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原稿種別: 表紙
1995 年 17 巻 7 号 p.
Cover1-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1995 年 17 巻 7 号 p.
Cover2-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App1-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App2-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App3-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App4-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App5-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App6-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 17 巻 7 号 p.
App7-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1995 年 17 巻 7 号 p.
Toc1-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1995 年 17 巻 7 号 p.
Toc2-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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副島 林造
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
559-560
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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Makoto Yano, Takashi Arai, Keizou Inagaki, Takatomo Morita, Tomokiyo N ...
原稿種別: Article
1995 年 17 巻 7 号 p.
561-564
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
We examined the changes in lung function in patients with tuberculous bronchial stenosis who underwent sleeve lobectomy. Between January 1985 and December 1992, twelve patients received sleeve lobectomy for tuberculous bronchial stenosis and underwent spirometry before, and more than 3 months after, the surgery. Major preoperative symptoms were exertional dyspnea and fever due to pneumonia. Seven patients had a left upper sleeve lobectomy, 2 had a right upper sleeve lobectomy, 2 had a right middle sleeve lobectomy and 1 had a right lower sleeve lobectomy. There were no operative deaths or major postoperative complications. The mean values of %VC, FEV_<1.0> and FEV_<1.0>% improved significantly after sleeve lobectomy (P<0.05). The mean value of VC also increased, but this change was not significant. Symptoms due to bronchial stenosis were relieved postoperatively. We conclude that sleeve lobectomy is a safe and effective operation for patients with tuberculous bronchial stenosis and that pulmonary function can be expected to improve after the operation.
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小林 朋子, 雨宮 英子, 松本 健志, 井上 昌彦, 北村 登, 勝呂 元, 弘田 達哉, 峰村 広, 河村 俊明, 高橋 典明, 仲谷 ...
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
565-569
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支鏡検査で腫瘍の直接所見を認めた転移性肺腫瘍症例25例を, 気管支壁内転移例と, 肺野転移巣からの直接浸潤例の2群に分類し検討した。原発臓器は多彩で特異性はなかったが, 3例の肉腫はすべて壁内転移例であった。気管支鏡所見はポリープ型, 結節型, 肥厚型に分類したが両群とも結節型が多かった。転移形式との関係ではポリープ型は8例中5例が壁内転移例で, 肥厚型2例は直接浸潤例であった。I次気管支までには結節型が多くみられ, 両群とも80%以上がII次気管支までに所見を認めた。転移性肺腫瘍は多彩な気管支鏡所見を呈するため原発巣の特徴や臨床所見との関連を含めた検討が必要である。
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小島 宏司
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
570-577
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
