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原稿種別: 表紙
1987 年 9 巻 3 号 p.
Cover1-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1987 年 9 巻 3 号 p.
Cover2-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
App1-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1987 年 9 巻 3 号 p.
Toc1-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1987 年 9 巻 3 号 p.
Toc2-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
App2-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
App3-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
App4-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
App5-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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吉良 枝郎
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
189-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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三浦 一真, 宇山 正, 原田 邦彦, 門田 康正
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
190-197
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
気管部分欠損実験は, ほとんどが軟骨輪部に限られており, 膜様部再建についての知見は少ない。有茎筋肉弁を使った気管膜様部再建実験を行い, 治癒過程につき検討した。雑種成犬10頭の頸部気管膜様部を2cm×5cm(6∿7軟骨輪)の範囲で切除し, 有茎胸骨舌骨筋弁にて補填した。気管内腔の検索のため内視鏡を術後1, 2, 4, 8週間目に行い, 組織学的検索のため同時期に適宜屠殺した。術後1週間目では補填部の浮腫, 肉芽の突出による気管狭窄を認め, 組織学的には急性炎症の所見であった。また, 補填部の辺縁では1層の細胞による粘膜再生がみられた。術後2週間目では気管狭窄は改善していた。辺縁部は2ないし3層の扁平化した細胞による再生像が認められたが, 再建中央部では上皮は認められなかった。術後4週間目では狭窄はなく, 粘膜の再生も良好で, ほぼ再建部を被覆していた。術後8週間目は4週間目とほぼ同様な所見であった。結論 : 気管膜様部再建実験において, 1)上皮化の点で有茎筋肉弁は有用であった。2)術後急性期の気管狭窄の対策の必要性を認めた。3)術後2週間目以降は狭窄も改善し, 4週間目には再建が完成していた。
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齊藤 修, 関谷 栄, 杉山 比, 茂木 正行, 萩原 照久, 浴村 正治, 細川 芳文, 堀江 孝至, 岡安 大仁
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
198-204
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
経過中に胸部異常影を認めた膠原病8名, 悪性リンパ腫6名, 白血病6名の計20名の患者に対し経気管支肺生検(TBLB)を施行し, その組織所見とその後の臨床経過を比較して, 血液, 免疫疾患の肺合併症に対するTBLBの適応, 意義について検討した。膠原病では全例で原疾患の肺への波及と考えられる所見を得, 悪性リンパ腫では3例で原疾患の肺への波及, 2例で細菌性肺炎を認めたが, 1例では剖検でも胸部異常影の原因を究明できなかった。白血病では3例で細菌性肺炎を認め, 成人T細胞白血病の1例では肺内の異所性石灰化を認めた。全体では20例中19例において臨床経過に生かしうる結果を得た。特異的診断が得られたのは9例(45%)であった。TBLBによる合併症は軽度の気胸を1例に認めたが, 血液, 免疫疾患の肺合併症に対するTBLBは, 慎重な検討のもとに行えば安全でかつ有効であると考えられた。
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井上 祐二, 西脇 裕, 児玉 哲郎, 林辺 晃, 日野 光紀, 忽滑谷 直孝, 高橋 健郎, 黒木 基夫, 西山 祥行, 北谷 知己, 松 ...
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
205-212
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
気管支鏡下生検のため, 消失した早期肺扁平上皮癌5例はいずれも, 多発癌, 肺結核, 呼吸不全を合併し, 早期癌でありながら手術を行えなかった。いずれも観察期間中(17∿97カ月)に腫瘍の再発は認めていないが, 1例は呼吸不全, 1例は他の肺腺癌術後の再発により死亡した。残る3例は生存中である。腫瘍消失の原因として, 気管支上皮下浸潤が軽微で, 可視範囲の生検を行いやすい気管支分岐部に位置した病変であったこと, 十分な生検・ブラッシングが行いえたことと考える。
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M. Tadeusz, M. D. Orlowski
原稿種別: Article
1987 年 9 巻 3 号 p.
213-218
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
Patients with bronchial and tracheal carcinoma usually present very advanced diseases and this is a difficult problem. Increasing degrees of dyspnea have been treated by various measures. In the past endoscopic removal of cancer tissue, radiotherapy, surgical treatment and recently, attempts at high energy laser vaporization to re-open a passage in the bronchus have been made. Unfortunately, these methods have not been totally successful and there is room for further studies. Over the last few years only two works have addressed this very complex problem. They tried to establish a free passage in the trachea or bronchi using prostheses. The encouraging results suggest that this method of palliative treatment could be one of the most effective alternatives available.
