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原稿種別: 表紙
1991 年 13 巻 2 号 p.
Cover1-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1991 年 13 巻 2 号 p.
Cover2-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 文献目録等
1991 年 13 巻 2 号 p.
Misc1-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1991 年 13 巻 2 号 p.
App1-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1991 年 13 巻 2 号 p.
App2-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1991 年 13 巻 2 号 p.
App3-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1991 年 13 巻 2 号 p.
App4-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1991 年 13 巻 2 号 p.
Toc1-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1991 年 13 巻 2 号 p.
Toc2-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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萩原 勁
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
115-116
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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高木 啓吾, 千先 康二, 瓜生田 曜造, 加藤 勝一, 増田 秀雄, 菊地 敬一, 田中 勧, 尾形 利郎, 武田 潤, 杉山 圭作
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
117-124
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
われわれが日常おこなっているTBLB, 擦過細胞診, 直視下生検, BAL, 気管支造影, レーザー照射などの際に, 呼吸循環系がどのように変動しているのかを経皮的酸素分圧計, 胸郭運動ピックアップ, 自動血圧計, 心電計, ホルター心電計などを使用して各種のパラメーターをモニターして検討し, 各種検査時におけるリスク・ファクターと合併症予防対策および今後の展望について論じた。呼吸動態は37症例, 109件の検査で検討した。経皮的酸素分圧値の低下率はTBLB, BAL, 気管支造影など, 気管支を閉塞させやすい検査で強かったが, 経皮的酸素分圧値はこの時の呼吸パターンによって修飾された。循環動態は42症例, 134件で検討した。検査中の心負荷指数は操作前の平均2倍に上昇し, 特に気道刺激症状が強い時に心室性期外収縮が13例(62%)に認められ, このうち3例では危険度の高い心室性期外収縮と心筋虚血が合併していた。検査による心肺負荷のリスク・ファクターとしては, 1)スコープの気道に対する機械的刺激 2)気道閉塞を生じやすい検査があげられる。各種モニターによる呼吸循環動態の厳重な監視下に気道の閉塞や狭窄状態を早期に察知することおよびその早期解除が重要である。今後の展望として個々の症例に応じた麻酔法の選択, 長時間作用局所麻酔剤の開発, 処置操作が可能な細径ファイバースコープの開発などをあげた。日常何の気なしにおこなわれている検査に際しても患者の状態の細心の観察と正確な把握が必要である。
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沖本 二郎, 橋口 浩二, 角 優, 中島 正光, 渡辺 正俊, 梅木 茂宣, 矢木 晋, 副島 林造
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
125-129
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
肺癌診断を目的とした気管支鏡検査において, (1)生検, (2)擦過細胞診の組み合わせでは, 206施行例中164例が陽性で79.6%の診断率であった。生検, 擦過細胞診に加え, (3)気管支鏡検査中の全気道内吸引物, (4)生検鉗子の洗浄液, (5)ブラシの洗浄液, (6)気管支肺胞洗浄液, (7)気管支鏡検査直後の喀痰の細胞診を行うと, 診断率は85.4%(206施行例中176陽性例)に向上した。特に, 気管支鏡検査中の全気道内吸引物の細胞診が診断率向上に有用であった。
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大井 牧, 中村 和義, 寺田 尚弘, 竹田 寛, 中川 毅, 並河 尚二
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
130-138
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
腺癌では稀な気管支腔内にポリープ状に突出する腫瘤を形成した5例について, 同じく粘膜下に腫瘤を形成した小細胞癌10例と気管支鏡所見を比較検討した。検討した項目は(1)腫瘤表面の性状と色調(2)腫瘤表面の血管(3)腫瘤の存在部位(4)腫瘤と周囲気管支壁の関係(5)周囲気管支壁の性状である。腺癌による腫瘤では全例において表面平滑で周囲気管支粘膜と同等な色調で粘膜下出血斑を示す腫瘤が2次以上の気管支内腔をポリープ状に完全閉塞していた。一方小細胞癌では広基性で表面に凹凸を有し粘膜下に拡張した異常血管の分布する腫瘤が1∿2次の気管支内腔に対して偏心性に存在し, かつ多発性隆起が癒合し強い粘膜下浸潤を示し, 腫瘤と周囲気管支壁共強い発赤がみられた。以上に見られた傾向は気管支腔内に突出する粘膜で被われた隆起性病変を見たときに発生頻度より考えて粘膜下主体型肺癌の代表である腺癌と小細胞癌の両者を鑑別するにあたり内視鏡的診断の一助になると思われた。
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輿石 晴也
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
