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原稿種別: 表紙
1996 年 18 巻 5 号 p.
Cover1-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1996 年 18 巻 5 号 p.
Cover2-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App1-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App2-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App3-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App4-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App5-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App6-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App7-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App8-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1996 年 18 巻 5 号 p.
App9-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1996 年 18 巻 5 号 p.
Toc1-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1996 年 18 巻 5 号 p.
Toc2-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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松島 敏春
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
419-420
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
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池田 茂人
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
421-422
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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梅本 真三夫, 斉藤 幸人, 今村 洋二, 米津 精文
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
423-429
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
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フリー
悪性気道狭窄の5例に対して計6回のDumonチューブ留置術を施行した。原疾患は肺癌4例, 気管癌1例(全例男性, 47∿66歳)で, 留置部位は気管1例, 左主気管支1例, 気管-左主気管支1例, 気管-右主気管支1例, 右主気管支及び脱落後の右中間幹再留置の1例である。3例は術後5∿8ヵ月で原疾患のために死亡したが, 2例は術後1ヵ月, 8ヵ月の現在生存中である。全例留置後のQOLは良好に保たれ, 4例では外来通院が可能となった。経過中, 喀痰喀出困難を3例に認めたが, 閉塞例はなく, 1例では緑膿菌感染をみたが, クラリスロマイシンの投与で軽快した。また, 1例でステントの末梢部位に腫瘍の浸潤増殖による狭窄をきたした。剖検の機会を得た2例で, ステントの良好な固定性, 開存性が確認された。Dumonチューブは硬性鏡, 全身麻酔を必要とするが, 気道開大効果, 固定性は良好であり, また移動, 抜去可能なことは大きな利点と考えられる。このステントは極力大きいサイズを選択し, 中枢, 末梢に余裕をもち, 予防的に留置することが肝要と考えられる。
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瀬戸 貴司, 千場 博, 深井 祐治, 内村 明光, 蔵野 良一
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
430-436
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
マイクロウェーブ内視鏡電極を用いた気道内腫瘍凝固術の有効性を検討した。マイクロウェーブによる気道内腫瘍凝固は覚醒下にネイザルエアウェイを挿入し, 酸素マスクにて十分な酸素吸入下に行った。主に2.4mm電極を処置用気管支内視鏡下に用いた。1回の凝固を50W10秒間で行い, 腫瘍をプローブでこするようにして行った。壊死物質が発生したが, 鉗子にて除去した。12例の臨床経験の結果, 患者の呼吸停止時間を要し, 即時性効果がレーザーに劣る等の欠点が認められたが(1)出血, 煙の発生がほとんどない, (2)1回の凝固で広範囲の凝固が可能である, (3)表面上の即時性の効果とともに気管支軟骨上部に達する腫瘍壊死効果があり, 短期間に腫瘍効果が認められる, (4)接線方向の凝固が可能, (5)安価である等の利点が認められ, 癌性気道狭窄やステント挿入前気道拡張等の気道内腫瘍凝固に有用な治療法と考えられた。
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権 寧博, 勝呂 元, 井上 昌彦, 小山 昌三, 児浦 利哉, 橋本 修, 谷川 恵, 堀江 孝至
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
437-442
