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原稿種別: 表紙
1994 年 16 巻 4 号 p.
Cover1-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1994 年 16 巻 4 号 p.
Cover2-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1994 年 16 巻 4 号 p.
App1-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1994 年 16 巻 4 号 p.
App2-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1994 年 16 巻 4 号 p.
App3-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1994 年 16 巻 4 号 p.
Toc1-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1994 年 16 巻 4 号 p.
Toc2-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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金子 昌弘
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
319-320
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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中西 良一, 永谷 信之, 坂田 晃一, 久米 徹, 吉松 隆, 光冨 徹哉, 白日 高歩
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
321-327
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
雑種成犬16頭を対象に大網被覆併用自家気管移植を行い, 血管内色素注入やレーザー血流測定により大網による血行再建の限界について検討を加えた。大網からの血流は外膜側から移植片に流入し, 粘膜側では移植後4日目に初めて膜様部において確認された。その後軟骨部も栄養されるが, 経時的に移植片への流入は減少する傾向があった。一方, 宿主気管からの血流も粘膜側の吻合線を超えて移植片に流入するものはほとんどなく, その多くは大網を介して外膜側から流入し, 徐々に増加する傾向にあった。有茎大網弁のレーザー血流量測定では, 末梢の血流が根部に比べ有意に低下しており, 大網の供給血流量が十分ではないことが示唆された。大網被覆は早期の血管再生能力には優れるが, 長期にわたる血流供給能力の維持は困難であろうと考えられた。
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増本 英男, 前崎 繁文, 荒木 潤, 浅井 貞宏, 岩崎 啓介
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
328-335
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
TBLBとBALを施行した時点で胸部X線所見と低酸素血症による肺損傷スコアが2.5以上を示し, かつ直接の原因を明確にできなかったARDS3症例を対象にし, 組織像による臨床像の違いについて検討した。気管支鏡検査は症状発現後5日以内に施行した。患者は全例男性で, 平均年齢は62歳, 基礎疾患としては肺癌, 糖尿病+肝硬変(低血糖発作), アルコール依存症があった。肺損傷スコア2.5が2例, 3.0が1例で, 室内空気吸入下のPaO_2は平均38.7Torr, CRPの平均は9.5mg/dl, 血清LDHは全例増加していた。X線所見では陰影分布には差は認めなかった。BAL所見では好中球比率の平均は46%と増加し, 全例リンパ球も増加していた。TBLBで硝子膜形成をみた1例はステロイドに反応せず死亡した。他の2例には硝子膜形成を認めず, いずれもステロイドに反応して治癒した。症例数が少ないことやTBLBによるサンプリングの問題はあるが, 硝子膜の有無によるARDSの予後の違いが示唆された。
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松木 裕暁, 中西 洋一, 八並 淳, 原 信之
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
336-341
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
非イオン性造影剤(Iopamidol : Iopamiron 370, Iotrolan : Isovist 300)を用いた気管支造影を行い, その有用性と安全性について検討した。気管支拡張症3例, 慢性気管支炎2例, 肺癌2例, 喀血3例に施行した。造影剤はIopamiron 370を6例に, Isovist 300を4例に用いた。気管支造影所見が気道病変の形態学的診断や肺内病変と気管支系との関連の把握等, 診断上有用であったものは10例中7例であった。このうち鮮明な画像を得られたものは4例であり, 従来の気管支造影剤と比べて粘稠度が低いため気管支の造影時間が短く, 撮影のタイミングが遅れると早期に肺胞像を形成し不明瞭な気管支造影画像となった。一方, 造影剤は無色透明な為, 視野を妨げることなく気管支造影の操作と後処置が可能であった。副作用については, 検査後に軽度の頭痛を1例認めたのみで重篤な副作用を認めなかった。造影剤の吸収排出が早いため造影剤の貯留及びこれに伴う感染等も見られなかった。
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有本 太一郎, 岩崎 吉伸, 橋倉 博樹, 溝渕 一哉, 中垣 嘉信, 藤田 幸久, 中村 泰三, 中川 雅夫
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
342-346
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支鏡(BF)検査のより安全な施行方法を検討するため検査時, 動脈血酸素飽和度(SaO_2)を測定しアンケートによる自覚症状と比較した。本院でBF検査をうけた22例(男14, 女8, 平均年齢54歳)に対し検査時, 心電図をモニター記録し, 同時にパルスオキシメーターによりSaO_2を測定した。検査終了後, 患者自身の記入により10cmのAnalogue Scaleを用い呼吸困難, 咳, 疼痛につき評価した。SaO_2の最低値は平均86%にまで低下した。自覚症状としては咳が5.0±0.6cm(mean±S.E.)と最も大きい値を示した。SaO_2の最低値が90%未満の群(A群)と90%以上の群(B群)に分けるとA群の呼吸困難の程度が有意に強かったが, 咳, 疼痛の程度には有意差を認めず, 呼吸困難感を除き, 自覚症状とSaO_2との関連は低いと考えられた。従ってパルスオキシメーターを用いSaO_2をモニタリングすることにより, 患者の呼吸困難感の把握も可能となり, 安全に検査が施行できると考えられた。