Non-porous typeの人工気管の吻合部内面の早期上皮化を目的とし, 培養した線維芽細胞と肝細胞増殖因子(HGF)とを吻合端に付着処理したハイブリッド人工気管を作製した。犬の縦隔気管を10気管軟骨輪長切除し, この人工気管で気道再建を行った(実験群, n=9)。結果を線維芽細胞もHGFも付着させなかった群(対照群A, n=4)と, 線維芽細胞のみを付着させた群(対照群B, n=11)と比較検討した。平均口側吻合部開存率(吻合部開存断面積/生体気管断面積)(%)は, 対照群Aで2ヵ月にて26±6%と急激な狭窄を示し, 対照群Bで2, 5ヵ月は80.5(n=10), 52.3(n=4)となった。実験群では同時期で82.6±15%(n=8), 61.7±9%(n=2), で, 対照群Bとの間に差を見なかったが, 実験群の4頭の計6吻合部では術後2ヵ月までの生検で既に円柱又は重層扁平上皮の被覆誘導を確認した。これ等の吻合部の開存率は良好であり, HGFの上皮誘導促進効果と考え報告した。
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早坂 真一, 藤野 昇, 吉永 健, 木山 程荘, 絹脇 悦生, 佐々木 治一郎, 岡本 勇
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
578-582
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支ファイバースコープによる肺疾患の診断の有用性は, 単に悪性新生物に留まらず炎症性疾患にも欠くことのできないものであるが, 現在のスコープは必ずしも目的に叶ったものとは言い難い。当施設で使用しているO社の気管支ファイバースコープは生検チャンネルが右側にあるが, 生検を行うとき(特に, rtB^1, B^2, B^6, ltB^<1+2>, B^6)角度の関係で操作が困難なことがあり, 左側チャンネルのスコープの要望があった。そこで, 左側チャンネル(10時方向)のスコープ(L-BF)を作製し, 生検時, 従来のスコープでは目的とした気管支に挿入困難, もしくは操作性不良などを認めた症例にL-BFを使用し, 挿入性・操作性が改善するか, またそれが診断率の向上に寄与するかを検討した。1994年1月より4月までの間, 生検を行った気管支鏡104件中17例19件(18.3%)にL-BFを使用した。17例中14例で挿入性, 操作性の改善を認め, 肺癌13例中9例が経気管支的に診断でき, その内6例はL-BFによる生検のみが陽性であった。以上より経気管支的生検においてL-BFは有用であり, 内視鏡的診断率の向上に寄与すると考えた。
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坂本 匡一, 清水 孝一, 仲谷 善彰, 岩瀬 彰彦, 青木 茂行, 松岡 緑郎
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
583-587
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
我々の施設では一時期, 非結核疾患患者の気管支鏡検査による擦過, 洗浄の検体で抗酸菌の塗抹陽性例が多発した。平成4年5月から1年間, 326例の気管支鏡検査を施行, その中で擦過あるいは洗浄検体の抗酸菌検査を施行した176例中52例(29.5%)が抗酸菌塗抹陽性であった。52例中10例が最終的に結核と診断されており, 残り42例(23.9%)が偽陽性例であった。抗酸菌は自動内視鏡洗浄消毒装置の洗浄液, 消毒液より高率に検出され, 培養の結果Mycobacterium chelonaeと判明した。平成5年5月より自動洗浄装置は使用せず, 気管支鏡を手洗いの後エチレンオキサイドガスによる滅菌に変えたところ偽陽性例はほぼ消失した。気管支鏡の細菌による汚染は検査対象症例が免疫不全状態である場合感染を引き起こす可能性がある他, その結果の解釈により誤治療の原因にもなりうるため注意を要する。気管支鏡の洗浄, 消毒にはその利便性のため自動内視鏡洗浄消毒装置が頻用されているが, 細菌汚染の原因ともなりうることを熟知した上で利用すべきである。
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斉藤 元泰, 藤村 政樹, 中積 泰人, 三宅 靖, 柴田 和彦, 野村 将春, 松田 保
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
588-594
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
慢性湿性咳嗽を呈する疾患は一般に慢性気管支炎と診断されているが, その実態は不明である。一方慢性湿性咳嗽にはしばしば慢性副鼻腔炎を伴っていることが知られているが, 日常臨床では画像上明らかな慢性副鼻腔炎の所見がないにも関わらず同様の上気道症状を有する症例を経験する。そこで慢性湿性咳嗽と, 上気道症状を併せた副鼻腔異常との関連を検討する目的で慢性湿性咳嗽を主訴とする患者について調査を行った。110例の症例中, "副鼻腔異常を伴った非特異的慢性湿性咳嗽"が55例(50.0%)と最も多かった。他疾患との合併例を含めると副鼻腔異常を有しているものは83例(75.5%)に及んだ。治療に関して回答のあった37例中33例にエリスロマイシンが用いられており, いわゆる副鼻腔気管支症候群に対するのと同様高い有効率が得られた。以上より, 日本人の慢性湿性咳嗽患者の診療においては副鼻腔異常の有無の検討が重要で, 病態解明の糸口となりうると考えられた。
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土井 正男, 宮澤 輝臣, 福原 徳子, 岡山 真史, 峯下 昌道, 山木戸 道郎
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
595-600
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
咳嗽, 息切れ, 血痰を主訴とした66歳の男性が高度な気管気管支狭窄をともなうIV期の肺腺癌と診断された。診断の間にも気道狭窄が進行し呼吸困難感が増強したためステント治療の適応と考えた。本例の気道狭窄が広範で気管分岐部狭窄が主であることよりFreitag dynamic stentを選択し挿入した。Freitag dynamic stent装着中Mucostasisによるステントの狭窄や閉塞が問題となったが, ステント挿入により確実に気道確保ができ安全に放射線療法と化学療法が施行できた。さらに治療により腫瘍の縮小した患者はステント抜去後に退院し2ヵ月半の家庭生活を送ることができステント治療がQOLの向上につながり有用と考えられた。
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櫛部 圭司, 根津 邦基, 東条 尚, 澤端 章好, 尾辻 秀章, 前田 宗宏, 飯岡 壮吾, 北村 惣一郎
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
601-607
