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原稿種別: 表紙
1992 年 14 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1992 年 14 巻 1 号 p.
Cover2-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 1 号 p.
App2-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 1 号 p.
App3-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 1 号 p.
App4-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1992 年 14 巻 1 号 p.
Toc1-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1992 年 14 巻 1 号 p.
Toc2-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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北村 諭
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
1-2
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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国頭 英夫, 山田 耕三, 長嶺 真生, 永友 章, 渡辺 古志郎
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
3-8
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
延べ391例の患者を対象にフェンタネスト(クエン酸フェンタニール)静脈内投与による気管支鏡検査麻酔法の安全性と有効性について検討した。フェンタネストは検査開始と同時に0.05mgを静脈内投与し, 前期は必要に応じ, また後期は20分毎に追加投与する方法をとり, 検査終了時にナロキソンにて拮抗させる。もともと呼吸機能の低下している例で遷延性の低酸素血症が8例(2.0%)にみられたが, 本麻酔法によると思われる合併症は2例に遷延性低血圧, 3例に一過性呼吸停止, 2例に検査終了後の覚醒遅延が認められたのみで, これらも処置により問題なく回復し, 検査中止例はなかった。検査後の患者の反応も好意的であり, 検査がつらかったと答えた患者は前期で38.2%, 後期で22.5%であり, 特に後期は咳を苦痛とする患者が減少した。本法は患者の苦痛を除く上で有用な気管支鏡検査麻酔法であり, 高齢者にも安全に施行しうると思われる。
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太田 安彦, 清水 淳三, 小田 誠, 林 義信, 木元 春生, 渡辺 洋宇
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
9-14
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
過去18年間に教室で外科治療を行った気管支カルチノイド10例(定型的3, 非定型的7)の臨床像及び予後を検討した。原発部位は中心型5例, 末梢型5例であり, 症状は咳嗽, 血痰が多いが, 無症状のものを4例認めた。気管支鏡にて7例が有所見であったが, 鉗子生検にて正診の得られたのは2例のみであった。術式は, 定型例では管状肺葉切除2例, 区切1例, 非定型例では全摘1例, 葉切6例であり, リンパ節郭清を全例に施行した。他病死を除く定型例2例と非定型例7例の5生率はそれぞれ100%, 60%, であり, 10年以上の長期生存例を3例認めた。DNA ploidy patternは組織型(定型と非定型), リンパ節転移及び遠隔転移の有無に関わらず, diploidが8例と多かった。2例のaneuploidのうち1例は術後6カ月目に直腸への遠隔転移を来した。比較的予後の良好な本腫瘍に対しては可及的に肺機能を温存する術式を選択すべきである。非定型例ではリンパ節転移を3例(43%)に認め, 術後の免疫化学療法が肝要と考えられた。
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谷川 恵, 細川 芳文, 安部 幹夫, 弘田 達哉, 本橋 雅昭, 大嶋 康, 高橋 典明, 木下 靖, 吉信 尚, 升谷 雅行, 堀江 孝 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
15-21
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支内病変(EBI)を認めた非ホジキンリンパ腫(NHL)の3例を経験した。NHLのEBIは現在まで内外合わせて37例の報告があるのみで, 自験例を含め, 気管支鏡所見を3型に分類して検討した。隆起性腫瘤病変は, 再発例に多く, 胸部X線上肺門縦隔リンパ節腫大あるいは無気肺がみられ, 粘膜下腫瘍との鑑別が必要であった。また, 初発例では長期生存例が多くみられた。多発性粘膜下小結節病変は, 胸部X線所見は浸潤影を呈し, 初発例に多いが, 全例がstage IVで予後不良であった。びまん性粘膜下浸潤病変は, 初発例に多く, 胸部X線所見は隆起性腫瘤状病変に類似するが, 初発例に短期死亡例が多くみられた。治療法は, 切除手術を施行した例および化学療法に放射線療法を併用した例に長期生存例が多くみられた。胸郭内病変を呈するNHLに積極的に気管支鏡を施行することにより, EBIの有無とその所見の解析から予後を推定できる可能性がある。
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時沢 史郎, 竹田 圭介, 徳永 尚登, 市川 洋一郎, 大泉 耕太郎, 明石 洋三, 甲斐 田徹
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
22-25
