日本臨床栄養学会雑誌
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最新号
日本臨床栄養学会雑誌
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 篁 俊成
    2023 年45 巻4 号 p. 193
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
  • 橋本 貢士
    2023 年45 巻4 号 p. 194-205
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
    Developmental Origins of Health and Disease(DOHaD)学説は,胎生期や乳幼児期の様々な環境が成人期の健康および疾病の罹患に大きな影響を与えるという考え方である.多くの疫学および基礎研究から,母体の妊娠期から授乳期にかけての低栄養および過剰な栄養摂取が,子の成長後において肥満や糖尿病の発症リスクを高める可能性が示唆されており,DOHaD学説の正当性を裏つけている.肥満と糖尿病に関するDOHaDの分子メカニズムとしては,エピジェネティクスを介した代謝プログラムの変化が想定されている.すなわち胎生期や乳幼児期の栄養不足もしくは過多は,代謝関連遺伝子の発現様式に変化をもたらし,成人期における代謝状態に影響を及ぼすと考えられる.したがって妊娠期および授乳期の母体の栄養状態を適切に管理することで,子の健康や将来の成人期の疾患リスクを低減することが期待される.DOHaD学説に基づいて,一個人の人生全体を時間的に俯瞰した包括的医療としてのLife-course medicineが肥満や糖尿病の先制医療として期待される.
  • 中田 恵理子, 百木 和, 三田村 しのぶ, 首藤 誠, 竹澤 健介, 古野 幸子, 野原 綾, 新名 洋美, 織田 奈央子, 藤林 真美
    2023 年45 巻4 号 p. 206-217
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
    【目的】本研究の目的は,運動習慣のある中高齢男性における生活の質(QOL)の実態を把握し,日本食の食事パターン,および日本食の食事パターンを構成する食品群摂取量との関連を明らかにすることである. 【方法】本研究は,横断研究である.マスターズ陸上競技大会に参加した50 歳以上の男性14 名(平均年齢60.5±9. 5歳)を対象に,QOL 評価(WHOQOL-OLD),握力測定,食事調査を実施した.食事調査の結果から日本食スコア(JDI12,rJDI12)を算出した.QOL中央値で群分けした2 群間によりQOL下位領域,握力,日本食スコアおよび食品群摂取量を比較した. 【結果】QOL の総合得点(中央値(四分位範囲))は,低値群で3.7(3.4;3.8,n= 7),高値群で4.0(4.0;4.3,n= 7)であった.QOL 低値群は高値群に比べて,DAD(死と死にいくこと)の得点が低く(p= 0. 017 ,効果量 0. 60),握力が低かった(p= 0. 038,効果量0. 51).QOL 2 群間でJDI12 とrJDI12 に有意差はなく,QOL 低値群は高値群に比べて,果物の摂取量が有意に少なかった(p= 0.007,効果量 0.66). 【結論】運動習慣のある中高齢男性において,QOL の2 群間でQOL の下位領域に差を認めた.QOL を良好に保つためには,筋力維持や,日本食の食事パターンを構成する食品群のうち果物の積極的な摂取が重要である可能性が示唆された.
  • 前 明日美, 丸山 千寿子, 梅澤 愛理子, 上村 裕美子
    2023 年45 巻4 号 p. 218-238
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
    【目的】日本動脈硬化学会は動脈硬化性疾患予防に“The Japan Diet” (JD)を推奨しており,不適切な食習慣にある若年者に栄養教育を行う意義は大きい.そこでJDを推奨する遠隔栄養教育プログラムを立案し効果と課題を検証した. 【方法】生活習慣病リスクを有する22 ~ 39歳の某商社男性社員34名に3 ヶ月間の遠隔栄養教育を実施した.オンラインで,初回,4週後,8週後に個別指導を行い,体重とJD構成食品群摂取のセルフモニタリング(SM)を指示した.介入前後に写真法による食事調査,簡易食物摂取頻度調査(Plus 1 Minus 1),身体計測,血圧測定と血液生化学検査成績を得た. 【結果】介入によりJDで摂取を勧める食品群のPlus 1 Minus 1による摂取頻度はすべて増加し,控える食品群は減少し(p<0.01),食品群別摂取量では未精製穀類,緑黄色野菜,大豆,魚は倍増し(p<0. 05),脂の多い肉類が半減した(p<0.01).体重,臍周囲径,収縮期血圧(p<0.01),血中脂質(p< 0. 05)が低下した.SM シートへの入力頻度は4週目までは体重が週4. 3回,食品摂取が4. 9 回で,介入期間中に減ったが,全員がJD の実践に「役に立った」と答えた. 【結論】JD摂取を推奨する遠隔栄養教育プログラムの有用性が示唆され,実施効率の高いシステムとプログラム開発の意義が示された.
  • 山尾 尚子, 石井 梨絵, 松井 遥, 中村 晃洋
    2023 年45 巻4 号 p. 239-242
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
  • 秦 葭哉
    2023 年45 巻4 号 p. 243-247
    発行日: 2023/12/21
    公開日: 2025/07/23
    ジャーナル フリー
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