応用地質
Online ISSN : 1884-0973
Print ISSN : 0286-7737
検索
OR
閲覧
検索
53 巻 , 4 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
論文
  • 酒井 利彰, 井岡 聖一郎, 五十嵐 敏文
    原稿種別: 論文
    53 巻 (2012 - 2013) 4 号 p. 172-182
    公開日: 2014/02/28
    ジャーナル フリー
     北海道北部サロベツ原野における沖積層の地下水流動系を評価することを目的として,地下水の現地調査により水文地質構造を明らかにし,その結果に基づく地下水のモデル計算を実施した.既往研究によると沖積層の地質は泥質主体である.沖積層のうち,最大海進期の粘土質堆積物であるHo-la層が難透水性を示し,観測された水理水頭の季節変化や地下水の水質からはHo-la層が上下の地下水流動を制限していると推定された.また,水理水頭は,サロベツ原野東端部の基盤岩周辺において最も高い値を示し,浅部や西側ほど低くなる傾向が観測された.この高い水理水頭値の形成には構造運動が関係すると推定した.地下水流動モデルを用いた解析により,高い水理水頭の分布範囲を推定した.
    抄録全体を表示
  • 猪原 芳樹, 大山 隆弘, 窪田 健二
    原稿種別: 論文
    53 巻 (2012 - 2013) 4 号 p. 183-190
    公開日: 2014/02/28
    ジャーナル フリー
     地下の酸化還元環境については,一般的には地下水の酸化還元電位の測定や岩石の化学分析などから評価される.低レベル放射性廃棄物の余裕深度処分技術の開発を検討している青森県六ヶ所村の日本原燃(株)の試験空洞周辺に分布する新第三系堆積岩類の酸化還元環境について,ドリル削孔式水質調査法による地下水水質測定や自然電位測定を実施した.pHと自然電位は他の測定項目と比べて繰り返し測定でもばらつかず安定した値を示すことや,酸化領域と還元領域で異なる値を示すとともに,還元領域では測定深度の低下に伴って値が高くなる特徴的な測定値分布を示すことなどが明らかとなった.pHと自然電位を用いた調査手法は,原位置での酸化還元環境の評価に有効なものになると考えられる.
    抄録全体を表示
報告
  • 檀上 尭, 川崎 了
    原稿種別: 報告
    53 巻 (2012 - 2013) 4 号 p. 191-200
    公開日: 2014/02/28
    ジャーナル フリー
     筆者らは,国内外の文献において報告例が少ないビーチロックの物理・力学特性を把握し,さらに一軸圧縮強度と各種特性の相関を検討することを目的として,原位置試験および室内試験を実施した.その結果,ビーチロックの湿潤状態における一軸圧縮強度は,調査地点A,M,Gでそれぞれ平均値11.14 MPa,標準偏差4.50 MPa(サンプル数6本),平均値19.91 MPa,標準偏差7.68 MPa(サンプル数3本),平均値42.23 MPa,標準偏差12.64 MPa(サンプル数6本)であった.また,ビーチロックは時間の経過に伴って,含水比が低下し,密度および一軸圧縮強度が増加しており,一軸圧縮強度qu(MPa)と形成年代t(y Cal BP)の間には,qu=0.00000654 t2+0.0101t(相関係数は0.825)なる傾向がみられた.
    抄録全体を表示
提言
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top