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西井 研治, 小谷 剛士, 宇治 秀樹, 守谷 欣明, 大熨 泰亮, 上岡 博, 柴山 卓夫, 木村 郁郎
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
347-352
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
住民検診の胸部X線にて発見され, 気管支鏡による生検にて診断された肺腺様嚢胞癌の2例を報告する。症例1は70歳男性で, 胸部X線では肺野右S^<10>に径6cmの腫瘤影と右肺野に多発結節影を認めた。気管支鏡では可視範囲には直接所見を認めなかったが, 経気管支生検にて肺腺様嚢胞癌と診断された。症例2は65歳男性で石綿曝露歴があり, 喫煙指数800の重喫煙者である。胸部X線では右下肺野の限局性無気肺像を呈していた。気管支鏡所見は中間幹に凹凸のある腫瘤性病変と周囲粘膜の発赤腫脹を認め, 同部の生検にて診断された。症例1は発見時すでに転移が認められており, より早い段階での集検受診が必要であったと考えられる。症例2のような中枢発生の腺様嚢胞癌も, 経年的な胸部X線検診によって, 自覚症状が出現する以前にその二次変化を指摘できれば, 発見は可能である。
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稲垣 雅春, 赤荻 栄一, 三井 清文, 石川 成美, 鬼塚 正孝, 山本 達生, 間瀬 憲多朗, 吉田 進, 稲毛 芳永
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
353-356
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は63歳の女性。主訴は咳嗽・喀痰。近医で肺結核として治療を受けていたが, 症状が続くため当科に紹介入院となった。胸部X線写真およびCTで左上葉無気肺像を認めた。しかしCTでも明らかな腫瘤影はなかった。気管支鏡検査で左上葉支を閉塞するmucoid impactionが認められたため, スネアで摘出した。しかし, 2週間で再び前と全く同様に左上葉は無気肺となった。以上より粘液産生性の肺癌を疑い, 左上葉切除術を施行した。切除標本の検索にて左B^<1+2>の気管支壁から発生し末梢の気管支内腔にpolyp状に増殖する気管支内腫瘍が認められ, 閉塞部から中枢側に及ぶ多量のmucoid impactionが左上葉無気肺の原因と考えられた。病理組織診で腫瘍は神経原性と考えられた。
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亀井 雅, 桃井 篤子, 山本 修平, 伊達 学, 中野 秀治, 山地 康文, 藤田 次郎, 高原 二郎
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
357-362
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
炎症性偽腫瘍は, 比較的稀な疾患であり大多数は肺実質内に限局し, 気管支腔にポリープ状の腫瘤を形成し発育することは極めて稀である。今回我々は肺の炎症性偽腫瘍が気管支腔内をポリープ状に長軸進展し左全肺の無気肺をきたした1症例を経験したので報告する。症例は75歳男性で血痰, 左胸痛あり胸部レントゲンにて左全肺の無気肺を認めた。気管支鏡所見では左主気管支を完全に閉塞する比較的軟らかい軽い呼吸性移動を認める表面平滑なポリープ状腫瘍を認めた。同部の生検では反応性のfibroblastic proliferationの可能性が疑われ左上葉切除術を施行した。腫瘍は左S^<1+2>aに存在し区域気管支を拡張しながら内腔を長軸に進展しポリープ状に発育し左主気管支を閉塞していた。組織学的には異型の乏しい長紡錘型細胞が束状に配列増殖した炎症性偽腫瘍であった。
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小野 久之, 雨宮 隆太, 古川 聡, 吉見 富洋, 朝戸 裕二, 太田 岳洋, 菱川 修司, 小泉 澄彦, 長谷川 博, 小林 尚志, 松 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
363-369
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
多脾症候群の肺癌切除例(73歳, 女性。左S^9の末梢型扁平上皮癌T1N0M0, Stage I)を経験し, 新知見と術前の高速ラセンCTによる三次元立体CT画像の有用性を確認した。1回の外来検査にて以下の検索が可能であった。(1) 左右肺は共に左型の気管支・血管分岐形態を示していた。右主気管支は左主気管支より長かった。右上葉は上区支と舌区支様の二分岐型, 下葉はB^7が欠損し, 肺底区縦隔側はS^8が占めていた。肺動脈は左右共に主肺動脈幹が各々の主気管支の上背側を孤状をなして走行していた。(2) 上大静脈は左右2本あった。(3) 下大静脈は左胸腔内を通常の半奇静脈が走行する位置を大動脈と並行し, 左上大静脈(腕頭静脈)の背側より合流して心嚢内に入り, 冠状静脈洞を経由して右房に還流していた。(4) 右下大静脈は欠損し, 肝静脈は直接右房に還流していた。さらに術中所見として(5) 左縦隔は左肺動脈幹を下大静脈が巻いて走行し, #4, 5, 6リンパ節の郭清が困難であった。奇形症例に対する三次元立体CT検査は他に代えることの出来ない情報を与えてくれた。
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武久 良史, 宇山 正, 住友 正幸, 高橋 敬治, 先山 正二, 福本 泰三, 近藤 和也, 門田 康正
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
370-375
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
労作時呼吸困難を主訴とする, 30歳女性の気管支閉鎖症を報告する。胸部X線上, 左上肺野の透過性亢進を示した。胸部CT所見は舌区に限局した気腫性変化を示し, 同区域肺門部に腫瘤影を認めた。気管支閉鎖症を疑い, MRIを施行し, 粘液貯留を伴う拡張気管支を認めた。気管支鏡では舌区区域支の欠損を認めた。左上葉切除を施行し, 舌区気管支の閉塞と同区域の汎細葉性肺気腫を認めた。MRIは本症の診断に有用であった。
