地域資源や農地情報の収集, 管理技術等にGISを用いた調査研究について紹介する。GISデータと衛星データから, 水田への水入れ時期の解析, GISデータ, 農業センサス, DEMを用いた茶園の労働生産性の定量化手法, GISと水理解析手法を結合させたモデルによるため池群の洪水軽減効果解析, GISを用いたバイオマス再資源化施設の配置計画, について説明する。
また, GISを先進的に導入し利用している県土連 (岡山, 宮城, 山形) や自治体 (岐阜県および長野県南牧村) の概要について説明する。県土地改連では関連データの電子化, 業務にGISを組み込んだシステムの構築等を独自に行っていた。自治体においても, 使用目的を考えた統合型システムが構築されていた。
抄録全体を表示