-
原稿種別: 表紙
2004 年 26 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 表紙
2004 年 26 巻 1 号 p.
Cover2-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 1 号 p.
App2-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
2004 年 26 巻 1 号 p.
App3-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 目次
2004 年 26 巻 1 号 p.
Toc1-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 目次
2004 年 26 巻 1 号 p.
Toc2-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
上田 暢男
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
1-2
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
山木戸 道郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
3-4
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
山口 佳寿博
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
5-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
藤島 清太郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
7-9
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
肺末梢の細胞を非観血的に採取する主な手法として,気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage: BAL),気管支洗浄(bronchial lavage: BL)があり,種々の疾患の診断や病態解析に頻用されている.本稿ではBAL,BLについて,概念と歴史的経緯,具体的検査法と合併症,および解析法と各疾患で呈する所見について概説し,併せてBAL,BL以外の検査法についても簡単に触れることとする.
抄録全体を表示
-
大野 彰二
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
10-16
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
目的.間質性肺炎におけるBAL(bronchoalveolar lavage)の役割は,診断・病態解析・予後などに幅広く応用されている.代表的な間質性肺疾患であるサルコイドーシス,特発性間質性肺炎,過敏性肺臓炎におけるBALの役割を明らかにする.方法.これまでに発表された文献をレビューし3疾患におけるBALの意義をまとめる.結果.いずれの疾患においてもBALは決定的な診断には至らないものの,サルコイドーシスや過敏性肺臓炎ではリンパ球増加を認め,CD4/CD8比は前者では3.5以上,後者では1以下となることが多い.また,特発性間質性肺炎では,リンパ球増加を認めた場合にIPF(idopathic pulmonary fibrosis)とCOP(cryptogenic organizing pneumonia),NSIP(nonspecific interstitial pneumonia)との鑑別が有用であると考えられてきたが,特にNSIPでは疑問視されている.病態面では,サイトカイン・ケモカインの測定と細胞分画の相関が認められ,線維化病態とTh2サイトカイン,MMPなどの関連が示唆されている.結語.診断や予後の面よりも病態解析に有用となる傾向である.
抄録全体を表示
-
米丸 亮
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
17-21
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
肺感染症の診断には起炎菌の検出が重要であるが,喀痰での同定率は低い.易感染性宿主における日和見肺感染症でも喀痰からの起炎菌同定は困難なことが多い.気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage: BAL)に代表されるような手技で下気道から検査検体を直接的に採取することにより,一般細菌性肺炎,レジオネラ肺炎,ニューモシスティス・カリニ肺炎,Cytomegalovirus肺炎,肺抗酸菌症,肺真菌症などで起炎菌同定率は向上する.BAL検体中の生化学的検査成績も感染症の補助診断となる.下気道から採取される液状の検体により肺感染症の診断率の向上が期待される.
抄録全体を表示
-
別役 智子
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
22-27
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage: BAL)は肺の末梢気道,肺胞の細胞,気道被覆液成分を直接的に回収し,病理組織的手段では不可能な炎症細胞,メディエーター,サイトカインなどの肺局所における情報を得ることができる.しかし,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease: COPD)は,気道の虚脱,閉塞という生理的特徴から,BAL施行に際しその回収率が低くなることが多く,その適応には限界がある.筆者らは,中高年喫煙者を対象にBALを行い,洗浄液中の各種プロテアーゼやサイトカインを測定し,胸部高分解能CT上の肺気腫病変の有無により分類した2群間で,どのような因子に差があるかを検討してきた.早期肺気腫病変には,好中球の潜在的な活性化や集積が関与していることを示唆する結果を得た.近年,石坂らにより,bronchoscopic microsampling(BMS)法が開発された.我々は,BMS法を臨床的に安定期にある進行したCOPD患者に施行しその安全性を確認した.さらに,COPDの気道病態における好中球の役割に注目し,気管分岐部と下葉の3〜4次分岐の2カ所について気道被覆液(airway epithelial lining fluid: ELF)を採取することにより,気道の部位特異的な気道炎症を評価することが可能であった.BALおよびBMS法が,COPDの現時点での診断における役割は小さい一方で,得られる生化学的,分子生物学的情報は,COPDの病態解明において不可欠である.今後,COPDにおける気道の病態生理の解明,治療効果判定等へ,本法の応用が期待される.
