地域の水害対応力を強化するために, 河川に接続する農業水利施設に関して位置や施設概要, 管理体制などを調査しGISデータとして数値地図にプロットし, 防災情報マップを作成する事業を実施した。構築データとしては, 排水樋管, 排水機場, 取水工, 幹線用排水路, 浸水被害発生区域, ため池決壊被害想定区域, 地すべり指定区域などである。特に河川占用施設や排水機場などについては, 施設概要, 管理体制, 操作規定などを調査し属性データとして情報システムをつくるものである。
防災情報マップ作成にいたる経緯と必要性, 事業内容, 今後の利用を紹介する報文である。
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