溝形状が丸で (R溝), 溝深さの異なる種々のラップを組み合わせてラッピング実験を行った結果, 次の結論が得られた.
(a) 研磨速度とウエビネス
溝深さが0.1D~0.3Dの間では, 研磨速度は固定ラップの溝深さにはあまり影響されず, 回転ラップの溝が深いほど大きくなる.研磨速度の大きさと低次のウエビネスの改善との間にはほぼ正の相関があり, 研磨速度が大きいほど低次のウエビネスは減少する.しかし, 中高次のウエビネスに対しては研磨速度が大きいことはよい結果を与えない.
(b) 溝深さとウエビネス
低次のウエビネスは固定, 回転の両方のラップの溝が深い場合 (0.3D+0.3D) に最もよく修正された.浅い溝は開き角の大きいV溝 (平面) と等価な接触状態である.また, 深い溝は開き角の小さいV溝に対応している.
中高次のウエビネスの修正には回転ラップの回転誤差の影響が小さくなるように, 固定側を深く, 回転側を浅くして小さい研磨速度で加工すれば効果がある.
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