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は44歳, 女性。気管および左主気管支の結核性瘢痕狭窄に対し, 左主気管支はバルーン拡張の後にDumonチューブを, また気管には金属ステントを挿入した。挿入直後から, 呼吸困難は消失し, 呼吸機能検査で術前の%FVC 88%, FEV_<1.0>% 63%, %PEF 34%が術後2ヵ月目には各々103%, 74%, 57%, 術後2年目には105%, 66%, 50%に改善した。Dumonチューブ挿入早期にはチューブ末梢側端に喀痰貯留を認めたが, 遠隔期には日々の吸入療法により貯留を認めなくなった。気管に挿入した金属ステントは, 気道粘膜下に埋没し挿入早期より喀痰排出に障害なく良好な気道開大が得られた。
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浜崎 安純, 由岐 義広, 大泉 弘幸, 正岡 俊明, 藤島 丈, 高橋 伸政, 鷲尾 正彦
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
608-614
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
呼吸困難を主訴とした気管分岐部原発の低分化型扁平上皮癌による気道狭窄症例に関し報告する。症例は67歳, 男性, 両側主気管支は腫瘍により狭窄しており, Nd-YAGレーザー焼灼により気道確保を得た。その後も腫瘍の急速な増大をみたため, シリコンステント留置を施行したが, 腫瘍の進展によりステントの中枢側に狭窄をきたし, シリコンステントおよびexpanded PTFE内張りself-expandable metallic stentの追加挿入を施行した。放射線療法, 化学療法も追加したが腫瘍の増大制御は不能であったためstent-in-stentの形でballoon-expandable metallic stent留置とエタノール局注をさらに追加して, 気道確保を得た。最終的には全身転移にて死亡したが, 最後まで気道開存を得ることができ, 集学的治療はquality of lifeの改善に有用であったと考えられた。
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沖津 宏, 長野 貴, 片山 和久
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
615-621
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
右上葉切除術後の残存気管支の変形狭窄2例と左上葉スリーブ切除術後の気管支吻合部狭窄1例において, 肉芽性病変に対する内視鏡的Nd-YAG laser治療を併用した2例を含め内視鏡的expandable metallic stent (EMS)留置術を行った。留置法は処置用気管支ファイバースコープ先端の生検鉗子口より逆行性にEMSをファイバー内に挿入し, 直視下に狭窄部を越えファイバーを進め, 生検鉗子によりEMSを押し出した。全例において, 留置直後より症状及び呼吸機能の改善を認め, 留置後5∿10ヵ月の現在, 再狭窄なく良好に経過中である。肺切術後の残存気管支の変形, 屈曲, 肉芽などによる良性狭窄に対して, これら内視鏡的治療の組合せが有用と考えられた。
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飯鉢 尚子, 西條 亜利子, 和頴 房代, 北村 諭
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
622-628
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気道病変を呈した再発性多発性軟骨炎の2症例を経験したので報告する。1例目は75歳男性。発熱にて発症し, 一時プレドニゾロン, ジアフェニルスルホンの投与にて気道病変に改善を認めたが, 5年の経過にてDICにより死亡した。2例目は19歳男性。嚥下痛, 嗄声により発症し, プレドニゾロンの投与を行うも気管および気管支の狭窄が悪化し, プレドニゾロン増量とジアフェニルスルホン, イブプロフェン, コルヒチン, トラニラスト, ステロイド吸入も併用したところ, 炎症所見に改善を認めた。今後の気管, 気管支の狭窄の進行を抑え, 気道を確保する目的でロングTチューブを挿入する予定である。気道病変が本症の予後を左右する重要な因子であることから, 本疾患の気道病変の程度の経時的観察を行うことが特に重要であると考えられた。
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八田 健, 松田 昌三, 栗栖 茂, 大薮 久則, 絵野 幸二
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
629-633
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は62歳, 男性。農業車の事故で呼吸困難となり来院した。胸部X-Pで右気胸, 右鎖骨骨折, 肩甲骨骨折, 第3から第7肋骨骨折が認められた。胸腔ドレナージを行ったが, 連続性air leakが持続し肺の拡張が得られなかったので, ただちに気管支鏡検査を行った。気管支鏡で右上葉気管支断裂と判明し, 緊急手術となった。高度肺損傷を伴っていたので気管支形成を断念し, 右肺上葉切除を行い救命し得た。
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藤森 勝也, 宮尾 浩美, 横山 晶, 栗田 雄三
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
634-640
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は34歳, 女性。胸部不快感で受診した。身体所見では, 右鎖骨上リンパ節の腫大を認め, 胸部単純X線写真で, 上縦隔及び両側肺門陰影の拡大を, 胸部CT検査では, 縦隔リンパ節及び両側肺門リンパ節腫大を認め, 肺野には異常陰影を認めなかった。気管支鏡検査では, 右上葉気管支入口部で毛細血管怒張像を認め, 気管支肺胞洗浄では, 総細胞数の増加, リンパ球の増加, OKT_4/OKT_8比7.13と増加し, 結核菌の培養検査は陰性であった。本例はサルコイドーシスとの鑑別が問題となったが, 右鎖骨上リンパ節生検により, 中心壊死を伴う類上皮細胞性肉芽腫を認め, 抗酸菌染色で陽性の桿菌を認めたため, 縦隔・肺門リンパ節結核と診断した。抗結核薬により, 鎖骨上及び縦隔・肺門リンパ節腫大は軽快した。8ヵ月後の気管支肺胞洗浄では, 総細胞数は正常化し, OKT_4/OKT_8比は0.26と低下していた。肺野及び気管支に結核性病変がないと考えられた縦隔・肺門リンパ節結核でも, 非病変部の肺局所に免疫・炎症反応が認められ, 治療により変化すると考えられた。
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高橋 豊, 藤永 卓司, 石川 真也, 玉田 二郎, 池上 直行, 松村 栄久
