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原稿種別: 表紙
1992 年 14 巻 8 号 p.
Cover1-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1992 年 14 巻 8 号 p.
Cover2-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 8 号 p.
App1-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1992 年 14 巻 8 号 p.
Toc1-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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山口 豊
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
727-734
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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A. J. P. Klein Szanto
原稿種別: Article
1992 年 14 巻 8 号 p.
735-740
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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冨岡 玖夫
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
741-750
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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高田 佳木, 大林 加代子, 加堂 哲治, 山本 裕之, 国広 倫生, 元原 智文, 吉村 雅裕, 坪田 紀明
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
751-755
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
過去7年間に経験した多発肺癌は46例で, 全肺癌症例1182例中3.9%であった。同時期の手術例487例中34例(7.0%)である。異時性21例(1.8%), 同時性25例(2.1%)であり, 男性が93.5%を占め, 喫煙者は84.8%うち喫煙係数600以上の重喫煙者は90%であった。異時性の第2癌切除は9例(45%), 同時性同側例の切除率は100%であったが, 同時性両側切除は1例(6.7%)のみである。多発癌例の5年生存は異時性77.4%, 同時性36.1%であった。
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斎藤 泰紀, 佐藤 雅美, 佐川 元保, 菅間 敬治, 高橋 里美, 薄田 勝男, 遠藤 千顕, 永元 則義, 仲田 祐, 藤村 重文
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
756-759
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
胸部X線写真無所見扁平上皮癌127切除例のうち同時性に9.4%, 異時性には5年後までの累積で13.2%(0.026/人・年)の多発癌を発見した。同時性12例の治療で再発はなかったが, 2例に異時性癌をみとめた。異時性11例では小細胞癌3例を含めて5例において再発し, 4例にさらに異時性癌をみとめた。死因は他臓器癌死が最も多く, 多発癌例においてさらなる多発癌の合併頻度が高い傾向があった。
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馬場 雅行, 山口 豊, 藤沢 武彦, 木村 秀樹, 柴 光年, 由佐 俊和, 山川 久美, 斎藤 幸雄, 田宮 敬久, 野本 靖史, 渋谷 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
760-764
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
最近10年間に経験した13例の多発肺癌を対象にして, 当施設での診断基準, 治療成績について論じた。診断法はMartiniらの方法に組織亜型, 分化度, 臨床的および組織学的進行度などを加味して改変し, 肺内転移と鑑別した。異時性で第二癌が中枢の場合は多発癌と診断可能であった。同時性は異時性に比較し, 進行度が高く予後も不良であった。術後3年以上経過して転移と判定し得ない肺腫瘍を認めた場合は多発癌とみなしてよいと考えた。
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新田 隆, 楠 洋子, 瀧藤 伸英, 高田 実, 松井 薫, 工藤 新三, 益田 典幸, 伊藤 和信, 中川 和彦, 玉野井 優水, 児嶋 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
765-769
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
1976年10月から1992年3月までに当院で経験した原発性多発肺癌は48例で全原発性肺癌4007例の1.2%であった。その内肺門部早期肺癌を含む多発肺癌は14例で同時期の全肺門部早期肺癌62例の23%を占めていた。同時性多発肺癌は29例(60%), 異時性多発肺癌は19例(40%)であった。組織型の組合わせは1例を除く全例にSqを含んでおり, 特にSq-Sqの組み合せが44%と最多を占めた。それぞれの病巣の病期は0とI期が全体の78%を占めた。異時性の第2癌発生までの期間の中央値は47ヵ月であった。治療は初回に手術を施行した場合と非観血的治療, 特にPhotodynamic therapy (PDT)を施行した場合とでは生存に有意差がなかった。予後因子としては, 第2癌発生時期と, 組織型の組み合せ(Sq-Sq)が有意であった。
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久保田 馨, 古瀬 清行, 河原 正明, 児玉 長久, 山本 益也, 小河原 光正, 岡田 達也, 上野 清伸, 吉田 光宏, 森 隆, 井 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
770-774
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