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荒木 潤, 早田 宏, 伊藤 直美, 中野 正心
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
219-225
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
血液透析中にみられた気道の転移性石灰化症の2例を報告する。症例1は46歳男性で, 発熱, 咳嗽にて受診した。胸部X線では, 両肺野にびまん性に微細顆粒状陰影がみられた。気管支鏡では, 喉頭, 気管および気管支壁に不規則に撒布する多数の白色の小結節がみられた。同部の生検組織では, 粘膜上皮下に石灰沈着がみられた。症例2は54歳男性で, 血痰を訴え受診した。胸部X線では, 舌区域に浸潤影がみられた。気管支鏡では, 左舌支からの出血を認め, 気管, 気管支に多数の白色小結節がみられたが, 喉頭にはみられなかった。小結節病変の生検組織像は, 症例1と同様であった。気道の転移性石灰化症の気管支鏡的観察は, 本報告例が最初のものであろうと思われた。転移性石灰化症の診断および経過観察において, 気管支鏡検査が有用な方法と考えた。
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小檜山 律, 鈴木 光, 中野 裕康, 亀井 克彦
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
226-230
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
63歳女性。1年間持続する血痰を主訴に来院, 気管支鏡にて気管ほぼ中央部の前壁右側に, 表面平滑な軟らかい径3mmの半球状の隆起を認めた。生検にて炎症性ポリープと診断した。鉗子にてポリープは全剔され, 同時に血痰も消失した。10カ月の後少量ではあるが血痰の再発をみたが, 気管支鏡では明らかなポリープの再発は認めなかった。本例は一般の炎症性ポリープと違い, 粘膜下組織への炎症細胞浸潤が軽微で, 血管増生や間質浮腫を認めず, 新鮮な炎症反応に乏しい瘢痕化されつつある組織像を呈していた。本症に自然退縮例があることも考慮すると, 本例はある時期に発症した炎症性ポリープがその退縮過程において発見されたものと考えられた。しかし, その気管支鏡所見・組織所見から, 血痰との因果関係はいまだ不明であり, ポリープそのものも含め気道系の追跡が必要と思われる。
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桜井 滋, 松田 正史, 奥田 洽爾, 北川 駿介, 大谷 信夫
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
231-236
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
55歳, 男性。咳・発熱のため入院, 肺結核を指摘された。胸部X線写真では結核による両上肺野の浸潤影とともに気管辺縁の側方への突出が認められた。肺結核改善後の気管支鏡検査にて気管・主気管支の著明な拡張を認め, 気管膜様部には憩室が多発していた。CTスキャンによる計測では, 気管の最大径35mmと胸椎椎体より幅広く, 主気管支は20mmであった。気管造影で10数個の憩室が明らかとなった。以上より, Tracheobronchomegaly (TBMe)と診断したが, 従来特徴とされている特異な咳がなく, 内視鏡やflow volume curveの所見でも気管・気管支の易虚脱性が認められなかった。気管気管支軟化症との異同が問題となる本症としてはまれな例と思われ, 本邦において易虚脱性を伴わない報告例は本例を含め2例にすぎない。これらの例の存在は, TBMeが気管・気管支軟化症の最重症型とする考え方が必ずしも妥当でないことを示唆するものである。
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永井 達夫, 吉川 隆志, 寺井 継男, 石丸 修
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
237-241
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
35歳の男性が喀血を主訴に入院した。2年前にも喀血の既往があったが, 原因は不明であった。胸部X線写真には異常なく, 気管支鏡検査で右B^<9-10>入口部に正常粘膜で覆われた小隆起性変化を認めた。気管支動脈造影を施行し, 右気管支動脈の拡張, 右下葉支の著明な屈曲, 蛇行, 拡張およびA^<10>の肺動脈との吻合像を認め, 気管支動脈蔓状血管腫と診断した。病理組織学的にも気管支動脈および静脈と考えられる血管が著明に蛇行, 迂曲している像が得られた。また, 気管支および肺実質には炎症性変化は認められず, 一次性の気管支動脈蔓状血管腫と考えられた。
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堅田 均, 今井 照彦, 浜田 薫, 東口 隆一, 山田 浩子, 成田 亘啓
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
242-248
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
症例は60歳, 男性。主訴は全身の水疱疹, 咽頭痛と咳嗽。昭和57年8月悪性リンパ腫(病期IV)にて, VEMP療法と放射線療法で治療。58年5月でプレドニン漸減後中止。6月初旬より全身に水疱疹出現, 水痘と診断され, γ-グロブリン1週間投与されるも軽快せず, 発熱や咳嗽も出現し, 胸部X線で左肺を中心にすりガラス様陰影出現したため入院。気管支鏡所見は, 気管から気管分岐部にかけ数個の水疱や辺縁明瞭な白苔をかぶった結節がみられた。組織学的には好中球を多く含む細菌叢のない線維素苔であった。また, TBLBでは胞隔の小円形細胞浸潤と浮腫による肥厚がみられ, 肺胞腔内には浸出液とマクロファージの集簇をみた。Acyclovir投与後水痘の症状と胸部X線所見は改善し, 2週後の気管支鏡所見では, 白苔, 水疱は消失し, 粘膜は正常化していたが, 気管分岐部には出血部がみられた。水痘の下気道病変の報告は極めてまれである。