抄録全体を表示
-
四十坊 典晴
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
28-32
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
気管支鏡診断および分子生物学の進歩により,肺腫瘍性病変に関しても気管支洗浄液,気管支肺胞洗浄(bronchoalveolar lavage: BAL)液およびマイクロサンプリングプローベによる病変局所の被覆液の解析により,診断がなされるようになっている.肺癌および悪性リンパ腫の洗浄液の液性成分や剥離細胞の解析に関し解説する.
抄録全体を表示
-
棚橋 雅幸, 山田 健, 中島 義明, 羽田 裕司, 遠藤 克彦, 丹羽 宏
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
33-38
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
目的.気道病変に対するステント治療について,有用性と問題点を検討した.対象.1992年から2003年6月までに当科で行ったステント治療23例34回を対象とした.原疾患は肺癌13例,食道癌3例,腎癌1例,甲状腺癌1例,外傷2例,再発性多発軟骨炎2例,結核1例であった.結果.<病変部位>気管8例,右主気管支8例,右中間幹3例,左主気管支14例,左底幹1例であった.<留置方法>全身麻酔下27例,局所麻酔下7例に留置した.PCPSを3例に使用した.<治療効果>呼吸器症状の改善は96%に認められた.気道食道瘻と術後気管支縫合不全に対する有効率は60%であった.<合併症>9例(39.1%)に12種の合併症が認められた.気道出血1例(Dumon stent),肉芽形成2例(Z stent 1例,Dynamic stent 1例),ステント破損1例(Dynamic stent),移動5例(Z stent 1例,Dumon stent 4例),サイズ不適合1例(Dumon stent),ステント周囲感染2例(Dynamic stent 2例)であった.<留置期間>留置が長期に及ぶ良性疾患について検討した.Z stent,Ultraflex stentを留置した7例は1か月から131か月経過したが合併症なく安定した効果を示している.Dumon stentの3例はいずれも留置後数時間で移動したため抜去した.Dynamic stentの2例は75か月と29か月の留置期間でいずれも感染を合併した.結論.気道狭窄病変に対するステント治療は適切なステントの選択により有効であるが,瘻孔に対する治療は困難である.長期にわたりステントの留置が必要となる良性疾患に対しては,慎重なステントのサイズ,種類の選択が求められる.
抄録全体を表示
-
瀬戸 貴司, 千場 博, 内村 明光
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
39-42
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気管支内視鏡的に気道内腫瘍凝固術を行う場合,マイクロウェーブ凝固はNd-YAGレーザーによる凝固術と比較して,(1)気道に対して接線方向に凝固が出来る,(2)出血や炭化に伴う煙・煤煙の発生が少ない,(3)装置や内視鏡用端子が比較的安価であるなどのメリットがある.1999年以降,針型,球型内視鏡電極に加えて長球型電極TE-24BLが発売されている.目的.TE-24BLの有用性を従来型電極TE-24Bと比較した.結果.TE-24BLは中心導体が円筒部分を有し,球型電極と比較して接地面積が広い.同一条件下で50W×10秒間に凝固される平均面積は球型TE-24Bが56mm^2に対して長球型電極は144mm^2で約2.6倍であった.繰り返し気道内炎症性ポリープの凝固が必要な1症例での比較では,1回の凝固術に要する平均治療時間は短縮された.考察.従来のマイクロウェーブによる気道内凝固は,Nd-YAGレーザーに比べ,ステント挿入前処置としての気道内腔の開大能が優れていたが,凝固に要する時間が長いなどの欠点を有していた.長球型電極では1回に凝固される面積が大きくなったことで治療時間が改善された.