1983年から1987年の間, 当院に入院した臨床病期I期肺扁平上皮癌全例を肺門型, 肺野型に分け検討した。またI期肺扁平上皮癌を含んだ肺多発癌症例を報告した。肺門型44例中, 11例(25%), 肺野型62例中3例(5%)に重複癌を認め, 肺門型が有意に重複癌合併頻度が高かった。重複癌・多発癌の治療においては各々の癌の根治性, 腫瘍増殖速度, 治療法の副作用, 後遺症等を考慮に入れた治療戦略が必要であると考えられる。
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奥仲 哲弥, 加藤 治文, 小中 千守, 河手 典彦, 三浦 弘之, 山本 秀樹
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
775-778
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
多発肺癌と認めた36例の患者のうち, 光線力学的治療法(PDT)を施行した患者20例に対し検討を加えた。20例のうち10例が同時性で, 残り10例が異時性多発肺癌であった。20例の内6例はPDTだけで治療を行った。他の14例は早期癌病巣はずべてPDTを施行し, 進行癌病巣は手術を行った。平均生存率は52ヵ月で, 現在8例が再発なしに生存中である。今後診断治療技術の進歩に伴い, 増加が予想される多発性肺癌に対し, PDTは有力な治療法の一つになることが示唆された。
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小鯖 覚, 足立 匡司, 澤井 聡, 石田 久雄, 塙 健, 松井 輝夫, 千葉 渉, 渡部 智, 松原 義人, 畠中 陸郎, 船津 武志, ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
779-782
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管, 主気管支領域の狭窄性病変14例に対して3次元CTを用いた気道の立体画像表示を試みた。3次元CTは気道狭窄の診断だけでなく, 気管気管支形成術, LASER治療, ステントの留置などの治療を行ううえに有用な検査法であった。
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鈴木 恒雄, 荒井 他嘉司
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
783-785
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気道狭窄の診断は疑うことから始まり気管支ファイバースコープによる検査により確定診断はなされる。疑いを持たせるためにRI(ラジオアイソトープ)検査が有用かどうかを検討した。検査はTc-99m MAAによる肺血流シンチおよびPETとN-13ガスによる肺胞気量, 換気量検査である。その結果, 狭窄より末梢の肺の血流は低下し, 換気は狭窄の程度におおじて低下し, 肺胞気量も軽度低下していた。肺血流シンチは簡単にできスクリーニング検査として有用であった。
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由佐 俊和, 野本 靖史, 山本 直敬, 武田 恒弘, 斎藤 幸雄, 小川 利隆, 山川 久美, 柴 光年, 馬場 雅行, 木村 秀樹, 藤 ...
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
786-789
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
中枢気道の腫瘍性, 肉芽腫性病変44症例に対して気道の開大・止血を目的としてエタノール注入療法を施行した。Nd : YAGレーザー照射, 放射線療法などとの併用, あるいはエタノール注入単独により, 気道開大に対して76%, 止血に対して100%の有効率が得られた。気道開大効果は気管支腔内に突出する腫瘤型の病変に対して著明であった。特記すべき副作用は認めなかった。
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斎藤 宏, 内田 修, 池田 徳彦, 土田 敬明, 石井 正倫, 酒井 治正, 小中 千守, 加藤 治文
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
790-794
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
我々の施設での中枢気道狭窄に対するレーザー照射とステント挿入併用例28例を検討し, 気道確保が困難であった症例は下部気管から気管支にかけての狭窄が多かった。この部位の治療に最近利用されるようになったDumon tube, Sefl-expandable metallic stent, Balloon expandable metallic stentの挿入法, 利点を比較検討した。
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中村 達雄, 清水 慶彦, 奥村 典仁, 有安 哲哉, 清谷 哲也, 滝本 行延, 寺町 政美
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
795-798
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
狭窄気道病変に対するシリコンコーティング形状記憶合金製ステントの研究開発を行っている。断面馬蹄形のステントは直径0.5mmの1本のチタンーニッケル合金ワイヤーをジグザグに曲げて作ってあり, 300μmのシリコンでおおわれている。25℃以下では変形可能で氷水中で冷却し小さくして気管支鏡で目的の部位に挿入し, そこで体温で形状を回復する。気管軟化症モデル犬を作り動物実験を行っているが, 良好な成績をあげている。今後の臨床応用が期待される。
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宗岡 克樹, 辻 隆之, 菅 伊知郎, 徳野 慎一, 戸川 達男, 青木 秀希, 奥森 雅直
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
799-802
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
セラミックスを人工気管と生体気管の吻合部の素材として応用するための検討を行った。常在菌の存在する気管内での組織親和性の優れたセラミックスは人工気管と生体気管の接合部に利用することが可能であると考えられた。実際にはシリコーンチューブの両端にサイズの異なるアパタイトコーティングチタン中空管を内挿入固定する方法が最適であると考えられた。
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酒井 悠次, 福原 武彦
