精密機械
Print ISSN : 0374-3543
39 巻, 467 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 山口 勝美
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1184-1191
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 加藤 仁, 松林 恒雄
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1192-1200
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 村瀬 善三郎, 千葉 芳文
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1201-1204
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • ころがり接触および動圧潤滑の場合
    渡辺 敏昭, 木村 克己
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1205-1211
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 弘, 辻内 敏夫
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1212-1216
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
  • 清水 勲
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1217-1222
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 春日 保男
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1223-1230
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    標題の順序で塑性加工の工具と材料によって構成される問題の解説を試みるにあたり,まずこの問題が加工において占める位置の認識から入りこもう.それは,課題の潤滑などが塑性加工の目的に対してどんな意味をもちうるのかを明らかにしておきたいからである.
    切削加工では以前から,材料の機械加工性とか被削性という言葉が定義され,広く用いられたが,塑性加工にも,とにかく塑性加工性とか成形性とかいう言葉はある.塑性加工性の定義を機械加工性にならって書くと次の3項目の複合となるであろう.
    (1) 破壊することなく永久変形して所望の形状に達する性質.
    (2) 工具の寿命を長びかせる性質.
    (3) 表面の仕上状態を良好にする性質.
    これが塑性加工の月的に対する材料の適性である.
    第1項は,おそらく真の塑性加工性(tru formability)と言って脚、半であろう.変形を強制された材料が予定の形に達しない前に割れては意味がないし,予定の変形が達せられたかに見えても,工具の強制から解放された材料が,素材原形に復帰するようでも困る.第2項は塑性加工の研究者の多くが軽視しがちになるが,工具が急速に損耗し頻繁な交換を要するようでは元来塑性加工の経済性はえられない.第3項は,塑性加工が部品の粗形をつくり出す範囲を担当する限り重要性をもたないであろう.しかし,板金成形の多くは最終仕上がり製品を目ざしているし,精密な冷間鍛造製品も同様である.将来の熱間鍛造もねらいは精密級製品に置かれるから,寸法誤差と相まって表面の質が改善されなければならない.
    ところで,以上のような加工目的と,工具・材料間の問題との連関は次のようである.長年の慣行によって手法基準が確立しているような加工は別として,新規の問題などでは変形を促す工具の刺激が元来どういうものか厳密には予測できないことが多い.それは,工具・材料の接触面直角変位は規定できても,接線変位すなわち工具と材料が接触面に沿う方向にどのような相対変位を行なうかが定まらないからである.だから,この相互作用の理解は工具が材料にもたらす変形刺激の根底をなし,ひいて,工具の摩耗や製品表面の質を定めるものとなる.互いに作用し合う固体の対偶をO.KienzleはWirk-paar(作業対偶)と呼んだが,機械加工の理解はそこで生ずる作業対偶の理解であると言っても過言ではない.本文では塑性加工の作業対偶を説明することになる.
  • 河合 望, 中村 保
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1231-1237
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
  • 西原 正夫, 松下 富春
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1238-1241
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 久保 勝司
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1242-1245
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    静水圧押出しにおけるスティックスリップの誘因はダイ表面と押出材との摩擦特性と圧力媒体の圧縮性であるが,直接の支配因子は前者である.したがって,スティックスリップを根本的に防止するにはダイ表面における静止時とすべり時の摩擦係数を等しくするのが最良の策である。この具体策を大きく分類すると,次の3とおりに分けられる.
    (1) 押出速度を大きくしてダイ面の潤滑状態を境界潤滑から流体潤滑状態に移行させる.
    (2) 押出速度を大きくして固着時間の短縮およびすべり速度の増大を行なう.
    (3) 温度および圧力に対して安定な潤滑剤をダイ面に持込んで,押出材表面に潤滑被膜を形成する.
  • 隈部 淳一郎
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1246-1253
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
  • 和田 尚, 平林 次夫
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1254-1260
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    以上のような原理と方法によって,小物体の顕微鏡的輪郭測定器を試作し,主として顕微鏡光軸のずれについて実験し,さらにいくつかの試料について実際に測定した.
    その結果,
    (1) 顕微鏡光軸と回転軸が微少量Δずれると,得られる輪郭線の大きさと相似性に変化が起こるが,式(4)より与える影響の度合はX軸方向のずれのほうが大きいから,より慎重に取扱わねばならない.
    (2) 測定精度はずれ量Δによって大きく左右されるので,Δをゼロに近付けることにより精度を向上させることができる.
    (3) 顕微鏡光軸と回転軸が一致していれば,被測定物の全周にわたっての輪郭線が顕微鏡(レンズ系)によって拡大された機械的正確な結果を得ることができる.したがって測定装置についての二つの仮定が保証されていれば機械的な測定精度は光軸のずれ量Δxyに依存するので,理想的な装置であればΔ量をゼロに近付けることにより精度を上げることができるから,2軸の一致の度合が直接機械的精度といえよう.
    (4) 本試作測定器での寸法精度は,実際の測定の場合,たとえば図6のような正六角柱の試料について真上から撮つた顕微鏡写真と,同じ試料について本法による輪郭線との重合せの一致をみることはきわめて容易であるので,Δ=0の場合を見いだすことは.能である.
    一例として,r=1mm,M=60において,Δx=0.1mm,Δy=0.1mm,すなわち直径2mmの円柱で両方の軸に沿って光軸が100μmずつずれていたとすれば,D'''=132.54mmとなり,正常な状態ではD=120mmであるからその誤差は10.45%となる.
    一般には
    {(rx)2y/r2-1}×100(%)
    次に線の太さによる精度,すなわち読取精度は,試料の反射の状態と回転速度によって線幅の太さは変わってくるが,最良の状態Δ=0であっても読取りによる誤差が考えられる.今回の実験で得られた結果について考えると,フィルム面上でのその線幅は0.2mm~0.3mmであったので,線幅の中心位置の決定により輪郭線は決まるので(1/10の読取精度として)約0.02mm~0.03mmの誤差が考えられる.
    途中での「装置における二つの仮定」は現在の加工技術と組立技術から十分満足させることが可能であり,また回転軸と光軸の一致も十字線や案内を用いて一つ一つていねいに合わせていけばなしうるから,大物体の測定のみならず小物体の顕微鏡的輪郭測定ができ,その実用性はきわめて広範囲になった.
  • 円筒プランジ研削のびびり(第1報)
    鴻巣 健治
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1261-1266
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
    There are two categories of the self-excited chatter vibration in cylindrical grinding-wheel regenerative and work regenerative theories due to the waviness on periphery. In the wheel regenerative chatter phenomena not cooperating with any work regenerative chatter due to the geometrical interference between the workpiece and the wheel, any waviness on the wheel periphery can't be observed at the early grinding time. However, at that time the apparent chatter vibration can be observed. Such phenomena can't be explained by the regenerative chatter theory. For explaining the above phenomena, the "working states" of the grinding wheel periphery has been observed in detail. From the above observation it is proposed that the grinding system can be expressed by the model of the parametric vibration system.
  • 吉本 勇, 岩井 輝興, 宇田川 鉦作, 岡本 隆, 小川 昌平
    1973 年 39 巻 467 号 p. 1267-1273
    発行日: 1973/12/05
    公開日: 2009/06/30
    ジャーナル フリー
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