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支結石症は, 気管支腔内に石灰化物が存在する状態と定義され, 比較的稀な疾患である。1929年の本邦における最初の報告から, 現在までおよそ150例余りが報告されている。当院で経験した気管支結石症7例を報告するとともに, 1970年から1994年まで本邦で報告された85例について文献的考察を行った。上記92例中, 気管支結石症の最も多い症状は咳嗽であり, その他の症状としては発熱, 喀痰, 血痰, 喀血, 胸痛, 呼吸困難等であった。好発部位は中葉(42%)であり, 主な構成成分はCa_2PO_4(53%)であった。92例中, 治療法について記載のある88例において, 45例(51%)で肺葉切除術が行われ, 23例(26%)では気管支鏡的除去が成功している。さらに, 気管支結石症の臨床的特徴と気管支鏡的結石除去について考察を行った。
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駒瀬 裕子, 百瀬 滋紀, 平 泰彦, 栗栖 純穂, 中川 武正
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
443-450
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
肺膿瘍を効果的に治療することを目的に, 関連気管支洗浄後クリンダマイシンを気管支鏡を用いて膿瘍局所に経気管支的に注入した。対象患者は肺膿瘍4例で, 病変に関連した気管支に気管支鏡を挿入し生理食塩水20∿50mlで洗浄後, クリンダマイシン300∿600mgを生理食塩水20mlで溶解し注入, 2分後に吸引し終了した。注入は1週間に1度の割合で2∿4回繰り返した。その結果, 全例で胸部X線写真の改善, 検査データの改善を見た。注入後発熱2例, GOT, GPTの上昇が1例見られたがいずれも自然軽快した。正常人にクリンダマイシンを気管支内投与し血中濃度の変化を調べたところ, 投与2時間後にプラトーに達し, 以後少なくとも6時間は同じ濃度が維持された。抗生物質の移行が不良で長い治療期間を要する肺膿瘍では, 気管支鏡による洗浄後にクリンダマイシンを局所へ注入する治療は有効性の高い方法と考えられる。
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光宗 皇彦, 中村 淳一, 妹尾 悦雄
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
451-454
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支鏡検査初回実施62例に対して, 検査後, 苦痛に関するアンケート調査およびエゴグラムによる心理テストを行い, 検討した。苦痛あり群は, エゴグラム上, CPが高く, ACが低く, FCが高い傾向がみられた。気管支鏡を行う上で, 今後, このようなタイプに対して何らかの対応が必要であると考える。
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大島 美紀, 早田 宏, 織田 裕繁, 渡辺 章文
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
455-460
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
気管支動脈造影にて両側性の気管支動脈蔓状血管腫と診断し, 気管支動脈塞栓術にて止血しえた症例を報告する。症例は80歳, 女性。主訴は大量喀血。気管支鏡検査にて舌区支と中葉支に凝血塊がみられた。気管支動脈造影にて左気管支動脈の拡張, 蛇行と右気管支動脈の蛇行を認め, 特に舌区と中葉に血管増生を認めた。喀血をきたす他の疾患が考えられないため, 両側性の原発性気管支動脈蔓状血管腫と診断した。両側の気管支動脈塞栓術を施行し, 3ヵ月経た現在, 再喀血は認められていない。
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川地 康司, 大串 文隆, 馬庭 幸二, 葉久 貴司, 中村 陽一, 曽根 三郎
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
461-464
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
ラン栽培者に発症しAspergillus fumigatusが抗原と考えられた職業性過敏性肺臓炎を経験したので報告する。症例は40歳女性。労作時呼吸困難, 咳嗽を主訴に来院。胸部X線上両側びまん性に微細粒状影を認めた。気管支肺胞洗浄では著明なリンパ球増多を伴う総細胞数の増加, CD4/8比の低値を示し, TBLBにて非乾酪性肉芽腫及び肺胞壁にリンパ球の浸潤を認めた。血液検査ではAspergillus沈降抗体が陽性であった。患者はラン栽培の培地を交換する仕事に従事しており, その培地よりAspergillus fumigatusが同定され, これによる過敏性肺臓炎と考えられた。臨床症状は自然軽快し, ランの培地交換の業務を変更することにより再発はみられていない。
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李 雲柱, 新実 彰男, 白山 宏人, 網谷 良一, 三嶋 理晃, 北市 正則, 久世 文幸
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
465-470
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は21歳男性。8歳よりネフローゼ症候群(ネフローゼ)で入退院を繰り返していた。1993年11月ネフローゼが増悪し, プレドニゾロン(PSL)60mg/日の投与を開始, 寛解を得て漸減し, 以後PSL 20mgを隔日で内服していた。1994年4月検診時の胸部X線で右下肺野に塊状影を指摘された。胸痛, 呼吸困難等の呼吸器症状はなく, 肺結核, 肺真菌症等を疑い当科入院となった。入院後右S^8でTBLBを行い線維化病変に囲まれた壊死組織とヘモジデリン沈着を認め, 肺梗塞が考えられた。肺血流シンチでは右S^8, さらに胸部X線やCTで陰影が明らかでない左S^6にも血流欠損があり, 換気シンチの所見と併せて肺塞栓症と診断した。ワーファリンの投与を開始し陰影は改善した。本例ではネフローゼに伴う凝固能亢進状態を基礎に肺塞栓を発症した可能性が高いと考えられた。生検所見が診断の手がかりとなった肺塞栓症は稀であり, 貴重な症例と考え報告した。また呼吸器症状を伴わない肺梗塞の存在も改めて強調したい。