抄録全体を表示
-
宮澤 秀樹, 新納 英樹, 能登 啓文, 藤坂 志帆, 谷口 浩和, 泉 三郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
43-50
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.手術不能な気道狭窄または気管気管支食道瘻に対して気道拡張とステント療法を行い,その結果から安全で確実な方法を考察した.方法.気道狭窄に対する治療は高周波スネア・Nd-YAGレーザー・APC(argon plasma coagulation)と硬性気管支鏡によるdebulkingを組み合わせて行った.さらに,硬性気管支鏡では輪状甲状靱帯からのMini-Trach IIを介したHFJV(hyper frequency jet ventilation)を呼吸補助目的で追加した.44本の気道ステントを36例(平均年齢66.4歳,男性25例,女性11例)の患者に状況に応じて留置した.気道と食道へのダブルステントは9例の食道瘻と1例の食道狭窄に対して行った.結果.気道ステントの内訳は,Z-stent9本/7例,Ultranex stent 10本(6本はcovered)/9例,Dumon stent21本(Y型は5本)/19例,TM-stent4本(Y型は2本)/3例であった.36回のステント留置において19件の合併症が認められ,coring out時の出血(1例),Nd-YAGレーザーによる気道熱傷(1例),Z-stentでの腔内増殖(2例)・ステント破損(1例),Dumon stentでの頑固な咳漱(4例)・ステント遠位端肉芽形成(2例)・ステント内分泌物付着(2例),ダブルステントでの瘻孔拡大(2例)と食道出血(2例)であった.Hugh-Jones分類では53%(19/36)に,PS評価では67%(24/36)に改善が得られた.10例の食道瘻は何らかの経口摂取が可能となり,2例の反回神経麻庫合併例以外は喀痰出量の減少が得られた.また,悪性狭窄32例についてはステント留置後に局所放射線照射および化学療法を施行したA群(n=17)と,best supportive careのB群(n=15)に分けて予後への影響を検討した.A群の4例を致死的喀血(2例)と肺炎(2例)で失ったが,中間生存期間はA群の5.6カ月に対しB群の1.3カ月であり有意差を認めた.結論.気道狭窄および気道食道瘻は高周波スネア・Nd-YAGレーザー・APCによる拡張とステント留置によって速やかに気道症状が改善された.硬性気管支鏡下で処置時にMini-Trach IIを介したHFJVにより安定した呼吸と操作性の向上が得られた.われわれはステントの入れ替え・抜去や医療コストなどを考慮して気道ステントはシリコンステントを第一と考え,気道の変形が強い場合には膜付き金属ステントを選択するべきと考えている.また,ステント留置後の局所放射線照射および化学療法は,気道拡張とステント留置にて症状の改善が得られた症例に限定して行うと予後が期待できるが,治療による合併症も十分に考慮しなければならないと考えた.
抄録全体を表示
-
日野 弘之, 岡野 義夫, 大串 文隆, 小谷 治子
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
51-61
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気道狭窄に対するステント留置は標準的な治療となってきている.目的.我々が経験した気道狭窄に対するステント留置症例から,その症例の一部を提示しつつ,ステント治療の有効性と問題点を検討する.対象と方法.2001年1月から2003年5月の間の気道狭窄に対するステント留置症例18例を対象として,悪性疾患13例と良性疾患5例とに分け,検討した.結果.悪性疾患13例の内訳は,肺癌7例,食道癌5例,甲状腺癌肺転移1例であった.狭窄部位は気管2例,気管分岐部周囲7例,右主気管支1例,左主気管支3例であった.これらに,Dumonstent(straight)を7症例に対し8回,Dumonstent(Y-shaped)を8症例に対し8回,Ultraflex nitinol stent(covered)を4症例に対し8回留置した.合併症は,気道分泌物貯留4例,ステントの移動2例,食道気管瘻に伴う誤嚥2例,腫瘍による再狭窄1例であった.留置後平均生存期間は166.5日であった.また,良性疾患(重度心身障害児)は5例で,狭窄部位は,気管3例,気管から気管分岐部に及ぶもの1例,左主気管支1例であった.これらに,Dumon stent(straight)を4症例に対し6回,Dumon stent(Y-shaped)を1症例に対し1回,Ultraflex nitinolstent(covered)を2症例に対し3回留置した.合併症は,肉芽形成5例,ステントの移動2例,ステントの破綻1例,気管腕頭動脈瘻1例であった.結論肺癌ではステント留置後の化学療法が有効な症例において,食道癌では複合ステントで複数回ステント留置を施行した症例において,長期生存がみられた.良性疾患では治療に難渋する合併症あるいは致命的な合併症が存在するので,その適応は慎重にすべきである.
抄録全体を表示
-
山口 伸二, 平山 二郎, 若松 俊秀, 久保 恵嗣
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
62-67
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気管・気管支閉塞に対する内視鏡的な治療の中で高周波を使用したelectrosurgeryは効果,費用,技術の面から有用な手技と考えられ,特に,大きなポリープ様病変に対する高周波スネアを用いたポリペクトミーは安全でかつ短時間で有効な処置が可能である.目的.高周波スネアを用いたポリペクトミーの安全でかつ有効な方法について検討する.対象.当科ではこれまでに年齢などで外科的適応にならなかった悪性腫瘍2例,良性腫瘍3例に対し延べ7回全身麻酔下のみならず局所麻酔下に気管支ビデオスコープを挿入しポリペクトミーを施行した.結果.少量の出血以外に,重篤な合併症を認めず,安全に施行することができた.全例現在も生存している.結論.高周波スネアを用いたポリペクトミーは安全で,かつ簡単な操作で短時間に処置が可能であった.今後,このような手技が多くの施設で試みられ,広がっていくことを期待する.