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
641-646
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は66歳, 女性。数年来, 肝硬変で通院しており, 気管支喘息様症状をしばしば訴えていた。食道静脈瘤硬化療法のために入院中, 胸部CT写真で気管内腫瘤を指摘された。気管支鏡検査では気管右前壁から発生した内腔を約2/3以上占める腫瘤を認め, 生検にて炎症性ポリープと診断された。肝硬変による出血傾向を考慮し, Nd : YAGレーザー照射を行い, 治癒した。気管内腔を大きく占める炎症性ポリープの症例は少ないので, 文献的考察を加え, 報告する。
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竹内 栄治, 山本 晃義, 森 雅秀, 山口 俊彦, 横田 総一郎, 中川 勝, 西川 秀樹, 桑原 修, 伊藤 正己
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
647-652
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
きわめて稀な気管支顆粒細胞腫の2例を経験したので報告する。症例1は26歳, 男性。胸部異常影精査のため気管支鏡を施行したところ, 右中間幹遠位部に白色で表面平滑な無茎性の低い隆起性病変を認めた。生検にて気管支顆粒細胞腫と診断された。胸部異常影に対しては, 抗結核薬が投与され, 以後経過観察中である。症例2は19歳, 女性。胸部異常影精査のため気管支鏡を施行したところ, 左底幹入口部に表面顆粒状の無茎性の低い隆起性病変を認め, 生検にて気管支顆粒細胞腫と診断された。胸部異常影は甲状腺癌の肺転移と診断され甲状腺全摘及び内照射が行われ, 顆粒細胞腫は経過観察中である。気管支顆粒細胞腫は稀な疾患であるが, 近年気管支鏡検査の増加により報告例が増えており, 併せて本邦報告例について文献的考察を加えた。
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岡本 浩明, 永友 章, 国頭 英夫, 渡辺 古志郎
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
653-659
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
1989年12月から1994年6月までの間, 約1600例の気管支鏡検査を施行し, 6例の肺真菌症を診断した。内訳は3例のアスペルギルス, 2例のクリプトコッカス, 1例のアクチノミセスであった。3例のアスペルギルスはいずれも古典的な病型とはみなされない亜型であり, 2例のクリプトコッカスは結節型と肺炎型であった。アクチノミセスの1例は肺野末梢に位置し, 経気管支鏡的肺生検で診断された本邦2例目の報告と考えられた。確定診断には経気管支鏡的肺生検が4例において有用であり, 他の2例はキュレットのみで菌体を証明しえた。6例全例において喀痰検査と気管支洗浄液の培養検査は陰性であり, 診断的意義は低いと考えられた。画像的には6例全例とも炎症や癌を示唆する非特異的な陰影であり, 特異的な肺真菌症の所見は乏しかった。気管支鏡検査を施行する時には常に肺真菌症の存在を考慮し, たとえ炎症性疾患でも気管支洗浄のみならず積極的に生検やキュレットを施行する必要があると考えられた。
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西尾 昌之, 秋田 憲志, 山田 勝康, 吉田 公秀, 杉浦 孝彦
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
660-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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西尾 裕子, 松井 英介, 桐生 拓司, 酒井 聡, 西本 裕, 武内 章二, 下川 邦泰, 池田 庸子
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
660-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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吉原 正, 加藤 真司, 別府 和重, 朴 一彦, 永田 昌久, 土岡 弘通
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
660-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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春日井 敏夫, 佐野 正明, 飯塚 昌雄, 山田 健, 石黒 秀行, 水野 武郎, 中島 義明
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
660-661
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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成田 守, 桐山 昌伸, 山川 洋右, 丹羽 宏, 深井 一郎, 小林 昌義, 松井 寛, 可児 久典, 矢野 智紀, 正岡 昭
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
661-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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安部 崇, 冨田 崇仁, 竹腰 篤, 進藤 丈, 角田 俊昭, 堀場 通明, 玉木 修治, 村山 弘臣, 渡辺 英世
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
661-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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片山 良彦, 成瀬 博昭, 稲田 潔, 池田 庸子
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
661-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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竹腰 篤, 安部 崇, 冨田 崇仁, 進藤 丈, 角田 俊昭, 堀場 通明