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渋佐 隆, 田中 裕士, 伊藤 英司, 横川 和夫, 平澤 路生, 阿部 庄作, 佐藤 昌明
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
471-476
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
肺内気管支性嚢胞に接して発生した肺腺癌を経験したので, 文献的考察を加えて報告する。症例は46歳女性, 咳嗽を主訴に来院。16年前に左下葉の気管支性嚢胞と診断されていたが放置していた。胸部X線上左中下肺野に嚢胞とその下縁に接して腫瘤影を認め当科入院となった。エコーガイド下経皮肺生検では確診がつかず開胸術を施行し, 肺腺癌と診断した。気管支性嚢胞周囲に線維化巣, 細気管支・肺胞上皮の過形成と癌細胞を認め, 同部位から発生したものと推測された。
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山下 良平, 小杉 光世, 安念 有声, 渡辺 洋宇
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
477-482
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
我々は, 気管, 気管支の異時性多発扁平上皮癌症例に対し, 両側気管支形成術およびNd-YAGレーザー治療を行い良好な結果を得た。患者は43歳男性で, 1989年10月, まず右上葉支原発の扁平上皮癌で管状上葉切除術施行。pT_3N_2で術後60Gyの照射とCDDP+VDSによる化学療法を3コース行った。次いで91年10月, 左主気管支に発生した扁平上皮癌に対し左主気管支管状切除術施行。pT_2N_0で腫瘍は気管支外膜にわずかに浸潤していた。更に92年11月, 気管前壁に発生した微小な早期扁平上皮癌に対し気管支鏡下Nd-YAGレーザー治療を施行。その後, 慎重な経過観察を続けているが, 95年12月現在, 新たな腫瘍の発生や再発の徴候を認めていない。本症例のように肺門部扁平上皮癌は, 同時性異時性に多発癌の発生が少なくなく, 初回術後も定期的な喀痰細胞診と気管支鏡検査が第2, 第3癌の早期発見に必要不可欠である。そしてその治療上は, 根治性と共に可及的に肺機能温存に配慮することが重要である。
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谷本 高男, 小林 英夫, 久良木 隆繁, 上部 泰秀, 永田 直一, 相田 真介, 玉井 誠一
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
483-487
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は52歳, 男性。平成4年11月に会社検診で胸部異常影を指摘され, 平成6年4月当院に入院。自覚症状はなし。胸部単純X線写真上右肺門及び左舌区に腫瘤影を認めた。胸部CTでは, 右肺門にエアブロンコグラムを伴う腫瘤影と, 左舌区に胸膜に接するくさび形陰影を認めた。気管支鏡所見は右B^6の粘膜の発赤, 腫脹, 狭小化を呈していた。右B^6からの気管支肺胞洗浄液では, IgG高値, リンパ球増加, CD19とCD20の陽性細胞の増加を認め, 細胞診ではclass IIIaであった。右B^6及び左B^5より施行した経気管支生検検体の病理診断はlymphoma, diffuse small cell type, IgGλtypeであった。同検体の遺伝子解析を試みたところ, H鎖の再構成バンドを認めた。検索した範囲では, TBB検体による遺伝子再構成を証明した報告例は認められなかったが, 生検標本でも実施可能であり, 今後の応用が望まれた。
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阿久澤 浩司, 陳 俊雄, 矢野 孝子, 黒須 いくみ, 門田 篤, 小林 朋子, 松本 建志, 高橋 典明, 谷川 恵, 古屋 佳明, 升 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
488-491
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は28歳, 男性。健康診断で胸部X線上BHLと両側多発性の空洞陰影を指摘され, 当科を受診した。初診時一般検査ではACEのみが高値で, 血清リゾチーム, カルシウム, LDH, γ-グロブリン値は正常範囲であった。気管支鏡検査では気管支粘膜の毛細血管拡張を認め, TBLBでは非乾酪性類上皮細胞性肉芽腫を認めた。本症例では組織学的に線維化病変や臨床的に感染症の所見はなく, 原発性空洞形成性サルコイドーシスと診断した。無治療にて経過観察し, 空洞は1年後に消失した。
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石川 博一, 斎藤 武文, 大塚 眞人, 渡辺 定友, 深井 志摩夫, 柳内 登, 玉井 誠一, 長谷川 鎮雄
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
492-496
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は74歳, 女性。主訴は咳嗽, 喀痰。胸部単純, 断層X線上, 舌区気管支の中枢部に一致して腫瘤影を認めた。入院後に気管支鏡検査を施行し, 左B^4, B^5に緑褐色の泥状塊をそれぞれ1個ずつ認めた。同部位から気管支鏡下生検を行い, Aspergillus fumigatusを検出し, 菌球型気管支アスペルギルス症と診断された。triazole系のItraconazoleを投与した結果, 咳嗽, 喀痰は軽快し, 3ヵ月後には真菌塊は消失していた。本疾患の報告例は少なく, Itraconazoleの投与により治癒したと考えられる1例を経験したので報告する。
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市木 拓, 山本 浩三, 延原 研二
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