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兼松 雅之, 山脇 義晴, 松井 英介, 水野 晋二, 後藤 裕夫, 林 真也, 今枝 孟義, 柴山 麿樹, 縄田 万寿美, 橋本 和明, ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
376-380
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
強い呼吸困難を呈した悪性腫瘍による気管・気管支狭窄の3例に対して, 喉頭麻酔下に外径5または6mmのシースを用いて, Gianturco型self-expandable metallic stent(以下EMS)を留置した。症例1, 2で留置前にバルーン拡張術を施行した。全例で留置に成功し, 直後より血液ガスおよびBorg scaleの改善を認めた。症例2で前後に施行した呼吸機能検査の明らかな改善を見た。また, 全例で留置後の異物感, 新たな咳嗽は認めなかった。症例1, 3で剖検が施行されたが, EMSが直接の死因とは考えられなかった。EMS留置は悪性腫瘍による気管・気管支狭窄を原因とする呼吸困難の姑息的治療法として安全かつ有用と考えられた。
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佐々木 義明, 今井 照彦, 前田 宗宏, 尾辻 秀章, 吉村 均, 大石 元, 打田 日出夫, 前田 光一, 徳山 猛, 長 澄人, 濱田 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
381-385
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は48歳, 女性, 血痰, 呼吸困難を主訴として某病院受診, 精査の結果気管原発のadenoid cystic carcinomaと診断された。腫瘍で狭窄した気管にmetallic stentを挿入後放射線治療目的で当科紹介入院。照射にて腫瘍は縮小し, 経過良好のため当科外来通院となったが退院約2ヵ月後の気管支鏡検査でstent上端に気管を2分するようにbridgeの形成を認めたので, 除去目的で再入院, 気管支鏡検査を施行したところ一部は自壊しており残存部をNd-YAGレーザーで焼灼した。生検の結果は一部変性細胞を含んだ壊死組織であった。気管にbridgeを形成した報告はまれで, stent留置後の合併症の一つとして留意する必要があると考え報告した。
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濱田 円, 大原 利憲, 六車 満, 安田 英己
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
386-390
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
我々はCarina直上で約4cmに及ぶ気管狭窄を来した気管気管支結核の39歳女性に対しDumon型気管留置用ステントを用い15ヵ月を経過した症例を経験した。気管留置用ステントは悪性疾患による気管狭窄に対しての報告が散見されるが, 良性疾患である結核性気管狭窄に用いた報告は少ない。現在まで本疾患は, 特に狭窄範囲が広い場合においては, 決定的な治療法は確立されておらず, 挿入直後より安定した気道の確保が可能であり最も期待の持てる治療法として選択した。挿入後は呼吸状態は安定し外来通院で経過観察可能であったが, 頻回にステント断端に肉芽増生を認め, レーザー焼灼およびステントの交換を要した。結核性気管狭窄においては, 炎症の範囲が不明瞭であり手術療法を困難にしているが, これは気管内ステント留置においても同様の課題と考えられる。呼吸困難を来している場合, 炎症の鎮静化を待機する余裕がないため, 挿入後の炎症の状態は一旦安定したように見えても厳重に経過観察を要すると考える。
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山口 正雄, 大田 健, 鈴木 直仁, 松崎 剛, 土肥 眞, 上田 隆, 石井 彰, 滝沢 始, 須甲 松伸, 岡 輝明, 伊藤 幸治
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
391-396
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
62歳男性。平成2年8月, 肺野異常陰影の精査目的で気管支鏡施行中, 右側中葉枝・下幹の分岐部および左側B^6・底幹の分岐部の2箇所に径2∿3mmの小結節病変を認め, 前者の生検で良性の神経鞘腫と診断された。この時には肺野の異常陰影については診断が確定せず, 翌平成3年4月に再度気管支鏡を施行し, 右上葉の腫瘍および前年と同様の2個の結節を確認し, 前者については腺癌, 後者は両方とも良性の気管支神経鞘腫と診断された。良性の肺・気管支神経鞘腫は従来単発例のみが報告されており, 気管支に複数個の発生をみた本例は貴重と思われ報告する。
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若山 尚士, 伊藤 雄二, 前田 浩義, 大鹿 裕幸, 小笠原 智彦, 鈴木 雅之, 戸谷 康信, 鳥井 義夫, 千田 嘉博
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
397-403
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
アレルギーの既往のない43歳男性。咳嗽, 発熱を主訴に来院。胸部X線写真で左肺野に浸潤影を認め, 末梢血中の好酸球の増加を伴うためPIE症候群と診断し入院した。気管支鏡検査を施行したところ可視範囲の気管支粘膜面に白色の結節が多発しているのが認められた。TBLBの組織所見に著明な好酸球浸潤を認め, 気管支粘膜にも著明な好酸球浸潤を認めた。入院後末梢血好酸球は著増し, 好酸球性胸水の貯留, 肝機能障害が出現, 喘息様の呼吸困難を呈するに至ったので, プレドニゾロン30mg/dayの投与にふみきったところ速やかな改善を示した。プレドニゾロンの漸減後外来で経過観察したが再発があり再治療が必要であった。検索した限り寄生虫抗体価, IgE抗体価に有意な所見はなく原因は不明であり, 全経過から気管支・肺病変で発症した好酸球増多症候群と考えられた。気管支粘膜に特異な病変を伴い, それが初発症状であった点で興味深い症例と思われ報告した。
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江部 和勇, 小池 晋二, 本間 穰, 長岡 栄, 有田 剛, 狩野 裕一, 松本 常男, 中田 太志, 中西 敬
