巻号一覧
5 巻 (1934)
- 2 号 p. 147-
- 1 号 p. 1-
5 巻, 2 号
選択された号の論文の13件中1～13を表示しています
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前川 徳次郎1934 年 5 巻 2 号 p. 147-165
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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三木 泰治, 永澤 勝雄1934 年 5 巻 2 号 p. 166-193
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
ジャーナル フリー1.枇杷の地上部並に地下部器官の成長に關する知見を得んが爲め千葉高等園藝學校果樹園に於て田中・茂木兩品種に就き觀察する所があつた。
2. 枇杷の枝梢の成長には三つのサイクルがあり,結果枝と發育枝とに依り其趣を異にする。本年結實枝の採牧痕から萌出せる新梢及本年の新梢から萌出せる副梢の成長には二つのサイクルがあるが,それが結果枝たると發育枝たるとに依り其趣を異にし,後者は單に一サイクルの成長を營むに過ぎない。
3. 枇杷の根の成長には通常四つのサイクルがあり,各サイクルに於ける新根發現數,伸長度,伸長持績期間等は品種,年度等に依り若干趣を異にして居る。
4. 枇杷の果實の成長は一サイクルのS字形曲線をなし,通常5月下旬より重量,大さ,果肉の厚さ等の急速なる成長を營むもめである。
5．枇杷の新根の活動は枝條の萌發と相前後して行はるるも,其後兩者は交互成長を營むものの如くである。尚果實の最大成長は枝條發育の第一サイクルの後半,即其成長停止期に行はれ,而も此時期は根の成長の第二サイクルに相當する。
6. 枇杷の各種栽培慣行と地上部並に地下部器官の成長相との關係に就き若干の考察が行はれた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1950K) -
1934 年 5 巻 2 号 p. 193
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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須佐 寅三郎1934 年 5 巻 2 号 p. 194-221
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
ジャーナル フリー本縣苹果在植品種の缺點と栽植上の缺陷から品種改良並に自家,他家交配研究の必要を感じ,昭和三年より繼績的に實驗を重ね.其内昭和四年より同八年迄の成績の概要を述べると次の如くである。
1. 本縣主要苹果の花期は五月中旬より約三週間に亙る。印度が最も早く,國光が最も遲い。其期間は該年の花期好天なる時は短かく各品種の盛花期相接近する。之れに反し花期に低温又は降雨績く時は著しく其花期延長し各品種の盛花期を離す。同花期の良晶種を混植の要がある。
2. 108品種中花粉の不良なるもの25種,中庸なるもの23種,花粉の發芽率60%以上を示すもの60種ある事が分つた。
3. 雌蕋の雄蕋に對する長短と花粉能力又は受精との關係は未だ認めない。
4. 花粉管放長の方向は性的親和力に影響を受くる事著しく強い。
5. 苹果の花粉は攝氏13度内外の低温に於ても良く發芽す。
6. 花粉管が伸長したる時降雨あれば著しき破裂現象を招來す。之れは受精作用に影響甚大なる事を推察す。
7. 苹果の花粉は粉状乾燥状態にて貯藏すれば1ケ年以上發芽するものがある。
8. 自家交配で自家不稔性の品種10種，弱自家結實性のもの9種，自家結實性と認め得るもの9種あつた。就中,主要品種では祝では殆んど自家不稔性で. 22%, 國光は稍自家結實性で3.07%, 紅玉は8.5%, 印度は10.05% なるが,ゴールドンヂリシヤスは16%, イングラムは33.16% の自家結實性ある事が分つた。之に反しデリシヤスは完全に自家不稔性である必す,紅玉,印度又はゴールドンデリシヤス,祝等と混植するを要すう。
9. 他家交配25品種の平均結果率は22.76%で,自家交配28種平均結果率5.08% に比し約4倍半の結果率である。混植の必要が顯著である。
10. 花時天候惡しき年に於ても他家交配試驗は顯著なる好結果を示した。故に花時寒濕なる氣候續く時は出來る丈人土交配を行ふか，又は花粉の媒介者昆蟲の集合を計る爲め果園の乾燥と氣温を高める事が有效であると思ふ。
11. 他家交配に於て兩性器關が完全であ場合は相互嫌忌性は未だ判然と認められない。然し近親間に於ては相互嫌忌性があるかも知れない。
12. 他家不結實は兩性機關が不能性であるか,何れか一方が不能的である場合に起るのが多いと思はれる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2551K) -
Y. ASAMI, FUJIKO HAYAMI1934 年 5 巻 2 号 p. 222-232
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
ジャーナル フリー(1) The relative rate of growth of pollen tubes in the style, of selfed and crossed flowers in the Japanese pears, Chojuro, Nijisseki, and Waseaka was determined.
(2) The pollen tubes travelled down nearly to the base of style in self pollina-tion, though their. progress was very slightly slower than that in cross pollination, but then their growth was decidedly arrested so that they could not force their wayy into the ovary.
(3) In a greenhouse of about 70° F. the pollen tubes progressed down in the style nearly twice as fast as those in open air in the first 24 hours, but after that their growth rate was decidedly depressed and no tubes penetrated into the ovary in self pollination.
(4) The behaviour of growth of pollen tubes in the incompatible crosses, Ichiharawase×Meigetsu, and Taihaku × Waseaka, was examined.
(5) The progress of pollen tubes in the style was slower in incompatible than in compatible crosses and the retardation of pollen-tube growth occurred more remarkably in the case of cross-incompatibility than in that of self-incompatibility, yet the pollen tubes had traversed more than two thirds of the entire distance in the styles collected 7 days after pollination in cross-incompatibility.
(6) The pollen tubes which formed a swollen end were seen in both com-patible and incompatible pollination, but they appeared more frequently in the styles in incompatible pollination, and they were not found in the styles collected early after pollination in compatible as well as in incompatible pollination, and as the style was collected later, they appeared therein more frequently in incompatible pollinations.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (556K) -
江口 庸雄1934 年 5 巻 2 号 p. 233-250
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
ジャーナル フリー以上諸點を綜合すれば低温と日照時間の短縮に由つて露地自然區のものより約1ケ月,苺の花芽分化期を促進する事が出來,低温 (5°C) と短日 (10時間)との併用されたものは短日操作 (10時間)だけのものより約10日花芽分化期が促進され低温に由る花芽分化促進の效果を認める事が出來る。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1508K) -
藤村 次郎1934 年 5 巻 2 号 p. 251-258
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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I. 果實の大きさに及ぼす花粉の直接影響梶浦 實1934 年 5 巻 2 号 p. 259-271
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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出光 勝兵衞1934 年 5 巻 2 号 p. 272-280
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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中島 汀1934 年 5 巻 2 号 p. 281-292
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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井上 頼數1934 年 5 巻 2 号 p. 293-296
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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川口 正英1934 年 5 巻 2 号 p. 297-299
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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Y. ASAMI, T. KADOTA1934 年 5 巻 2 号 p. 300-305
発行日: 1934年
公開日: 2008/12/19
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