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は62歳男性, 早期胃癌の手術のため大牟田記念病院に入院, 昭和63年3月17日に手術が施行された。切除標本の組織学的検査の結果は高分化型腺癌であった。また入院時胸部正面X線検査で右陳旧性胸膜病変のほか右上肺野の円形陰影を認め気管支鏡を施行した。ところが声門下2.5cmの前壁よりやや左側に扁平の隆起性病変を認めたため気管支鏡下に生検を施行した。その組織は扁平上皮癌であった。右上肺野の円形陰影は気管支洗浄液による細胞診を施行したが悪性の所見は認められなかった。気管癌と胃癌の重複癌は非常に稀であり報告する。
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増本 英男, 須山 尚史, 荒木 潤, 浅井 貞宏
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
26-30
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
左肺癌の精査中に偶然発見された, 非常に稀な中葉無形成症の1例を報告した。症例は48歳, 女性。左中肺野の結節影の精査目的で, 平成元年9月当科入院となった。気管支鏡検査で右気管支を観察したところ, 中葉枝は完全に欠損し, 陥凹もみられず, そのわずか上方の中間幹前壁はやや隆起していた。右上葉枝は下方に偏位し, B^6はやや外側よりでていた。左気管支では上枝下-下葉枝がある以外異常はみられなかった。右気管支造影で中葉枝欠損が確認され, B^3が下方に, B^<8+9>は上方に偏位していた。右肺動脈造影で中葉動脈は欠損し, 肺血流シンチ, 肺換気シンチに異常はみられず, さらに胸部CTで右肺に気腫状変化やmucoceleが認められないことより気管支閉鎖症は否定された。また, 外見上異常なく, 他の内臓に奇形はみられなかった。
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福岡 和也, 堅田 均, 長 澄人, 濱田 薫, 藤村 昌史, 鴻池 義純, 澤木 政好, 成田 亘啓, 今井 照彦, 渡辺 裕之, 大石 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
31-37
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は57歳, 男性。主訴は喘鳴と労作時呼吸困難。右上葉の肺結核合併肺扁平上皮癌cT_1N_1M_0 stage IIの診断で昭和63年10月3日右上葉およびS^6a部分切除術を施行した。平成元年2月下旬より喘鳴と労作時呼吸困難が出現したため5月1日再入院。胸部X線写真では右中葉の含気は低下し, 気管支鏡検査では右中間気管支幹と中葉支は著明に狭窄し底幹入口部には表面平滑な隆起を認めた。気管支造影, 肺動脈造影および換気・血流シンチグラフィ, エロソール吸入シンチグラフィの結果から残存気管支の変形, 狭窄により右肺に広汎で強い換気, 血流障害の生じていることが示されたため, 7月17日右中下葉切除術を施行した。本例では右上葉およびS^6a部分切除により中葉が上後方へと牽引され中葉支が屈曲し著明な狭窄をきたしたとともに, 下葉枝の上方伸展および下方屈曲により底幹入口部付近で気管支軟骨が折り畳まれ隆起を生じたものと考えられた。
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吉田 慎, 国頭 英夫, 山田 耕三, 渡辺 古志郎, 池 秀之, 中村 宣生
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
38-43
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
肺門・中間層部肺癌は, 一般に気管支壁内に限局しているかぎり, リンパ節転移や遠隔転移は非常に稀であり, 治癒できる可能性が高い癌といわれている。今回我々は, 浸潤が気管支軟骨の内側に留まっていながら肺門リンパ節に転移の認められた亜区域支発生の扁平上皮癌の1例を経験したので報告する。症例は74歳男性。早期喉頭癌の放射線治療の外来経過観察中, 左下葉に異常陰影を認め, 気管支鏡検査を施行。右B^3aにポリープ型の扁平上皮癌を認め, 右上葉切除術を施行された。切除標本では, 病巣は直径5mmで気管支軟骨の内側に留まっていたが, 肺門リンパ節(#11)に転移を認め, p-T1N1M0原発性肺癌と診断された。喉頭癌の肺転移との鑑別が困難であったが, 喉頭癌も早期であり, 現在まで局所再発がないことなどから臨床的に重複癌と考えられた。
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武内 浩一郎, 市川 弥生子, 桔梗 伸明, 慶長 直人, 山根 章, 萩原 弘一, 大石 展也, 四元 秀毅, 矢崎 義雄, 岡 輝明
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
44-48
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は64歳男性。胸部X線写真にて右上肺野に結節影を指摘され, 東大胸部外科において右上葉切除術を施行した。術後診断は右S^3原発扁平上皮癌T_1N_0M_0であった。術後1年半頃より, 発熱, 胸痛, 咳嗽が出現し東大第3内科へ入院した。入院時胸部X線写真にて, 上葉切除後の胸腔内に気腔を認め, 気管支断端瘻を疑い, 気管支鏡検査を施行した。気管支断端は, 粘膜が発赤腫脹し, ポリプロピレン縫合糸が露出, 縫合糸には白苔が付着していた。生検した白苔から放線菌菌塊を認めた。又, 気管支洗浄液からメチシリン耐性ブドウ球菌を検出した。気管支造影では, 明らかな気管支瘻は証明されなかった。バンコマイシン, アミノベンジルペニシリン, クリンダマイシンを投与し, 自覚症状および気管支鏡所見の改善を得た。気管支鏡検査にて放線菌塊を証明した報告は本邦では4例目であり, 又, 肺切除後気管支断端縫合糸への増生の報告は初めてである。気管支断端縫合糸へアスペルギルスが増生する事は知られているが, 今後は放線菌にも留意する必要があると考える。
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植松 和嗣, 忽滑谷 直孝, 林原 賢治, 久勝 章司, 山野 義光, 小林 国彦, 吉森 浩三, 弦間 昭彦, 村田 朗, 吉村 明修, ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
