/04/22
    公開日: 2026/04/22
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,舌がんの部分切除術を受けた患者の食事場面における心理社会的影響に関する経験を明らかにすることである.

    舌部分切除術を受け術後3カ月以上経過している患者5名に半構造化面接を行い,インタビューで得られたデータは逐語録とし,質的帰納的にカテゴリーを抽出し,カテゴリーの内容を類似項目にまとめ,各カテゴリーの内容を包括するテーマの命名を行った.

    舌がん部分切除術を受けた患者の食事場面における心理社会的影響に関する経験の語りから,『舌の機能低下に合わせた食べ方の試行錯誤』『滑舌の悪さから言葉が伝わりにくい不安と伝わらないもどかしさ』『舌がん術後に受けた周囲からのサポート』『社会的交流としての食事や趣味の機会の減少』『舌がん術後の症状と向き合う努力』の5つのテーマが抽出された.

    研究参加者らは,舌の機能に応じて食べられるものを模索しながら機能障害に向き合っていたが,社会的交流としての食事の機会の減少を引き起こしていた.また,周囲からの配慮に感謝する一方で気遣いを負担に思うなど,日常生活のなかでアンビバレンスに直面していたことが示された.

    このことから,看護師は入院中から退院後の外来受診時まで継続的に関わり,食事の価値観や生活状況,機能障害の回復過程に応じて必要な情報提供を行うなど,患者が明確な見通しをもち主体的に機能回復に向けて取り組むことができるように関わる必要があると考えられる.

  • 星 絵美子, 菅野 久美
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_65_hoshi
    発行日: 2026/05/01
    公開日: 2026/05/01
    ジャーナル フリー

    目的:膵切除術後に膵液瘻を合併した患者の体験を明らかにし,具体的な看護支援の 示唆を得る.

    方法:膵切除術を受け術後Grade B以上の膵液瘻を発症後2年以内の患者11名を対象とし,膵液瘻を合併してからの検査や治療,処置についてどう感じどう行動したか,入院生活に変化はあったのかなどをインタビューガイドを用いて半構造化面接を行い質的記述的に分析した.

    結果:膵切除術後に膵液瘻を発症し保存的治療を受けた患者の入院中の体験は,【正常ではない経過を身体の状態や医療者との関わりから察する】【膵液瘻の知識は得られたがまさか自分がなるとは思わない】【順調に回復していたはずの入院生活が一変する】【膵液瘻の治療は身体的にも精神的にも苦痛である】【常にドレーンを観察することで回復の判断の手がかりとする】【自分なりに工夫してつらい状況を乗り越える】の6カテゴリーに集約された.

    考察:膵液瘻を合併した患者のインフォームド・コンセントの内容については,患者の理解度を確認し,曖昧な知識と自分の症状とを結びつけることができるよう,看護師が適切な時期に患者が必要とする正確な情報を提供する必要がある.また,患者自身の身体に起きている変化が異常なのか通常の経過なのかを認識できるように,患者のニーズや回復状況に合わせて慎重に学習の機会を提供し患者自らが回復に関与する姿勢を醸成できるように援助すること,患者の苦痛を理解し医師と協力しながらできるだけ先の見通しを示す看護を提供することが必要であると示唆された.

  • 飯野 京子, 長岡 波子, 綿貫 成明, 清水 陽一, 野澤 桂子, 森 文子, 島津 太一, 小田原 幸, 藤間 勝子
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_82_iino
    発行日: 2026/05/15
    公開日: 2026/05/15
    ジャーナル フリー

    がん対策においてアピアランスケアは重点課題の1つである.しかし,個人レベルでの取り組みが多く,組織における優先度の低さ,管理者の理解不足,診療報酬が算定されないなどの課題が指摘されている.本研究の目的は,アピアランスケアを実装する際の促進・阻害要因を明らかにすることであり,特に促進要因を把握することに主眼を置いた.

    研究デザインは質的研究であり,半構造化インタビュー調査を実施した.面接内容は,組織的にアピアランスケアを導入する際の促進・阻害要因に関して,「実装研究のための統合フレームワーク(CFIR)」で設定し,演繹的アプローチによる質的内容分析を行った.

    対象施設は,がん診療連携拠点病院のうちアピアランス支援部門を有する,または近い将来に設置が決定している7病院とした.対象者は,管理者(n=5),実務担当者(n=11)であった.促進・阻害要因は,介入の特性,外的セッティング,内的セッティング,個人特性,プロセスの項目で整理した.その結果,促進要因47件,阻害要因22件が抽出され,アピアランスケアの実装には,組織的な取り組みの重要性を理解した病院幹部の存在が促進要因となり,多職種間でのアピアランスケアの理念や情報の共有と,ケアの連携の仕組みがないことなど,ケアの複雑性を含む外的・内的な要因が阻害要因として多様に抽出された.

    これらをふまえ,アピアランスケア実装のためのプログラムの開発を行う予定である.

  • 中尾 有花, 諏訪 さゆり
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_94_nakao
    発行日: 2026/05/20
    公開日: 2026/05/20
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,がんに罹患した認知症高齢者の治療の意思決定をインフォームド・コンセントを通して,専門看護師・認定看護師(CNS・CN)が,どのように支援しているかについて具体と理由を明らかにすることである.対象者は,認知症高齢者のがん治療の意思決定に携わっているがん,もしくは認知症に関するCNS・CN11名であった.

    方法は,個別に半構造化面接を実施し,医療者との話し合い前,話し合いの局面,話し合い後の3局面での支援の具体と理由について質的帰納的に分析した.