497-501
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は62歳, 男性。咳と血痰を主訴に受診した。気管支鏡検査では左B^<8, 9>に病変があり, 生検標本で気管支粘膜内に侵入した菌糸を認め, 血清アスペルギルス沈降抗体が陽性であったことから, 気管支アスペルギルス症と診断した。気管支鏡所見として, 当初は気管支壁の不整, 狭窄が認められ, 2週後には, 白色壊死様物質の付着が起こり, 典型的な所見を呈した。このような病変の経過についてはこれまで報告はない。基礎疾患に糖尿病があり, そのコントロールとイトラコナゾール200mg/日の投与で経過観察したところ, 約半年後に治癒を確認できた。
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堀尾 裕俊, 野守 裕明, 小林 龍一郎
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
502-506
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は62歳, 男性。発熱, 咳嗽, 血痰を主訴に来院し, 右肺異常影を指摘された。肺癌が疑われたが, 2回の経気管支肺生検と1回のCTガイド下経皮肺生検にて起炎菌不明の肺炎と診断された。レボフロキサシン投与開始後陰影の縮小が認められたが, 中止後再び増大し症状の再燃が認められた。3回目の経気管支肺生検にて放線菌症と診断し得た。ペニシリンG, ミノサイクリンの経静脈的投与とその後6ヵ月間のアモキシシリン経口投与により著明な改善を認めた。肺放線菌症の診断にあたって経気管支肺生検は有用な検査法であると考え報告した。
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大井 牧, 西出 喜弥
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
507-511
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
市販のシリコンチューブを加工して, 気管支シリコンステントを作成した。症例は右上葉発生の肺門部扁平上皮癌で気管支動脈動注と放射線治療を同時併用にて治療した後, 左気管支食道瘻を形成したため, 気管支側からのステント留置による瘻孔の閉鎖を試みた。シリコンチューブは内径9mm, 外径12mmで長さ3cmの医療用シリコンチューブ(SH9)の外壁をリング状に削り出すことでストッパーとしての役割を持たせた。挿入はファイバースコープを用いて容易に挿入できた。10ヵ月後の現在も位置の移動もなく通常の食事を摂取し, 外来通院中である。
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小金丸 雅道, 藤本 公則, 目野 茂宣, 田渕 絵美, 内田 政史, 寺崎 洋, 西村 浩, 早渕 尚文, 小金丸 道彦
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
512-518
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
症例は15歳, 男性。健康診断時の胸部X線写真にて左下肺野に3×2cm大の腫瘤状影を指摘され, 精査目的にて受診した。胸部CTでは左S^<9-10>肺野の気腫状変化があり, mucoid impactionを思わせる腫瘤状構造を認めた。MRIでは腫瘤状構造は, T1, T2強調像ともにほぼ高信号を呈し, 造影効果は認めなかった。3D-CTでは拡張した気管支と, その中枢側の閉塞様所見を得た。気管支鏡検査にて左B^9bの膜様閉鎖を確認し, 先天性気管支閉鎖症と診断した。肺炎の既往なく, 現在も無症状のため外来にて経過観察中である。本症例は部位的に左下葉発生例であり文献的に14.3%と低頻度である。また, 3D-CTで閉鎖気管支を推測した報告はなく, 診断に有用と考えられた。さらに自験例を加えた本邦報告62例63病変についても文献的考察を加えた。
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山本 恒彦, 新田 隆, 武田 晃司, 大野 厚子, 瀧藤 伸英, 寺川 和彦, 根来 俊一, 福岡 正博, 門田 嘉久, 貴志 彰宏, 山 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
519-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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植田 勝廣, 岡本 行功, 濱田 薫, 徳山 猛, 前田 光一, 竹中 英昭, 成田 亘啓, 今井 照彦, 佐々木 義明, 高田 佳木
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
519-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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遠藤 正浩, 高田 佳木, 大林 加代子, 加堂 哲治, 高月 清宣, 里内 美弥子, 吉村 雅裕, 坪田 紀明
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
519-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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小林 政司, 楠 洋子, 梁 尚志, 高田 実, 松井 薫, 益田 典幸, 平島 智徳, 小宮 武文, 三宅 弘之, 川瀬 一郎, 安光 勉 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
519-520
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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中西 正典, 杉田 孝和, 堀川 禎夫, 鈴木 雄二郎, 西山 秀樹, 前川 暢夫
