規模の大きい岩盤崩壊としての地すべりは多くの地点で調査, 観測および対策等が行われてきたが, 滑動を起こす前の不安定な斜面が抽出されれば, 被害を未然に防ぐだけでなく経済的かつ効果的な対策が期待される。
地すべりの地形, 地質の研究は進み, その特徴が明らかになってきているが, どの程度の特徴や兆候で不安定斜面と判定するかは専門家の経験に頼るところが多い。
ここでは国内約100箇所の地すべり斜面および300箇所を上回るその周辺斜面を対象として, 空中写真判読および現地調査により地形, 地質の特徴等を整理し, 評点法による安定度の診断を試みた。
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