    結果は,話し合い前では【本人の意思決定能力が一番発揮できるようにがんにともなう身体面・周囲の人的・物的環境の調整】など6大カテゴリ,話し合いの局面では【本人の意思を尊重するために些細な行動や反応も見落とさず家族からの情報も加味して本人の思いを把握】など6大カテゴリ,話し合い後は【医療者優先のケアや治療選択にならないように,心身に及ぼすリスクの予防を含めた本人にとっての最善を検討】など8大カテゴリが抽出された.

    CNS・CNは認知症高齢者のがん治療の意思決定を支援するうえで,自身の偏見や価値観が意思決定支援により影響をもたらすことを認識していた.それを回避するためにも患者本人の意向を尊重し,多職種で支援していることが明らかとなった.自身の偏見や価値観には自ら気づきにくいことから,本人にとっての最善を選択でき,認知症であることを理由としたがん治療の差し控えを防ぐためにも,多職種によって支援することが重要である.

  • 永島 志, 川崎 優子
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_105_nagashima
    発行日: 2026/05/29
    公開日: 2026/05/29
    ジャーナル フリー

    目的:切除不能な進行消化器がん患者のがん薬物療法導入期における,有害事象管理をする時の自己効力を高める情報源の要素を明らかにする.

    方法:がん薬物療法導入期の切除不能な進行食道がん,胃がん,大腸がん患者7名を対象に,半構造化インタビューを実施した.得られたデータは,主題分析の手順を参考に質的帰納的に分析した.

    結果:情報源の要素として【身体の不調を認知したうえでの症状緩和】【身体感覚に基づく対応策の発見】【具体的な目安に基づく症状緩和】【身体を案じた具体的な助言の受け取り】など8つが明らかになった.また,情報源の認知に着目し,情報源の要素は《内的な気づき》《外的な働きかけによる気づき》《内的・外的な働きかけによる気づき》の3つに分類された.さらに,生成されたカテゴリの意味内容を Bandura の自己効力理論と照合したところ,4つの情報源のいずれかに位置づけられることが確認された.

    結論:患者は,身体の微細な感覚に基づく内的な気づきに加え,信頼する家族/医療者による助言や肯定的な評価,療養環境への配慮といった外的な支援を手がかりに,自己効力を高める情報源を得ていた.情報源に対する支援としては,患者の身体感覚や経験による内的な気づきを尊重しつつ,助言や肯定的評価,療養環境への支援を組み合わせて提供することが重要である.

  • 森井 淳子, 林田 裕美, 田中 京子, 徳岡 良恵, 中村 由美, 古谷 緑, 髙野 将宏, 岡田 美和
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_114_morii
    発行日: 2026/06/03
    公開日: 2026/06/03
    ジャーナル フリー

    本研究の目的は,がん患者の看護に携わるスペシャリストナースによるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の実践を明らかにすることである.

    対象は,近畿圏内の施設に所属するがん看護関連分野の専門看護師および認定看護師とした.データ収集方法は自記式質問紙調査法および半構造化面接法で,得られたデータを質的内容分析した.

    分析の結果,『ACP開始のタイミングを見極めて備える実践』『患者の価値観・希望・意向を尊重する実践』『家族の参画を促す実践』『患者の意向実現に向けた多職種連携の実践』の4領域が抽出された.

    スペシャリストナースは,タイミングを逸しないようACPにつながる患者からのサインを敏感にキャッチし,先を見越した臨床判断に基づき患者を包括的にとらえて支援の必要性を判断していた.さらに,患者が主体的に今後について考えられるように,病状理解と現状に向き合うことを支援しながら信頼関係を構築するため,継続的に関わっていた.これらの実践は,水準の高い看護ケアを効果的に提供するために培われた知識と技術に基づく臨床判断および倫理調整を含む支援であることが示唆された.

  • 近藤 徳子, 片岡 純
    原稿種別: 原著
    2026 年40 巻 論文ID: 40_131_kondo
    発行日: 2026/06/26
    公開日: 2026/06/26
    ジャーナル フリー

    本研究の目的はがん遺伝子パネル検査におけるがん看護専門看護師(OCNS)の役割に関して,OCNSが実践を評価するための質評価指標を開発することである.

    文献検討を基に,がん遺伝子パネル検査におけるOCNSの実践に関する質評価指標原案を作成した.専門家の意見により表面妥当性と内容妥当性を検討して原案を修正し,第2案を作成した.さらに,がん遺伝子パネル検査に関与するOCNS 424名に,第2案の内容妥当性(適切性・重要性)に関する調査を実施し,item-level content validity index(I-CVI),scales content validity index,averaging calculation method(S-CVI/Ave)から内容妥当性を検討し,評価結果を基に第2案を修正した.

    その結果,がん遺伝子パネル検査におけるOCNSの実践に関する質評価指標は,「患者のアセスメントと円滑な検査導入のための支援」3項目,「検査の十分な理解に基づいた意思決定のための支援」8項目,「検査結果に応じた患者個々の課題解決のための支援」5項目,「生殖細胞系列変異が確認された患者に対する支援」4項目,「ジェネラリストの能力向上と多職種連携のための教育・相談」2項目,「研究の実施および活動」2項目の合計24項目となった.

    本指標の活用により,がん遺伝子パネル検査に関わるOCNSは自己の看護を振り返り看護実践の問題点を明確にすることができ,ひいては,がんゲノム医療看護の質向上につなげることができると考える.

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実践報告
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