農業土木研究
Online ISSN : 1884-7218
ISSN-L : 1884-7218
20 巻, 5 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 後藤 定年
    1953 年 20 巻 5 号 p. 281-287
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 大枝 益賢, 桂出 幸典
    1953 年 20 巻 5 号 p. 287-291
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 數種の土壌及び岩石におけるCo60からγ-線の吸收と其の應用
    大枝 益賢, 桂山 幸典
    1953 年 20 巻 5 号 p. 292-296
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 金子 良
    1953 年 20 巻 5 号 p. 296-307
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    ローム台地を流域とする小河川についてカスリン台風時の出水記録を解析し, 毎時の降雨強度から毎時の流出量を求ある近似的方法を求めた。その方法は次の如く要約されろ。
    1) 毎時の降雨強度が毎時の滲透能より大きくない。とき降雨餘剰を生ずる。然して滲透R能は表層の保留餘達の限度まで急速に滲透する初期滲透能と, その限度に達してから下層の滲透速度に左右される終期滲透能の二つに分けてmm/hrで現わす。なお流域の滲透能は膨軟地と水みちに分け, それぞれの面積率を乗じて平均滲透能を求わ, 膨軟地からも流出を生ずるような場合平均滲透能より降雨餘剰を求めるが, それ程強くない降雨の揚合は水だけを分離してその降雨餘剰を計算する。
    2) 通終期滲透能に達するまでは時間を要し, その間に表層の水分ば下層へ移行して表層保留餘力はそれだけ増大する。この際芸層水分の下層移行速度は表層の土湿不足が満たされるまで0. それより追加保留量の増大に比例して堀大する。その最大速度は終期滲透能に相當し最大保留量状態にあるときに生ずる。
    3) 降雨の繼續に俘つて地下水面が次第に地表まで上昇する場合は, 平均滲透能を地下水面露出面積率によつて滅少させる。
    4) 一般に降雨餘剰は地表貯溜量増加と地表流出に分けられ, 地表貯溜と地表流出の一定關係から地表流出を求めるが, 凸凹ある流域においては次の如く考える。降雨餘剰を湛水量増加, 流路貯溜量増加, 流路流出に分け, 流路貯溜量と流路流出の一定關係から流路流出を計算する。この際湛水量と流路貯溜量は實際の調査に基く妥當な推定を候定する。
    5) 流路流出は流域各部においてある時間丙に流路へ流れ込んだ水量のうち, 流路自身の貯溜量増木に向けられた以外の洗れ出した水量と考えることができる。故に流域末端における河川一斷の流景は, 流域各部の流路流出がそれぞれの到達時間によつて集中したものでなけれ, ばならない。その到達痔間は流路流出の大小に左右されるものでT=k・Q-cで示されるものとする。
    6) 流域末端における毎痔流量は雲各流路流出毎に第1時間到達面積分, 第2時間到達面積分とそれぞれ分解し, これをずらせて加算すれば求められる。なおそれぞれの流路流出が甚しく異るときは, 合成過程に次の注意を必要とする。即ち急に流出が増大するときは前の雨による流出残量と後の雨による流出が, 一緒になつて前の雨に豫定された時間より速かに流出する。
    7)中間流出, 地下水流出はあまり大きい變化なくその流域で大膿一定した形があるので, 地表流出にこれを複合して量水曲線を求める。なお滲透性の大きい台増流域では全面的流出を生ずることは稀で, 普通水量曲線を分析すると水みち流出, 中間流出, 地下水流出のみとなる。
    8)台地流域の中間流出は下層と表層との境附近滲透水が一論時滞溜し, 水みちへ滲出したものである。水みちより遠い滞溜水は滲出する前に下層へ滲透してしまうのであまり大きい中間流出は生じないが3山地流域では著しい中間流出を認める場合が多い。
    9)一般に地下水流出は時間の經過とともに指數曲線的に低滅し, 台地流域では地下水面か水路底より低下すると消滅するが, 山地流域では岩石亀裂などから湧出する水で涵養されるので, 一定量以下になかなか低下しない。なお台地流域では地下水が滲出せずに流動し去るものが多く, これは時期的にあまり變化しない。
  • 小柳 彌, 八幡 敏雄
    1953 年 20 巻 5 号 p. 308-313
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    この調査を通じ
    1. 旱天(若干のにわか雨の日を含む)がつづいて河川流量が減少すると, 外海の潮位は大差なくとも, 濃度の濃い監水がだんだん上流に遡上すること。(表5, 表6)
    2. 上流にゆくに從つて満干の起時が, 河口よりもおくれること。
    3. すべてその地點の満潮の頃に, 監分温度の最大が起ること。
    4. 監分濃度の垂直分布から, あげ潮の時でも常に明瞭な楔形がみられるとは限らないこと。
    5. 感潮部の流量は同一水位であつても, 引き潮にかかる時とあげ潮にかかる時とによつて, 相當變化するのではないか。從つて感潮部におて流量を測定することは, 時間を極く短く制限しないと危險であること。等がわかつた。
    尚調査の結果から次のことが云えると思う。
    1. 表6にみるように七取地先に水源を求めることは監分濃度が水稻の枯死限界に近くなることからみて危險と考えられる。
    2. 7月雨量の多かつた1951年でさえ今尾橋流量は, 毎秒0數トンにすぎない。(30日の觀測値を除くとしても)
    3. 從つて傳えられる如く毎秒7~8トンの水をこの中から汲みあげることは更に監分の遡上をうながし, 盆々危險性をはらむものと想像される。
  • 岩手山麓における牧草かんがいの實態
    林 弘宣, 石川 武男, 高橋 和雄
    1953 年 20 巻 5 号 p. 314-325
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 武田 勇
    1953 年 20 巻 5 号 p. 325-327
    発行日: 1953/03/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
feedback
Top