農業農村工学会誌
Online ISSN : 1884-7196
Print ISSN : 1882-2770
82 巻 , 6 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 松尾 勝則, 佐藤 太郎, 本田 純一
    2014 年 82 巻 6 号 p. 463-466,a1
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    新潟県では,農業生産基盤の維持発展のために用排水施設整備や農地整備などを計画的に推進してきた。近年,農家の高齢化や後継者不足などの農業情勢の変化に加え,農業水利施設の老朽化など農業農村を取り巻く多くの課題が顕在化しており,今後の農業農村整備においては,地域農業の展開方向や環境負荷の低減,自然エネルギーの活用などの新たな社会的なニーズを的確に把握しながら,農地および農業水利施設の整備・施設管理・更新を進めることが必要となっている。これらの課題に対応し,新潟発の技術指針として策定することを目的に平成22年度から新潟大学農学部との官学連携により進めている調査研究の取組みを紹介する。

  • 石垣 広男, 松本 和貴, 佛田 利弘, 濱田 栄治, 栂 宗一郎, 澤本 和徳
    2014 年 82 巻 6 号 p. 467-470,a1
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    本県の中山間地域では,過疎・高齢化が進行しており,農地およびため池など農業施設の整備や補修に係る農家負担ができず,多くの農地が耕作放棄地となってきている。このことから,農家負担軽減のため整備コストを最小限に抑え,地域の実情に応じたきめ細やかな農地・農業水利施設の整備を推進し,多様な担い手による耕作放棄地の未然防止や解消を図ることが重要である。本報では,整備コストを抑え担い手の参入を促進するため,担い手農家などと連携した簡易な農地改良手法について述べる。

  • 石川 英一
    2014 年 82 巻 6 号 p. 471-474,a1
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    全国で最も高い水田率のもと,富山県の農業は米を中心に展開されている。水田農業の発展は,本県が先駆的に取り組んできた農業水利施設や農地の整備に負うところが大きい。一方,農産物価格の低迷や担い手の減少・高齢化,TPP交渉など農業・農村を取り巻く環境は大きく変化している。国では今後の農政のグランドデザインとして「農林水産業・地域の活力創造プラン」が取りまとめられた。こうした中で,意欲ある農業者が安心して営農を展開できるよう,優良な生産基盤を整備・保全していくことが農業農村整備の重要な役割である。本報では,富山県の農業・農村を巡る現状と課題などを概観し,農業農村整備の今後の展開方向を述べる。

  • 市埜 吉孝
    2014 年 82 巻 6 号 p. 475-478,a1
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    福井県は日本海側に位置し,稲作を中心とした農業が営まれてきた。農地は水田が9割以上を占め,現在は米と大麦・大豆・ソバなどの転作作物を組み合わせた水田農業が展開されている。生産基盤については全国トップクラスの整備水準を誇るが,近年消費者のコメ離れや米価の下落が加速化し,福井県の農業の柱である水田農業は非常に厳しい状況である。また農業者の高齢化と後継者不足,施設の老朽化の進行などの課題が山積している。本報では,福井の農業と農業農村整備の現状を紹介するとともに,今後の農業農村整備の展開について述べる。

  • 鈴木 哲也, 吉川 夏樹, 粟生田 忠雄
    2014 年 82 巻 6 号 p. 479-482,a2
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    近年,農業農村基盤の更新に関する具体的な議論が進められることに伴い,既存施設に対する要求性能の具現化のための技術開発が急務な課題となっている。本報では,新潟大学において産官学連携により取り組んでいる「等高線区画に基づく圃場設計技術」,「田んぼダムによる水害抑制技術」,「新潟発の暗渠技術」および「腐食鋼矢板水路の保全・再生技術」に関する開発事例を紹介し,農業農村工学分野における有効性と今後の技術課題について報告する。

feedback
Top