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
803-807
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
咳は気道防御反射の一つに過ぎないが, 呼吸心臓疾患では極めて重要な症候である。高齢化に伴う呼吸器疾患の増加に関連して, 咳に関する臨床並びに基礎研究もますます重要性を増している。近年の多数の研究成果を総覧すると, 咳の概念は次第に変貌を遂げて来ていることが解る。この総説では我々の見解を含めつつ, 咳の基礎, 特に生理学, 病態生理学と薬理学に関する知見と概念を解説した。
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小川 晴彦, 藤村 政樹, 坂本 さゆり, 西 耕一, 松田 保
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
808-811
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
Atopic coughは気管支拡張薬が無効で気道過敏性の亢進はなく, ピークフローの日内変動が小さいことより明らかにcough variant asthmaとは異なる。Atopic coughでは気管支生検によって気道壁への好酸球浸潤が80%に証明された。咳受容体感受性について咳誘発テストを行った。モルモットの好酸球性気管支炎モデルの作製に成功した。本モデルは, 咳嗽のメカニズムの究明, ヒトのAtopic coughの治療研究に役立つと思われた。
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海野 徳二, 野中 聡
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
812-816
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
喉頭摘出者の咳と, 除脳ネコの気管切開前後での咳を解析し, 咳発作における喉頭の役割を検討した。正常者の咳は, 吸入期, 圧縮期, 呼出期に分けることができるが, 喉摘者では圧縮期がなくなる。気管切開後のネコでは, 呼気筋の腹直筋と, 吸気筋の横隔膜の筋活動重複時期の延長が最も特徴的であった。圧縮期の声門閉塞が重要であることが示唆され, この観察に基づいた咳の管理が喉摘者になされることが必要と考えられた。
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藤森 勝也, 鈴木 栄一, 荒川 正昭
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
817-821
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
慢性持続咳嗽(CPC)を訴える症例の原因として, 感染症, 慢性閉塞性肺疾患, 気管支喘息, 気管支拡張症, 肺線維症などの呼吸器疾患が疑われることは多い。しかし, CPCの原因として呼吸器疾患以外にも注意が必要である。本稿では, 自験31例のACE阻害薬による咳嗽の特徴とその発生機序について検討した結果を報告する。また, CPCの原因として, 欧米では頻度が高いが, 本邦では報告の見当たらない, gastroesophageal refluxによるCPCの症例を呈示する。
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中村 清一, 川上 雅彦, 三上 正志, 宇野 博子, 角田 裕美, 足立 哲也, 馬場 美智子, 滝沢 潤, 山中 栄一
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
822-826
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
安定期にある慢性呼吸器疾患患者の痰を採取し, そのpHおよびレオロジカルな性状, カエル口蓋粘膜上の線毛輸送速度を計測した。同時に喀出に要した咳の頻度, 強度, 痰のだしやすさに関し, その程度を問診表に記載させ, 三段階にわけた。喀痰喀出時の咳の頻度が最も高い痰は, 他の痰に比較し流動性が強く, 粘性が低値であった。咳の強度が最も強い痰は, 他の痰に比較し流動性が強く, 降伏値が低値であった。痰のだしやすさが最も悪い痰は, 他の痰に比較し流動性が強く弾性が低値で, pHがアルカリに変位し, 線毛輸送能が低下していた。以上の成績は去痰療法を考えるとき咳の頻度が高く, 強度が強くおよび痰のだしやすさが悪い痰では, 粘液溶解薬は無効であり, 痰を硬化させる去痰薬が必要なことを示唆している。
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新実 彰男, 網谷 良一, 松井 保憲, 山田 勝彦, 倉澤 卓也, 杉田 孝和, 西山 秀樹, 久世 文幸
原稿種別: 本文
1992 年 14 巻 8 号 p.
827-830
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気道過敏性亢進を伴う慢性咳嗽症例22例を気管支拡張剤(BD)が咳嗽に有効か否かで2群(BD有効群16例;BD無効群6例)に分類し両群の臨床像を比較検討した。BD無効群ではアレルギー性鼻炎の合併頻度が有意に高かった。また, 喀痰, BAL, 気管支粘膜生検にて, BD有効群では喘息の特徴とされる好酸球性気道炎症の存在が示唆されたが, BD無効群では好酸球の関与は否定的と考えられた。今後は両群を別個の病態として捉えていく必要がある。
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 8 号 p.
App2-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 8 号 p.
App3-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1992 年 14 巻 8 号 p.
App4-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1992 年 14 巻 8 号 p.
Toc2-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1992 年 14 巻 8 号 p.
Toc3-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 索引
1992 年 14 巻 8 号 p.
Index1-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1992 年 14 巻 8 号 p.
Cover3-
発行日: 1992/12/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー