水文・水資源学会誌
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12 巻, 6 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 新藤 静夫
    1999 年 12 巻 6 号 p. 455-458
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 戦国時代の普請
    笹本 正治
    1999 年 12 巻 6 号 p. 459-469
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
  • 入江 光輝, 関口 由紀江, 石川 忠晴
    1999 年 12 巻 6 号 p. 470-480
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
    生活に使用されている井戸では,揚水されるたびに細かな水位変動が生じる.その際の水位回復速度は,その時期の水位に対応する見かけの透水係数を反映していると考えられる.そこで,本研究では,このような水位変動のデータから地盤の透水係数の鉛直分布を推定する方法論を述べるとともに,一つのケーススタディを提示する.水位回復過程の解析には,入江ら(1999)の提案した飽和・不飽和浸透流計算手法を円筒座標系に書き換えて適用した.また,計算手法の妥当性を室内実験で検証するとともに,透水係数以外の土質パラメーターの影響度を検討し,本問題に対する同計算法の適用性を明らかにした. 横浜市西部にある和泉川流域の関東ローム台地において井戸水位の現地観測を実施し,種々の水位条件における日間水位変動を抽出した.次に,上記の浸透流計算法によって個々の水位回復過程を再現し,各時期における見かけの透水係数を算定した.この結果をもとに,地盤の層構造と各層の透水係数を推定したところ,同地点周辺において過去に得られている地質資料と十分整合する結果が得られた.
  • 横尾 善之, 風間 聡, 西村 仁嗣, 沢本 正樹
    1999 年 12 巻 6 号 p. 481-491
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    12のダム流域において,既存の最適化手法を用いてタンクモデル定数を決定した.国土数値情報から流域の勾配,土壌,表層地質,土地利用などの地理的特徴を示す値である“流域特性値”をそれぞれの流域について求めた.重回帰分析法を用いて両者の関係を調べることにより,各モデル定数は流域の地理的特性値を独立変数として簡単に決定できることが示された.また,得られた重回帰式を2つの流域に試験的に適用した結果,本手法が長期流出モデルとしてのタンクモデルの構築に有効となる可能性が確認された.
  • 児島 正洋, 佐渡 公明, 中尾 隆志
    1999 年 12 巻 6 号 p. 492-501
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    地中伝熱量が地表面熱収支に及ぼす影響に関する詳細な研究はこれまでほとんど行われていない.本研究では,まず北見工業大学内にある寒地気象観測露場(以下,露場と呼ぶ)における実測データを用いて地温および地中伝熱量の実用的計算法について検討した.この実用的計算法は,土壌熱特性値を近似的に一定と扱えるz-t平面の半無限場において,比較的簡単な初期条件と境界条件のもとに熱伝導方程式の解析解を求めることに特徴がある.その結果,境界条件と初期条件を実測値に基づいて与えた場合,地温の計算値は地表面境界条件より初期条件の影響を強く受け,深さ方向に一定の値を与えた場合より,3次式を用いた方が計算精度が良かった.一方,地中伝熱量の計算値は地表面境界条件の影響を強く受け,区分的一定より区分的線形とする方が計算精度が高かった.次に,地中伝熱量の影響の程度を表す指標として伝導対流比を提案した.露場における1時間平均熱収支において,地中伝熱量の影響は日の出,日の入り付近で無視できる場合があった.さらに,地被状態の違いによる顕熱・潜熱輸送量および地中伝熱量への配分割合の違いについて文献調査を行い,三角座標を用いて表し,平均化時間が日単位あるいはそれ以上の場合に必ずしも地中伝熱量の影響が小さくなるとは言えないことを示した.
  • 劉 剛, 石川 重雄, 長坂 貞郎, 丸山 利輔
    1999 年 12 巻 6 号 p. 502-510
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    本論文は,年最大降雨量を母集団とする確率分布に関する研究である.降雨には年総雨量,日雨量,時間雨量及び10分間雨量の4種をとり,場所には札幌,仙台,前橋,彦根,松山,福岡の6気象台のできるだけ長年の資料を採用した. まず,Table 2に示す5つのタイプの確率密度関数を採用し,(3)式で定義される2乗平均誤差によって精度の評価を行った.その結果,各降雨共,I型からV型に進むに従って誤差は小さくなることが示された.次に,降雨資料を同定期間と検証期間に2分し,確率降雨推定という立場から検討した結果,同定時の係数が検証時には,最適でないことが示された. 次に,対数正規分布の性質を利用して,確率密度関数の統合化を試みた.観測値xi,を平均xmで除した値の対数を取り,更にそれをその標準偏差σで除して基準化した.その結果,降雨集計時間に拘わらず,同一直線に統合されることが認められた.また,上述の6地区の直線も,ほぼ同一の直線に統合されることが示された.この方法は,資料数に対して,再現期間の短い内挿の場合に有用である.
  • 近藤 昭彦, 中山 大地, 辻村 真貴, 蔵治 光一郎
    1999 年 12 巻 6 号 p. 511-516
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
    全世界の実験流域において観測された年間および月間の水損失量,すなわち降水量から流出量を差し引いた残差のデータを収集してデータベースとして蓄積し,WWWを通じて公開した.年間の損失量は年間の実蒸発散量と見なすことができ,このデータベースを地理情報システム(GIS)で運用することによって,実蒸発散量の全球分布を描くことができる.重要な点はこのデータベースが観測事実のデータベースであるという点である.今後,フラックスを計算するモデルの検証データ,あるいは衛星リモートセンシングのグランドトゥルースデータとして利用できる可能性がある. このデータベースの運用例として,年蒸発散量を年降水量に対してプロットした図を示した.年蒸発散量は年降水量の増加に伴い,ほぼ1:1の直線に沿って増加するが,ある年降水量からこの直線を離れる.この点は地域によって異なり,その地域の水文環境を支配する重要なパラメーターである.また,湿潤熱帯における最大年蒸発散量は約1,800mmであり,最大値に達した後は降水量の増加に伴って蒸発散量は現象するように見える.これは降水量の増加が正味放射量の減少に結びつくためと考えられる.
  • 世界水ビジョン「川と水」委員会事務局 , 岡積 敏雄, 加納 敏行, 遠山 正人
    1999 年 12 巻 6 号 p. 517-519
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 牛山 素行
    1999 年 12 巻 6 号 p. 520-521
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 牛山 素行
    1999 年 12 巻 6 号 p. 522-528
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 福嶌 義宏, 鷲見 哲也, 服部 重昭
    1999 年 12 巻 6 号 p. 535-536
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • 西田 顕郎
    1999 年 12 巻 6 号 p. 538-539
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
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  • 小松 陽介
    1999 年 12 巻 6 号 p. 540
    発行日: 1999/11/05
    公開日: 2009/10/22
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