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
404-409
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は72歳男性。主訴は咳嗽と喀痰。肺アスペルギローマの診断にて, 経皮的空洞内注入療法を目的に入院となる。入院後経皮的ドレナージチューブを留置し, 抗真菌剤の直接投与を施行し, さらに診断の目的にて, 空洞皮膚瘻より経皮的気管支鏡検査を施行し, 空洞内を観察した。空洞壁には, 黄色調の壁在結節が認められ, 壁在性増殖型肺アスペルギローマと診断した。本疾患における空洞内視鏡所見の報告はほとんど見られず, 興味ある症例と考えられたので報告する。
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室谷 陽裕, 坪田 紀明, 吉村 雅裕, 宮本 良文, 的場 保己, 高田 佳木, 大林 加代子, 三村 文利, 加堂 哲治, 高月 清宣, ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
410-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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千葉 渉, 森本 広次郎, 澤井 聡, 和澤 仁, 塙 健, 山下 直己, 松井 輝夫, 安田 雄司, 渡部 智, 畠中 陸郎, 松原 義人 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
410-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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土居 健太郎, 高田 哲也, 松岡 勝成, 糸井 和美, 桑原 正喜
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
410-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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櫛部 圭司, 森 隆, 井内 敬二, 南城 悟, 池田 正人, 一宮 昭彦, 田中 靖士, 田中 寿一
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
410-411
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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山田 政司, 古瀬 清行, 河原 正明, 児玉 長久, 小河 原光正, 安宅 信二, 岡田 達也, 川口 祐司, 紙森 隆雄, 中尾 光伸, ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
411-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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木村 嘉宏, 前田 光一, 徳山 猛, 濱田 薫, 長 澄人, 成田 亘啓, 前田 宗宏, 尾辻 秀章, 佐々木 義明, 今井 照彦
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
411-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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岩井 一也, 安場 広高, 川口 英人, 山下 健三, 福間 英記, 美崎 幸平, 住友 伸一, 加藤 幹夫
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
411-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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長谷川 克子, 小牟 田清, 元村 卓嗣, 前田 恵治, 五十 嵐敢
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
411-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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Japan PDT Lung Cancer Study Group, 飯田 邦夫, 楠 洋子, 梁 尚志, 高田 実, 平島 智徳, 久保 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
411-412
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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植島 久雄, 高橋 瑞佳, 浦上 理恵, 杉原 錬三, 秋山 裕由, 田中 明, 山本 淳, 藤本 知久, 東田 有智, 長坂 行雄, 大石 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
412-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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梅本 真三夫, 中尾 佳永, 日野 裕, 小延 俊文, 斉藤 幸人, 今村 洋二, 米津 精文
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
412-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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一瀬 真澄, 朝倉 庄志, 加藤 弘文, 藤野 昇三, 小西 孝明, 榎堀 徹, 浅田 佳邦, 山本 理恵, 森 渥視
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
412-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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宮島 真治, 青木 稔, 竹中 一正, 岡田 圭司, 黒谷 栄昭, 磯和 理貴, 横見 瀬裕保, 池 修, 乾 健二, 八木 一之, 水野 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