139-151
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
BAI施行時, 気管支動脈内へfluoresceinを注入し観察した気管支鏡所見(FAB)から, 気管気管支における気管支動脈血流分布を判定し, 更にその治療効果との相関について検討した。FABの気管支粘膜の染色所見から, 気管支動脈の血流分布は明瞭に判定可能であった。気管支動脈造影(BAG)とFABの所見を対比し, 以下の結果を得た。(1)気管における気管支動脈血流は, 気管分岐部より4リング口側までの下部気管に多く, 膜様部は右, 軟骨部は左気管支動脈の血流が多い傾向が示された。(2)気管分岐部における気管支動脈血流は, 多くが対側の主気管支にも分布していることが認められた。(3) BAG上のhypervascularityと気管支動脈血流は, 気管と気管分岐部においては無関係だったが, 葉支レベルより末梢では相関する傾向を認めた。BAIは, FAB所見上腫瘍に関連する気管支粘膜, 及び可視範囲の腫瘍自体が染色される気管支動脈からの薬剤投与が有効であった。
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増本 英男, 古賀 宏延, 須山 尚史, 荒木 潤, 浅井 貞宏, 坂井 裕之, 樋上 賀一
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
152-158
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は72歳, 女性。昭和53年より慢性関節リューマチで治療されていたが, 胸部異常陰影の精査目的で平成元年11月に当科入院となった。右S^7bに中心部に石灰化をみる2×1.9cm大の境界明瞭な結節影がみられた。TBLBにてコンゴーレッド染色陽性の好酸性の無構造物が得られ, アミロイドーシスと診断された。同時に左上下幹分岐部直上の左主気管支後壁に易出血性の隆起性病変がみられたが, これもアミロイド沈着によるものであった。他臓器にはアミロイドの沈着は認めず, 多発性骨髄腫の合併もなかった。本症例のアミロイドは過マンガン酸カリに抵抗性で, ALアミロイドが示唆され, 免疫酵素抗体法では免疫グロブリンL鎖のλ型が弱陽性であった。本症例は慢性関節リューマチを合併しているが, 極めて稀な, 気管支と肺実質の両方に限局した結節を形成したアミロイドーシスと思われた。今後, 左主気管支のアミロイド結節が大きくなり, 無気肺や呼吸困難をきたすようになれば, レーザー治療の適応と思われた。
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田中 春仁, 中原 康治, 味元 宏道, 富田 良照, 山岸 亜紀, 澤 祥幸
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
159-164
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
62歳, 男性。1989年9月から出現した湿性咳嗽で近医を受診した。胸部X線上は閉塞性肺炎像を示していた。気管支鏡で, 肺癌が疑われ転院した。再度気管支鏡が施行され, 中間幹が黄白色で光沢をもつ多結節性隆起型腫瘤で狭窄していた。腫瘤に可動性はなく, 表面には血管怒張, 壊死などの変化は認めなかった。また, 周辺粘膜に軽度の発赤を伴っていたが浮腫は強くなく, 縦走襞には所見はなかった。腫瘤が硬く生検は困難であったが, 組織学的には扁平上皮化生で, 細胞診はclass IIであった。以上より肺癌は否定的であった。1990年1月, 当院で気管支鏡下Nd-YAGレーザー治療を施行, ピスタチオの殻を摘出した。腫瘤は, 扁平上皮化生を伴う異物性炎症性ポリープと考えられた。
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戸野塚 博, 水越 和夫, 川井 俊郎
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
165-170
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
32歳の女性が咳嗽, 喀痰を主訴に来院した。胸部X線写真にて両側肺門リンパ節腫大, 右中葉無気肺, 左上葉の含気低下を認めた。胸部CTにて著明な縦隔リンパ節の腫大を認めた。気管支鏡では気管, 気管支粘膜の発赤, 腫脹, 毛細血管の怒張に加え, 中葉入口部の壁外性圧排による閉塞が確認された。気管支粘膜生検にてラングハンス氏巨細胞を伴った非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認め, 肺サルコイドーシスを強く疑った。鼠径部リンパ節生検, TBLBにても同様の組織所見が得られサルコイドーシスと診断した。経過中胸部X線像, 内視鏡所見の自然改善傾向はなく, プレドニソロン30mg/日のステロイド療法を開始し, 気管支粘膜病変の改善, 肺門縦隔リンパ節の縮小により無気肺の改善が得られた。サルコイドーシスによる気道狭窄で無気肺を来たした報告は本邦で4例と稀であるが, 中葉症候群等無気肺の原因の一つとしてサルコイドーシスは考慮すべき疾患であると考えられた。
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脇山 博之, 加瀬 勝一, 増田 秀雄, 高木 啓吾, 菊地 敬一, 田中 勧, 尾形 利郎, 相田 信介, 玉井 誠一
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
171-175
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は55歳女性。喀血を主訴に近医で入退院を反復していたが, 完治しないため当院へ入院した。胸部単純X線写真では, 中葉の無気肺像を, 気管支鏡検査では, 右B^5a入口部にポリープ状の腫瘤を認めた。直視下生検の結果, 放線菌塊が検出された。ペニシリン投与で喀血は止まったが, 気管支動脈造影で, 気管支動脈の増生像および肺動脈へのシャントを認めたため, 再喀血を予防する目的で, 中葉切除を行なった。
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内藤 淳, 於保 健吉, 斎藤 宏, 坪井 正博, 高橋 英介, 輿石 晴也, 沖津 宏, 永井 完治, 雨宮 隆太, 澤柳 久嘉, 赤田 ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
176-181
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
低線量率もしくは高線量率気管気管支腔内照射療法は, 手術適応のない気管気管支悪性腫瘍に対する補助療法として, 近年脚光を浴びてきた。また, Nd-YAG Laser治療と気管気管支腔内照射療法との合併療法も注目されている。今回, 我々は気管右主気管支に広範に発育した腺様嚢胞癌に対し, 内視鏡的Nd-YAG Laser療法による気道開大とfull doseのLinac外照射療法後に, ^<60>Co気管気管支高線量率腔内照射療法(腔内照射)を追加し, 腔内照射終了後約10日目に, 内視鏡的に腫瘍の消失を認めた。しかし, この症例は腔内照射終了後5カ月目に喀血死した。剖検により, 喀血の原因は, 喀血3週間前に挿入されたY-T tube先端による, 右主気管支壁の圧迫壊死に伴う肺動脈気管支瘻であることが確認された。しかし, 腺様嚢胞癌の遺残は認めなかった。以上より, 腔内照射が, 気管気管支腺様嚢胞癌に対する合併療法の一つとして, 有用であることが示唆された。
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橋詰 寿律, 渡辺 真純, 川村 雅文, 加藤 良一, 菊池 功次, 小林 紘一, 石原 恒夫
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
182-186
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は43歳, 女性。声門下腔, 気管下部および左主気管支と広範囲にわたる結核性気管気管支狭窄による呼吸困難で他院に入院した。気管切開術を施行されたが, 呼吸困難が改善せず当院に転院となった。狭窄部が多発性であったことより, すべての狭窄部を切除して再建することは不可能と考え, 気管下部はブジーで, 声門下腔はYAGレーザーで治療した後再狭窄を防ぐ目的で気管のほぼ全長に相当する12.4cmの長いTチューブを挿入した。挿入後の異和感や喀痰喀出困難はなく, 4年8カ月という長期間Tチューブを留置した後抜去した。Tチューブ抜去後1年10カ月経過した現在再狭窄は認められていない。手術が困難な結核性の上気道狭窄症例に対してのTチューブ挿入は, 永続的な気道確保を得る上で有効な方法であると思われた。
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野中 誠, 荒井 他嘉司, 稲垣 敬三, 森田 敬知, 矢野 真, 小川 伸郎, 宮澤 秀樹, 高山 俊政, 田島 洋, 新野 史, 浮田 ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
187-192
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
肺切除を必要とした気管支結石症の2例を報告した。切除材料からこれら2例は結石の成因を異にすると思われた。症例1は64歳, 男性。咳嗽を主訴に来院。胸部X線写真では左S^<10>に腫瘤陰影が見られ, 気管支鏡ではB^<10>内腔の閉塞を認めた。肺腫瘍も否定しえず手術を施行し, 結石による器質化閉塞性肺炎と診断された。結石は脱灰塗銀染色から石灰化リンパ節の気管支内穿孔と思われた。症例2は41歳, 男性。喀血を主訴に来院。胸部X線写真で右B^7に結石を認めた。喀血は治療に反応せず, 緊急手術を施行した。気管支内腔に鋳型状に存在する結石と, その末梢を満たす石灰化をともなう粘液を認め, 結石は分泌物の石灰化によるものと思われた。結石のカルシウム分析では, 炭酸カルシウムが98%以上を占め, 分泌物の石灰化と炭酸カルシウムとの関連が示唆された。
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松田 良平, 樋田 豊明, 杉浦 孝彦
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
193-196
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は50歳男性, 職業歴に特記すべきもの無く, 鳥の飼育歴, 接触歴もない。自覚症状なく, 検診にて胸部異常陰影として発見された。胸部X線写真上, 左下肺野の多発結節影を呈し, 同病変部のTBLBにてクリプトコックス菌体を証明した。明らかな基礎疾患, 免疫異常がなく, 他臓器への播種も認めず, 原発性肺クリプトコックス症と診断した。50日間の無治療経過観察にて改善が無く, フルコナゾール投与にて陰影の著明な縮小がみられ, 明らかな副作用は認めなかった。近年, 新しい抗真菌剤が開発され, その効果がかなり期待でき, 本症に対して長期にわたる無治療の経過観察や, また直ちに手術にふみきるという必要も無くなってきている。適切な抗真菌剤を選択し, まず内科的に治療を開始することが有用と考えられた。本例は, 肺真菌症の治療を考える上で興味ある症例であった。
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鈴木 隆, 堀 豪一, 山城 元敏, 北見 明彦, 高木 啓, 成島 道昭, 鈴木 一, 野口 英世
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
197-203
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
咳嗽失神を主訴に来院して発見された肺癌, 気管気管支軟化症合併症例を経験した。本症例は術前呼吸機能評価上, 一秒量, 予測一秒量が低下していたが, これを合併した気管気管支軟化症によるものと判断し, 右肺全剔除術, リンパ節郭清とともに気管拡張術をおこなった。気管拡張術はリング付きゴアテックスを用いて気管軟骨部での気管拡張を図った。術後一時期咳嗽失神は消失し, 胸部CT上も気管の虚脱は改善されたが, 徐々に呼吸困難が増悪し9カ月目に呼吸不全死した。本症例の気管気管支軟化症は閉塞性肺疾患に合併したもので, 気管や主気管支に閉塞性機転が限局したものではなかった。気管気管支軟化症には種々の病態があることが指摘されているが, 高度の閉塞性肺疾患に気管気管支軟化症が合併した症例では気管気管支軟化症そのもの, あるいは肺癌などの合併疾患とともに手術を施行するさいの判断基準が厳密であるべきであると考え報告した。
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吉澤 潔, 福本 泰三, 三浦 一真, 森田 純二, 葉久 貴司, 小林 正樹
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
204-208
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
一側肺全摘術後に発生した気管支断端瘻の症例に対して, 気管支鏡下にフィブリン糊の充填を試みたが, 無効であったため, 次に, 血管塞栓用コイルを瘻孔内に充填し, その間隙と表面に外科用接着剤ヒストアクリル^[○!R]を塗布したところ, 直ちに閉鎖し, 永続的な効果を得ることができた。術後の気管支断端瘻は適切な治療を行わなければ重篤な状態に陥ることが多く, 再手術を必要とする頻度が高い。しかし, 実際には腫瘍の進展, 再発, 全身状態の悪化などの理由で観血的治療法を行いえないことも多い。われわれが行った方法は通常の気管支鏡下に施行可能で, 操作も容易, かつ安全である。再手術が不可能な症例に対して, あるいは再手術を行う前の試みとして最適であると考えられた。
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宮崎 幸重, 坂本 晃, 武冨 勝郎, 河野 茂, 小森 清和, 神田 哲郎, 広田 正毅, 原 耕平
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
209-213
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
長期にair leakageが持続した難治性気胸に対して, 気管支鏡下に気管支閉塞術を施行した。症例は73才男性で, 肺結核と左気胸の既往があり, 今回は右肺の完全虚脱の状態で入院。持続胸腔ドレナージを施行したがair leakageがあるため膨張をみず, 松村らの方法に従って計2回の気管支閉塞術を施行した。1回目はフィブリン・グリューを, 2回目は自己血液を充填物として用い, 特に副作用も認めず, 第64病日目にドレナージ抜管ができ, 治癒可能であった。
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加藤 錠一, 吉友 和夫, 中山 龍, 橋本 治
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
214-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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橋本 貴至, 山田 保夫, 山本 和英, 林 嘉光, 武内 俊彦
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
214-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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山腰 雅宏, 宇佐美 郁治, 黒木 秀明, 山本 俊信, 古谷 雅秀, 川上 誠, 児島 康浩, 佐々木 誠人, 野村 竜司
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
214-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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黒須 克志, 橋爪 一光, 笠松 紀雄, 中村 祐之, 半沢 儁, 山川 久美, 佐々木 一義, 西脇 巨記, 蒲原 行雄, 岡本 一也, ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
214-215
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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八木 哲也, 長竹 正明, 飯沼 由嗣, 山本 雅史, 佐竹 立成, 中島 一光
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
215-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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片野 義明, 竹田 力, 進藤 丈, 堀場 通明, 原 通広, 井上 広治, 近藤 富雄, 村瀬 允也, 前田 正信, 富田 康裕, 坪根 ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
215-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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天野 博史, 大浜 仁也
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
215-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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小笠原 哲也, 伊藤 重範, 小島 照司, 高橋 佳嗣, 尾関 規重, 高田 善介, 黒木 秀明
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
215-216
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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伊藤 剛, 多代 友紀, 花木 英和, 田中 宏紀
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
216-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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岩原 毅, 千田 一嘉, 南 博信, 堀尾 芳嗣, 酒井 秀造
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
216-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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岩田 全充, 川端 厚, 溝口 良順
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
216-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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吉田 和仁, 大竹 雅俊, 馬場 研二, 山田 健司, 石川 正彦, 森 雅典, 水野 勝之, 渡辺 務, 榎 芳子, 熊沢 和彦, 岡本 ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
216-217
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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柳瀬 賢次, 滝沢 茂夫, 中村 美加栄, 畠中 冬樹, 飯泉 工, 鹿内 健吉
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
217-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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石浜 徹義, 伊藤 伸介, 高田 勝利, 伊奈 康孝, 野田 正治, 佐藤 俊英, 羽柴 初美, 宮地 厚雄, 佐藤 滋樹, 佐橋 浩一, ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
217-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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土屋 良記, 下方 薫, 戸谷 康信, 坂 英雄, 長谷川 好規, 一山 智, 池田 拓也, 山田 祥之, 小笠原 智彦, 渡邊 篤, 長谷 ...
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
217-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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菊池 功次, 小林 照久, 小林 紘一, 石原 恒夫, 藤城 保男, 丸茂 健
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
217-218
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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小笠原 秀人, 吉井 章, 日野 光紀, 吉田 清一, 酒井 洋, 鈴木 文直, 出雲 俊之
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
218-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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西村 嘉裕, 加勢田 静, 酒井 忠昭, 池田 高明, 鈴木 謙三, 岡村 樹, 武山 康
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
218-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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酒井 洋, 鈴木 文直, 吉井 章, 日野 光紀, 小笠原 秀人, 吉田 清一
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
218-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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刑部 義美, 清水 晋, 兼坂 茂, 高橋 愛樹, 金子 教宏, 大塚 英彦, 遠藤 繁, 山田 峰彦, 戸野塚 博, 鈴木 一
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
218-219
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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高橋 健一, 小田切 繁樹
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
219-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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袖山 信幸, 三上 正志, 中村 清一, 馬場 美智子, 滝沢 潤, 足立 哲也, 宇野 博子, 角田 裕美, 川上 雅彦
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
219-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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小林 淳晃, 長谷島 伸親, 竹澤 信治, 大和 邦雄
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
219-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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岡田 豊, 大辻 正高, 春日 善男, 酒井 章次
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
219-220
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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高部 和彦, 品田 秀穂, 宮原 康弘, 白井 俊純, 藤原 等, 天野 純, 高山 重光, 木村 雄二
原稿種別: 本文
1991 年 13 巻 2 号 p.
220-
発行日: 1991/03/25
公開日: 2016/10/01
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