日本看護研究学会雑誌
Online ISSN : 2189-6100
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10 巻, 2 号
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  • -自宅分娩時代の産婆の役割-
    泊 祐子, 堀 智晴, 曽和 信一, 早川 淳, 又賀 淳
    1987 年 10 巻 2 号 p. 2_9-2_18
    発行日: 1987/06/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
     本研究は,自宅分娩時代の産婆の仕事を検討することにより,地域で果たしていた役割を明らかにすることを目的とした。
     方法は兵庫県但東町にお住まいの大正末期から昭和の初めにかけて開業を始めた3人の産婆からの聴取り調査により行った。
     自宅分娩時代は,産婆と産婦との付き合いは長く,産婆は産婦の家などの環境についても良く知っていたし,過去の妊娠歴などの情報も豊富に持っていた。そのため産婦への援助は情報量に対応して個別性が図れた。そして,産婦側でも産婆が自分について知ってくれているので,すぐに相談も可能であり,精神的な安定につながっていたと思われる。
     妊娠・出産・育児は決して母親1人に任せることではなく,家族・地域の人達・医療関係者などが協力し合う中でなされることではないだろうか。そのためにも地域の機能の活性化が必要であろう。
  • -心理テストとの関係-
    木村 紀美, 櫛引 みゆき, 米内山 千賀子, 花田 久美子, 福島 松郎, 今 充
    1987 年 10 巻 2 号 p. 2_19-2_30
    発行日: 1987/06/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
     59名のオストメートを対象に,手術後心理テスト(Y-Gテスト,CMI,MAS)を行った。そして,その成績と自分でストーマの手当を開始した時期およびその時の精神的面の変化との関係について調査した。我々はオストメートが自分でストーマの手当を開始した時をストーマを受容したものとし,以下の成績を得た。
    1) オストメートの64%(38名)が手術後30日以内に自分でストーマの手当を行っており,手当開始時期と心理テストの性格,神経症的傾向および不安の程度との関連はみられなかった。
    2) けれども,Y-Gテストの中のD尺度(抑うつ性)やN尺度(神経質)大の人やMASテストの不安の強い人に精神的面の変化が多かった。
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