412-413
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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平林 弘久, 古武 彌宏, 上島 成幸, 数尾 展, 種村 匡弘, 小川 達司, 中川 勝裕, 安光 勉, 中川 和彦, 高田 實, 南 正 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
413-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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佐々木 理恵, 津谷 隆史, 渡辺 倫太郎, 大宇根 晃雅
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
413-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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中井 勲, 徳島 武, 福田 幹久, 鳥谷 武昭, 武田 弘
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
413-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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宮澤 輝臣, 土井 正夫, 福原 徳子, 伊藤 みなこ
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
413-414
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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土井 正夫, 宮澤 輝臣, 福原 徳子, 伊藤 みなこ
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
414-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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渡辺 洋一, 松尾 圭祐, 荒木 雅史, 平木 俊吉
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
414-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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杉田 礼典, 亀山 耕太郎, 林 栄一, 川口 仁, 谷口 清英, 坪田 典之, 岡田 貴浩, 桂 浩, 中元 賢武, 前田 昌純
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
414-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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金光 尚樹, 花岡 伸治, 辰巳 明利, 中村 隆澄, 北村 文夫, 中山 正
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
414-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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鳥谷 武昭, 宍戸 真司, 中野 博子, 吉田 勝彦, 入澤 輝男
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
414-415
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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折橋 典大, 由水 多津子, 田中 伸幸, 倉光 達也, 三浦 剛史, 松本 常男, 中西 敬
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
415-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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大橋 信之, 村上 功, 檜山 桂子, 礒部 威, 二井谷 研二, 奥崎 健, 竹本 祐司, 住吉 秀隆, 藤原 康弘, 山岡 直樹, 長谷 ...
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
415-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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松尾 潔
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
415-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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横山 彰仁, 藤岡 精二, 藤野 俊, 濱田 泰伸, 井上 義一, 阿部 聖裕, 河野 修興, 日和田 邦男
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
415-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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岡谷 泰治, 安藤 陽夫, 青江 基, 岡部 和倫, 森山 重治, 清水 信義
原稿種別: 本文
1994 年 16 巻 4 号 p.
416-
発行日: 1994/05/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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