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
661-662
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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野口 雅弘, 渡辺 まどか, 渡邉 篤, 西脇 敬祐, 森下 宗彦
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
662-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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筒井 清行, 井端 英憲, 石原 知明, 中川 直樹, 橋本 康司, 前田 尚武, 田口 修
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
662-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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藤井 雅人, 池原 邦彦, 橋爪 敏彦, 綿貫 裕司, 山川 博生, 秋山 仁一郎, 江藤 尚, 本多 淳郎, 枡澤 容子, 新井 一守
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
662-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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陶山 元一, 篠田 雅幸, 波戸岡 俊三, 森 正一, 増田 雄大, 安富 文典
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
662-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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熊沢 昭文, 北川 智余恵, 安藤 麻紀, 佐藤 光夫, 山本 雅史, 八木 哲也
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
663-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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綿貫 祐司, 小田切 繁樹, 鈴木 周雄, 高橋 宏, 高橋 健一, 吉池 保博, 小倉 高志, 平居 義裕
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
663-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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高原 誠, 有岡 宏子, 久保 雅子, 上村 光弘, 小林 国彦, 小林 信之, 工藤 宏一郎, 可部 順三郎
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
663-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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駒瀬 裕子, 百瀬 滋紀, 境田 博之, 平 泰彦, 栗栖 純穂
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
663-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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弘中 貢, 大野 彰二, 川上 亮子, 鈴木 道明, 加藤 知子, 塚越 正章, 渡辺 法子, 菊地 和博, 千葉 喜三, 川口 一男, 萩 ...
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
664-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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佐藤 哲夫, 古田 島太, 深草 元紀, 内田 明宏, 村松 弘康, 清水 歩, 多田 浩子, 木村 啓, 秋山 佳子, 小野寺 玲利, 南 ...
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
664-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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遠藤 繁, 金子 教宏, 秋澤 孝則, 鈴木 一
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
664-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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野村 友清, 石和 直樹, 高岡 和彦, 伊藤 秀幸, 矢野 真, 森田 敬知, 稲垣 敬三, 荒井 他嘉司, 小林 国彦, 工藤 宏一郎, ...
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
664-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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森山 裕一, 池田 高明, 西村 嘉裕
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
664-665
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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渋谷 洋, 中村 治彦, 中嶋 伸, 奥仲 哲弥, 小中 千守, 加藤 治文
原稿種別: 本文
1995 年 17 巻 7 号 p.
665-
発行日: 1995/11/25
公開日: 2016/10/01
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