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
520-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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平田 正弘, 高橋 良一, 坂井 龍太, 儀間 充, 伊地智 俊晴, 佐藤 克明, 梶田 芳弘, 藤田 洋一
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
520-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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桜井 稔泰, 坂本 廣子, 多田 公英, 冨岡 洋海, 大西 尚, 山口 理世, 岩崎 博信, 杉本 幸司, 青木 稔
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
520-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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藤原 寛, 山田 政司, 茅根 義和, 渡辺 三重, 藤川 晃成
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
520-521
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
フリー
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里 博文, 長澤 みゆき, 鈴村 雄治, 神頭 徹, 北野 司久, 松村 栄久, 種田 和清
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
521-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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塙 健, 長井 信二郎, 藤本 利夫, 石田 久雄, 和澤 仁, 山下 直己, 安田 雄司, 千葉 渉, 松原 義人, 畠中 陸郎, 船津 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
521-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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糸井 真一, 高石 繁生, 松倉 規, 岡田 圭司, 桑原 正喜
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
521-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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中森 診, 富井 隆, 南 雅人, 木村 茂, 小野寺 秀記, 繁田 正子, 加藤 治樹, 中埜 幸治, 吉川 敏一, 近藤 元治, 羽柴 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
521-522
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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前田 宗宏, 仲川 房幸, 鴻池 義純, 竹下 修治, 尾辻 秀章, 大石 元, 打田 日出夫, 眞島 利匡, 濱田 薫, 三笠 桂一, 成 ...
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
522-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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相良 憲幸, 麻野 泰包, 石原 俊樹, 螺良 英郎, 枡野 富弥, 山中 正彰
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
522-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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友田 恒一, 鈴木 夕子, 長 澄人, 西山 勝彦, 岡 克彦, 前田 宗宏, 尾辻 秀章, 打田 日出夫
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
522-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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宮澤 秀樹, 能登 啓文
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
523-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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石垣 昌伸, 塩谷 隆策, 山田 志郎
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
523-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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塚田 智成
原稿種別: 本文
1996 年 18 巻 5 号 p.
523-
発行日: 1996/07/25
公開日: 2016/10/01
ジャーナル
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