応用地質
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54 巻 , 4 号
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論文
  • 城森 明, 鈴木 浩一, 山口 覚, 城森 信豪, 近藤 隆資
    原稿種別: 論文
    54 巻 (2013 - 2014) 4 号 p. 154-167
    公開日: 2014/04/16
    ジャーナル フリー
     地下水あるいは防災などのための調査に有効な深度10~100m程度を対象とした3次元比抵抗構造を探査するために時間領域電磁探査(PTDView)装置を開発した.本稿ではその装置の特徴,機器構成および野外での検証実験の結果について述べる.
     3次元探査は多点かつ高密度での測定を行う必要があるが,従来の探査の場合,多くの時間とコストが必要である.しかし,PTDViewは,空中電磁探査技術を応用することにより,可搬性に優れ,比抵抗構造を迅速に測定できる探査である.
     対象とする深度を時間領域電磁探査法で測定することを検討した結果,装置には1μs以内の時刻同期,最大振幅で正規化したときに10-4より高い磁場測定値の分解能が必要であることがわかった.PTDView装置は,GPS時刻同期と24bitの分解能のAD変換器により,これらの高分解能を可能にした.
     PTDViewの適用性を確認するために,まず1次元解析が成立すると考えられる水平多層構造の場所(神奈川県三浦半島および大阪南部)で測定を行った.PTDViewにより比抵抗構造を求め,電気検層あるいは電気探査の結果と比較した.その結果,両者の比抵抗構造は整合し,PTDViewが有効であることが確認された.この手法を用いて,淡路島北部の野島分岐断層を比抵抗構造により追跡して,その詳細な位置を把握することができた.PTDViewは,測定時間も短く,コストの観点からも実用的な探査であることが示された.
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  • 佐藤 稔, 高橋 学, 竹村 貴人
    原稿種別: 論文
    54 巻 (2013 - 2014) 4 号 p. 168-174
    公開日: 2014/04/16
    ジャーナル フリー
     付加体における未固結-半固結堆積物の変形に伴う透水特性を評価するために,砂とセメントを混合した人工供試体に対して三軸圧縮試験を行った.せん断帯が癒着するか開口割れ目を形成するかは,供試体の持つ強度と,外部から受ける拘束圧条件によって変化した.また,三軸圧縮試験で癒着せん断帯を形成した供試体の内部構造を調べるために,マイクロフォーカスX線CTを利用した.その結果,癒着せん断帯ではせん断帯わきよりも空隙率が低いことが確認された.また,薄片観察では癒着せん断帯での粒子破砕は見られなかった.このため癒着せん断帯では,せん断により粒子配列が密になることで空隙率が減少すると推定した.比較的透水性の高い砂質堆積物でも,癒着せん断帯が形成されることで流体の移動を規制する層となると考えられる.
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