抄録全体を表示
-
David Roe, David S Wilkes
原稿種別: Article
2004 年 26 巻 1 号 p.
68-72
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
小原 一葉, 小林 英夫, 斎藤 渉, 新海 正晴, 車川 寿一, 叶 宗一郎, 元吉 和夫, 相田 真介
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
73-77
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.一次感染型Mycobacterium avium-intracellulare complex (MAC)症の進展様式は十分に解明されていない.目的.初期MAC症例を対象に気管支鏡による臨床病理学的検討を行う.対象と方法.喀痰検査ではMACが検出されなかった一次感染型MAC症31例(男性4例,女性27例)を対象に,気管支洗浄,内視鏡的所見,経気管支肺生検について検討を行った.結果.気管支洗浄により全例でMACが検出された.気管支鏡所見では,膿性痰を認めたが,粘膜所見に乏しかった.組織所見は,リンパ球優位のbroncho-bronchiolitisが主な所見であり,乾酪壊死は5例のみであった.結論.臨床的に一次感染型MAC症が疑われる症例では,従来の喀痰による診断基準では評価困難であり,喀痰陰性であっても積極的に気管支鏡による検索を行うべきである.その際,MAC症病変は高率に,末梢気道に主座を置くリンパ球性細気管支炎として進展することを理解しておくことが望まれる.
抄録全体を表示
-
大成 洋二郎, 山岡 直樹, 寺田 満和, 谷脇 雅也, 倉岡 敏彦
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
78-82
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.肺クリプトコッカス症は多彩な画像所見を呈するが,病変が単一肺葉に限局する症例が大多数である.今回我々は多発性空洞を認め,擦過細胞診にて肺クリプトコッカス症が疑われた1例を経験したので報告する.症例.症例は16歳男性.血痰,発熱を主訴に近医を受診し,胸部レントゲン写真にて多発性空洞病変を認めたため当院を受診した.気管支鏡検査での擦過細胞診にて類円形の真菌を認め,血清クリプトコッカス抗原が陽性であったことより肺クリプトコッカス症と診断した.診断後は6ヵ月間のfluconazoleの内服治療を行った.結論.肺クリプトコッカス症での多発性空洞形成はまれであるが,空洞形成を来す疾患の鑑別診断には注意が必要であると考えられた.
抄録全体を表示
-
桝田 幹郎, 鈴木 隆, 鈴木 秀一, 外丸 輝明, 神尾 義人, 北見 明彦
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
83-87
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.小児気道異物の摘出は硬性鏡を用いて行われていたが,われわれは小児気道異物の2例にこの手法を用いて摘出を行ったので報告する.症例1.2歳男児.誤嚥後8日目1に入院した.サイズ2のラリンゲルマスク(以下LM)を留置した後5.2mm径の気管支ファイバーを気管へ進めた.右主気管支の異物を生検鉗子で少しずつ除去し,すべて摘出した.症例2.2歳8ヵ月男児.誤嚥5日目に入院した.同サイズのLM,気管支ファイバーを使用した.右主気管支の異物を胆道バスケットを用いて一塊として摘出した.結論.2例の小児気道異物を除去するのにLMで気道を確保した後,気管支ファイバーを挿入する方法は有用であった.特に胆道バスケットは操作が容易で,一塊で除去できる点で優れていた.気管支鏡の鉗子孔から酸素を送気することは視野の確保と酸素化に役立った.
抄録全体を表示
-
小林 良樹, 安場 広高, 北 英夫, 千葉 渉
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
88-91
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
背景.気管支肺胞洗浄液(bronchoalveolar lavage fluid: 以下BALF)リンパ球を用いた薬剤リンパ球刺激試験(drug lymphocyte stimulation test: 以下DLST)が陽性を示し,臨床経過と合わせてメソトレキセート(methotrexate: 以下MTX)による薬剤性間質性肺炎と診断した慢性関節リウマチ(rheumatoid arthritis: 以下RA)の1例を経験した.症例.41歳,女性.RAのコントロール目的にてMTXを開始したところ,1ヵ月後から乾性咳嗽,労作時呼吸困難が出現した.5ヵ月後に胸部X線写真で間質性肺炎を指摘された.MTXの中止とステロイド投与にて改善した.MTXに対する末梢血DLSTは陰性であったが,BALFリンパ球のDLSTが陽性であった.結論.MTXによる薬剤性間質性肺炎の診断に,末梢血リンパ球ではなく,BALFリンパ球を用いたDLSTが有用であることが示唆された.
