教育情報研究
Online ISSN : 2432-1745
Print ISSN : 0912-6732
30 巻, 3 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2015 年 30 巻 3 号 p. Cover1-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2015 年 30 巻 3 号 p. Toc1-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 日高 義浩, 永野 雄作
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 3-9
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    筆者らは教育現場において,「子どもの進路についてよくわからない」など,進路に関する質疑を保護者から受けることが多い.そのような経験から,今回,工業高校において保護者と連携し,進路指導に関連した面接指導を実施した.本論文は,その実践事例に関する調査研究を主としている.その実践終了後に,参加した保護者を対象に質問紙を用いた調査を行った.その質問紙調査について分析した結果,(1)進路実践会は,学校での進路指導に関する具体的な指導や面接練習の方法が理解出来たこと,(2)保護者として進路について不安に感じていることは,生徒と進路に関し会話することが不安であること,(3)(2)に挙げた不安は,保護者と生徒間で会話を行うことでそれを解消することにも繋がっていること,を明確にした.
  • 野尻 智之, 川崎 聡大
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 11-22
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    AACとATが肢体不自由障害児者,特に重度重複障害児者に有効であることは先行研究によって言及されており,支援機器の利用が拡大していることは学校現場における支援機器やソフトウェア等の所有数の調査から報告されている.しかし,それは機器の充実を表しているにすぎず,AAC・ATが十分に本来の意味を理解され活用されているかどうかを十分に反映しているとは言い難い.そこで,質問紙法による調査を全国の肢体不自由特別支援学校に実施し,使用場面や頻度等活用状況についてアンケートを行い,AAC・ATが学校現場でどのように利用されているのかを調査した.その結果から,AAC・ATが十分に理解・活用されているとは言い難く,学校間で利用状況や活用頻度などに大きな差があることが明らかになった.また,その差は専門的知識を有する教員の存在やAAC・ATを推進するための専門部署の有無などが大きな要因となっていることがわかった.
  • 山崎 宣次, 掛川 淳一, 小川 修史, 加藤 直樹, 興戸 律子, 森広 浩一郎
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 23-35
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    通知表の所見は,経験年数がある教員においても表現の偏りが出るなど,記述に苦労する校務である.しかし,実際に記述された内容の分析や表現の偏りを防ぐ支援については,ほとんど先行研究がなされていない.本研究では,小学校通知表の所見データに対してテキストマイニングを利用した教員間比較を行い,他の教員と比べてある教員が特に多用する特徴的な単語を,その教員の特徴単語として抽出した.結果,抽出された特徴単語は所見において,より偏った使い方がなされていた.また,対象教員の特徴単語を提示することで記述パターンの固定化を避けるための気づきを,他の教員の特徴単語を提示することで,単語のレパートリを広げるための気づきをそれぞれ対象教員に与えることができた.これにより,表現の偏りに対し,テキストマイニングで得た特徴単語を用いて所見の記述を支援できることが示唆された.
  • 本村 猛能, 森山 潤
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 37-48
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    本研究では,我が国の中高生が抱く情報教育のカリキュラムに対するイメージ(以下,カリキュラム・イメージとする)の時系列的な変遷を把握し,今後の情報教育のカリキュラムのあり方を検討した.情報教育の史的展開を1985〜1999年の成立期,2000〜2008年の展開期に分け,それぞれの時期に筆者らが実施した調査の結果を整理した.その結果,学習者が情報教育に対して抱くカリキュラム・イメージの因子構造は,専門高校と中学校及び普通教育で変遷の様相が異なっていた.専門高校では,成立期・展開期共にそれぞれの時期に施行されていた学習指導要領に示された情報教育の目標・内容に即したカリキュラム・イメージが学習者に形成されている様相が把握された.これに対して,中学校及び普通高校では,それぞれの時期に施行されていた学習指導要領に示された情報教育の目標・内容よりも,社会の情報化の進展に伴うトピックの変遷に強く影響されていることが示唆された.
  • 中尾 教子, 三輪 眞木子, 青木 久美子, 堀田 龍也
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 49-60
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    本研究では,ICT活用に関する促進要因や阻害要因を同定すると共に,教員によるICT活用の受容過程について明らかにするために,教科指導において日常的に実物投影機とコンピュータを活用している小学校を対象にケース・スタディを実施した.その結果,「ICT環境に対する不満」「ICT活用に関する不安」という2つの阻害要因が見出された.活用開始時には抵抗感があり,活用の過程では,教室環境に対する不満や活用への負担感を抱えていた.一方で,「ICT環境の改善による使い勝手の向上」「ICTの効果の実感」「校内での情報共有」という3つの促進要因が見出された.より使いやすいICTが選択され,説明時間の短縮等,ICTの効果を実感していた.また,校長が意図的に配置した担当者の存在があり,ICT活用に関する校内での情報共有が図られていた.これらの過程を経て,教員は,ICTを教具の選択肢の1つとしてとらえ,活用することで授業の質の向上につながると認識していることが明らかになった.
  • 白川 雄三, 神谷 善弘, 中嶌 康二
    原稿種別: 本文
    2015 年 30 巻 3 号 p. 61-70
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
    本論文は,インストラクショナルデザインの手法を活用して作成した教材を,実際の授業で使用することによって,学習者に及ぼす効果を計り,分析することを目的としている.事後のアンケートの結果,本教材は,インストラクショナルデザインの手法によって受講生の学習を促進したことが認められた.また,(1)連続性のあるChapterのそれぞれで学んだことを実習で成果蓄積していくという教材のコンセプトが,実際の学習において効果的に実現されていること,(2)「評価基準表/達成度自己チェック表」を記入する作業が,教材の全体図と自分の現在の位置をイメージさせる一助となる役割を果たしていること,(3)各Chapterの学習目標,学ぶ内容が予めわかったうえで学習できたことが「頑張ればできそうだ」と思えることに大きな影響を与えていること,(4)教材の全体図と自分の現在の位置がわかり,学習しやすかったことが,学習完了の際の達成感に繋がったこと,などが認められた.
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App1-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App2-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App3-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App4-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App5-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2015 年 30 巻 3 号 p. App6-
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/03/03
    ジャーナル フリー
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