49-53
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
下顎癌の肺及び縦隔リンパ節転移により多発気管支瘻を形成した症例を報告した。症例は57歳女性。主訴は喀痰, 咳嗽。下顎癌(扁平上皮癌)の診断にて, 下顎骨区域切除を受け, 1年後, 左側腹部皮下及び肺転移が出現し当科入院。気管支鏡にて, 気管分岐部直上気管右側壁及び右主気管支に瘻孔を認め, 瘻孔内部に拍動する肺動脈が認められた。入院後, 患者は次第に全身状態が悪化し, 2カ月後に呼吸不全で死亡した。しかし, 入院中大量喀血は一度もみられなかった。剖検では, 右肺動脈外側に空洞が存在し, 空洞壁は腫瘍及び線維性物質で被われていた。癌浸潤は肺動脈壁中膜まで及んでいたが, 内膜は保たれていた。頭頸部癌の縦隔リンパ節転移による多発気管支瘻形成は稀なものであり, 本症例のごとく気管支鏡にて肺動脈を直接観察できた症例は本症例が初めての報告である。
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須山 尚史, 増本 英男, 荒木 潤, 浅井 貞宏
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
54-57
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支内異物の多くは誤嚥したエピソード, およびそれに続く咳嗽, 血痰などで発見されることが多い。著者らは, 気管支喘息患者で, 異物の存在に気づくことなく, 肺炎からショックに陥った際, 気管支鏡を用いた気管内挿管時に炎症性肉芽組織を認め, 全身状態改善後の精査にて偶然に発見された気管支内異物の症例を経験した。救急時に肺炎像のみに目を奪われており, 胸部写真の詳細な検討を怠ったことが異物の存在を見落とした原因で, 反省すべき点であった。異物は鳥の骨と思われ, 発見時は左下葉気管支に嵌頓していたが, 気管分岐部に炎症性肉芽組織が認められたことから, 同部にしばらく存在し, それから左主気管支内に移動したものと思われた。約1年後の気管支鏡検査では, 気管分岐部の炎症性肉芽腫は一部消退がみられた。胸部X線写真の詳細な検討が常に必要であることを再確認させられるとともに, 気管内挿管時に気管支鏡を用いることは有用であると考えられた。
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松本 修一, 佐口 幸利, 大石 尚史, Yoshimasa Tanigawa, 田中 斉, 近藤 康博
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
58-63
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は67歳, 男性。1962年頃, 大工仕事中に金属製ステープルを誤嚥。1967年頃より時々喘鳴あり, 近医で金属製気管支内異物を指摘されたが放置。1990年11月19日左そけいヘルニアの手術を希望し, 近医受診。再び気管支内異物を指摘され, 11月20日当科へ紹介された。気管支鏡で観察すると, コの字の鞍部を末梢側にして右主気管支から中間気管支幹に異物が存在し, その周囲は厚い肉芽組織で覆われており, 右主気管支の著明な狭窄を認めた。鉗子で摘出を試みたが可動性なく, 気管支粘膜は易出血性であり, 当日の摘出は不可能であった。抗生剤投与, ステロイド吸入剤併用後, 摘出を試みたが, コの字の脚部先端は肉芽の中に埋れて確認できず, やはり摘出は不可能であった。そこで肉芽をレーザー焼灼してステープルの全体を確認して摘出しようと試みた。4回の肉芽レーザー焼灼により, ステープルの全貌を確認して遂に経気管支鏡的にこれを摘出する事に成功した。
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荒木 潤, 増本 英男, 須山 尚史, 原口 増穂, 浅井 貞宏, 広瀬 清人, 早田 宏, 原 耕平
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
64-69
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
潰瘍性大腸炎に気管・気管支病変を合併することは文献上知られているが, 気管支鏡所見に関する報告はほとんどない。今回, 我々は全結腸切除後に, 気管・気管支病変を呈した症例を経験したので報告する。症例は33歳の非喫煙者女性。全結腸切除術後3か月後より, 強い咳嗽が出現した。胸部X線上異常影なく, 喀痰培養でも菌は検出されなかった。種々の抗生物質や鎮咳剤を使用したが咳嗽が改善しないため気管支鏡検査を施行したところ, 気管及び気管支は発赤し, 多数の白色小結節性病変が密に分布している像が認められた。同部の生検組織所見では上皮の扁平上皮化生, 粘膜固有層には慢性炎症細胞浸潤が認められた。ベクロメサゾン吸入療法を開始したところ, 症状は徐々に改善し, 気管支鏡上も病変は消失した。本症例において我々は, 潰瘍性大腸炎術後の気管支病変の内視鏡所見について述べると共に, 肺病変との関連について, 若干の文献的考察をおこなった。
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坂東 琢麿, 西 耕一, 大家 他喜雄, 小林 弘明, 佐藤 日出夫, 中積 泰人, 藤村 政樹, 松田 保
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
70-74
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管および気管支の炎症性ポリープはまれな疾患であるが, 気管支鏡検査の普及により近年その報告が増加している。しかし, その発症要因は未だ不明である。今回我々は, 喀血を契機に発見され, 鉗子除去術により除去し得た気管炎症性ポリープの1例を経験した。症例は78歳, 男性で, 喀血にて来院した。気管支鏡にて, 下部気管前壁に表面平滑で半球状の隆起性病変を認め鉗子除去術を施行したところ, 組織学的に炎症性ポリープと診断された。本例は気管支鏡検査にて偶然発見された微小なポリープであるが, 無気肺, 閉塞性肺炎, 喀血などの発症例も報告されており, その正確なる病態把握と治療法の確立が必要と考えられた。
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堅田 均, 西川 潔, 今井 照彦, 鴻池 義純, 福岡 和也, 浜田 薫, 長 澄人, 春日 宏友, 伊藤 新作, 成田 亘啓, 三上 理 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
75-84
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
夏型過敏性肺炎の3症例で, 気管支肺胞洗浄(BAL)法を中心に2∿3年間の経時的変化を観察した。1. 有症時にはBALFの細胞所見は総細胞数, リンパ球と好中球比率の増加, リンパ球CD4/CD8比の低下がみられた。2. 冬・春期および無症状夏期には上記所見は正常化傾向がみられたが, リンパ球比率は依然高値であった。3. ステロイド剤治療を行った1例ではリンパ球比率は他所見と共に正常に復したが, 中止にて再び異常を呈した。4. 家の改築や転居により再発は抑制され, CD4/CD8比のゆるやかな改善があり, 真菌抗体価も低下するが, リンパ球比率は依然高値を持続した。
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伊藤 伸介, 島 浩一郎, 佐橋 浩一, 鈴木 雅之, 恒川 博, 鳥井 義夫, 千田 嘉博
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
85-91
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は61歳男性。発熱, 咳嗽, 喀痰を主訴に来院した。末梢血好酸球増多, Aspergillus抗原に対する即時型および遅延型皮膚反応陽性, 沈降抗体陽性, IgE高値, 肺野浸潤影, 喘鳴を認めアレルギー性気管支肺アスペルギルス症と診断した。本症例は気管支喘息の既往や呼吸困難がみられず, 気道感染症状で発症したが, アセチルコリン吸入試験ではアセチルコリン閾値が10000μg/mlと気道過敏性としては鈍い値を示しており, 気道過敏性が低いために典型的な喘息がみられなかったと考えられた。胸部X線像では空洞様陰影を認め, 肺結核あるいは肺化膿症との鑑別が困難であった。経気管支生検によって得られた空洞様陰影内部の組織はいずれも気管支壁で, 基底膜肥厚, 杯細胞・気管支平滑筋増生を伴う著明な好酸球浸潤がみられた。このことより空洞様陰影の本態は嚢状に拡張した気管支と考えられた。
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湯浅 洋司, 赤荻 栄一, 菅 理晴, 吉田 進, 山本 達生, 森田 理一郎, 鬼塚 正孝, 三井 清文, 堀 原一
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
92-97
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
中枢気道狭窄に対する気道確保としてのステント挿入は, 一時的であれば通常の気管内チューブ挿入でよいが, 長期挿入が予想される場合は埋め込み式の留置ステント挿入が望ましい。今回われわれは新しくシリコンゴム製のリング付きステントチューブを考案, 使用して良好な結果を得たので報告する。症例1は59歳男性。肺癌再発による気道狭窄に対してステントを挿入, 留置した。留置後狭窄症状はなく経過は良好であったが, 3か月後に癌死した。症例2は27歳女性。気管全長にわたる腺様嚢胞癌による気道狭窄に対してステントを挿入, 留置した。留置後呼吸困難は消失, quality of life (QOL)も向上して退院した。埋め込み式の気道内留置ステントは, 気道狭窄患者のQOLを向上させた。シリコンゴム製のリング付きステントは, ファイバースコープをガイドとして局所麻酔のみで容易に挿入でき, 気道確保の方法として有用である。
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古賀 俊彦, 原野 由美子
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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杉本 峯晴
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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早坂 真一
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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中野 正心
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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竹村 弘, 岡 三喜男, 広瀬 清人, 木下 明敏, 谷口 哲夫, 原 耕平
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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坂本 晃, 宮崎 重幸, 小森 清和, 君野 孝二, 武富 勝郎, 飛永 晃二
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
98-99
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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土橋 一仁, 後藤 純, 中橋 恒, 岩男 裕二郎, 吉松 隆, 北川 和生, 堀内 芳夫, 宮崎 泰弘, 白日 高歩
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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中村 昭博, 村岡 昌司, 山本 聡, 森永 真史, 田川 努, 辻 博治, 岡 忠之, 原 信介, 田川 泰, 川原 克信, 綾部 公懿, ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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田中 希代子, 平野 裕志, 中西 洋一, 池田 東吾
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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笹山 一夫, 福田 正明, 中田 剛弘, 重松 和人, 中野 正心
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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久高 学, 石川 清司, 坂東 徹, 久田 友治, 国吉 真行, 源河 圭一郎, 久場 睦夫, 宮城 茂, 仲宗根 恵俊
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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麻生 真佐, 岡田 久司, 黒岩 英, 鬼塚 徹, 水城 まさみ, 津田 冨康
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
99-100
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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横山 秀樹, 井上 隆, 杉尾 賢二, 石田 照佳, 杉町 圭蔵
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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宮田 佳奈, 岩垣 明隆, 吉嶺 裕之, 高橋 淳, 大石 和徳, 永武 毅, 松本 慶蔵
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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岸 建志, 卯野 規敬, 増田 満, 田中 雄二, 山崎 透, 永井 寛之, 後藤 陽一郎, 田代 隆良, 那須 勝, 近間 秀樹, 田中 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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藤野 昇, 早坂 真一, 吉永 健, 木山 程荘, 絹脇 悦生, 大塚 陽一郎, 衛藤 安広, 中路 丈夫
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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樋口 英一, 木下 正治, 力丸 徹, 田中 泰之, 市川 洋一郎, 大泉 耕太郎
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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田村 和貴, 内山 貴堯, 山岡 憲夫, 谷口 英樹, 久野 博
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
100-101
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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入船 賢司, 犬山 正仁, 渡辺 講一, 石崎 驍, 杉山 秀徳, 河野 茂, 原 耕平
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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宮城 茂, 大城 元, 宮国 孝彦, 久場 睦夫, 仲宗根 恵俊, 大城 盛夫, 坂東 徹, 石川 清司
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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福田 実, 高谷 洋, 福田 正明, 笹山 一夫, 中野 正心
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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島袋 常人, 嘉数 朝一, 普久原 浩, 中村 浩明, 兼島 浩, 伊良部 勇栄, 下地 克佳, 橘川 桂三, 重野 芳輝, 斎藤 厚, 伊 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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日浦 研哉, 加藤 収, 黒木 茂高, 青木 洋介, 中田 晴雄, 河島 通博, 藤沢 伸光, 山田 穂積, 幸田 弘
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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岡 三喜男, 田中 研一, 広瀬 清人, 早田 宏, 河野 茂, 原 耕平
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
101-
発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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森永 真史, 山本 聡, 村岡 昌司, 中村 昭博, 田川 努, 岡 忠之, 辻 博治, 原 信介, 田川 泰, 川原 克信, 綾部 公懿, ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 1 号 p.
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発行日: 1992/01/25
公開日: 2016/10/01
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