抄録全体を表示
-
気管支鏡安全対策委員会
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
92-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
羽隅 透, 阿部 二郎, 高橋 徹, 斎藤 泰紀
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
大石 久, 桜田 晃, 星川 康, 岡田 克典, 相川 広一, 鈴木 聡, 松村 輔二, 佐藤 雅美, 近藤 丘
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
佐藤 伸之, 岸本 晃司, 石本 修, 蝦名 昭男, 今井 督, 貝森 光大, 川端 美則
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
佐藤 俊, 石井 妙子, 大島 謙吾, 菅原 綾, 吉川 素子, 渡邊 香奈, 齋藤 純平, 石田 卓, 大塚 義紀, 棟方 充
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
堀越 理紀, 小林 隆夫, 金澤 賢也, 菅原 俊一, 本田 芳宏
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
来生 研, 山中 聖子, 松浦 圭文, 小林 龍一郎, 太田 保世, 高橋 博人, 山中 秀樹, 千田 雅之, 須田 秀一
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
94-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
須田 記
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
94-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
高橋 鮎子, 村上 真里, 中山 英, 大迫 努
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
大森 弘基, 矢野 幸洋, 井上 幸治, 大崎 匡, 立花 功, 川瀬 一郎, 平林 弘久, 太田 三徳
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
今村 直人, 青木 稔, 石川 将史, 大竹 洋介, 大西 尚, 桑田 陽一郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
田村 耕一, 元石 充, 倉堀 純, 藤本 利夫, 岡崎 強, 松倉 規, 塙 健, 山下 直己, 西村 浩一, 桑原 正喜, 松原 義人
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
水野 陽花, 山本 佳史, 中村 孝人, 竹中 英昭, 長 澄人, 中川 佳代子, 上田 耕司, 尾辻 秀章, 井上 伸
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
徳山 猛, 北田 裕陸, 東口 隆一, 青野 英幸, 平川 遼一, 河村 基, 久下 隆, 野見山 仁志, 塚口 信彦, 宮高 和彦, 大貫 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
馬庭 厚, 田中 栄作, 井上 哲郎, 櫻本 稔, 水口 正義, 前田 勇司, 寺田 邦彦, 後藤 俊介, 竹田 知史, 田口 善夫, 野間 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
船田 泰弘, 松岡 亮, 坂下 明大, 小谷 義一, 加堂 哲治, 濱中 章洋, 足立 秀治, 高田 佳木
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
岩堀 幸太, 笹田 真滋, 丹治 有希子, 滝本 宣之, 小林 政司, 新田 隆, 平島 智徳, 松井 薫, 松本 智成, 吉川 清, 中川 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
内野 和哉, 阪本 俊彦, 岡田 守人, 西尾 渉, 坪田 紀明
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
佐々木 智康, 川上 万平, 時津 浩輔, 森田 琢也, 橋本 隆彦, 林 哲也, 高須 太三郎
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
出口 寛, 東条 尚, 中嶋 隆, 山本 良二, 多田 弘人
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
吉岡 弘鎮, 池田 顕彦, 岡崎 美樹, 油谷 茜, 黄瀬 大輔, 林 三千雄, 西村 尚志, 片上 信之, 梅田 文一, 高橋 豊, 今井 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
鈴木 夕子, 田村 緑, 佐々木 義明, 藤井 正満, 内海 朝喜, 大野 喜代志, 小林 晏
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
児山 紀子, 豊田 幸, 小林 厚, 傍島 徹, 加藤 彰子, 折野 達彦, 丸山 博司
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
宇野 健司, 福岡 和也, 玉置 伸二, 善本 英一郎, 友田 恒一, 竹中 英昭, 濱田 薫, 木村 弘, 前田 光一, 三宅 牧人, 田 ...
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー
-
小川 晴彦, 中島 昭勝, 瀧本 弘明, 東福 要平, 安井 正英, 藤村 政樹, 北川 正信
原稿種別: 本文
2004 年 26 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2004/01/25
公開日: 2016/10/15
ジャーナル
フリー