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津谷 隆史, 横田 幸弘, 神垣 郁夫, 横崎 恭之, 長谷川 健司, 上綱 昭光, 山木戸 道郎, 西本 幸男, 小武家 俊博
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
249-253
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
Granular cell tumorは比較的まれな良性腫瘍で, 気管, 気管支, 肺に発生した報告は少ない。我々はサルコイドージスの経過中に偶然内視鏡的に見出した気管支granular cell tumorを経験したので報告する。症例は38歳, 男性。検診時に胸部レントゲン写真で両側肺門リンパ節の腫脹, 両肺野の粒状, 網状影を指摘され, 精査入院となった。経気管支肺生検で得られた右S^8の末梢肺組織よりサルコイドージスと診断した。このとき偶然, 左気管支B^3の分岐部に灰白色の多結節状の小隆起性病変を認めた。組織学的には, 気管支粘膜固有層に好酸性顆粒状の胞体を持つ大型細胞の充実性増殖巣を認め, granular cell tumorの像と見做した。自覚症状はなく病理組織学的にも良性で治療は行っていない。1年4カ月後の現在も増大傾向を示していないが, 定期的な経過観察が必要と思われる。サルコイドージスと本腫瘍については, 検索した限りにおいて合併例の報告はなく, 偶然の合併と考えられる。
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大野 彰二, 松岡 緑郎, 三重野 龍彦, 北村 諭, 小林 誠一
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
254-258
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
61歳女性。血痰を主訴に受診した。胸部断層写真で気管内腔に突出する隆起性病変を認めた。気管支鏡検査により, 気管中部前壁より内腔に向かってポリープ状に増殖する腫瘤性病変を認めた。同部の生検からepithelioid cell granulomaが検出され, また, 生検標本の抗酸菌染色が陽性であったため気管結核と診断した。抗結核治療により, 著しい狭窄を残すことなく治癒した。従来報告されている気管・気管支結核とは異なる内視鏡所見を呈したため, 若干の文献的考察を加えて報告する。
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齊藤 幸人, 桜井 義也, 田中 一穂, 増田 与, 香川 輝正
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
259-262
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
44歳男性, 青果販売業。患者は, 昭和53年に肺結核に罹患し抗結核療法を受けた既往がある。59年ころから咳嗽, 発熱, 喘鳴を来し, 近医にて内科的治療を受け一時的に軽快したが, 再度同症状を来し, 同年6月に当科受診した。気管支鏡検査および気管支造影検査で, 気管分岐部の高さから上葉枝開口部に至る左主気管支の狭窄を認め, 結核性気管支狭窄に伴う閉塞性肺炎と診断された。この狭窄に対しGruentzig balloon dilatation catheterを用いて狭窄部の拡張を試み, 満足すべき治療効果を得た。治療後2年9カ月を経過した現在, 患者は今まで繰り返していた閉塞性肺炎の再発もなく, 元気に青果販売業という重労働に従事している。balloon catheterを用いた気管支拡張の試みは, 小児例において報告されているが, 成人の結核性気管支狭窄例への応用は自験例が最初である。
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宇山 正, 橋岡 孝之介, 延原 研二, 住友 正幸, 木村 秀, 高橋 敬二, 谷木 利勝, 原田 邦彦, 門田 康正
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
263-267
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
55歳, 女性の気管乳頭腫症を報告する。約5.5年前に左B^6発生の孤立性乳頭腫のため左肺剔除術を施行している。経過観察中の気管支鏡にて気管内に易出血性腫瘤を認め, 生検の結果, 乳頭腫の診断が得られた。本例は, 孤立性乳頭腫の異時性の気管再発か, 乳頭腫症の一部分症として左B^6病変が先行してみられたかが問題である。孤立性乳頭腫の報告は少なく, 完全切除によりその再発はないとされている。しかし, 報告例の多くは, 長期にわたる気管支鏡による経過観察の記載がない。気管, 気管支に孤立性乳頭腫が存在し, 治療しても他部位に再発があることは, 経過観察をするうえで注意を要する。本例は左肺剔除術を受けており, 低肺機能で気管病変は多発性であり, 悪性化の所見もないためNd-YAGレーザーにより治療した。
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今井 照彦, 堅田 均, 西浦 公章, 錦織 ルミ子, 浜田 信夫, 濱田 薫, 渡辺 裕之, 成田 亘啓, 三上 理一郎
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
268-274
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
症例は, 47歳男性。既往歴は42歳時肺結核, 糖尿病。61年1月10日ころより微熱, 咳, 労作時呼吸困難出現。2月5日洗面器約半分の喀血を2回繰り返し, 当院第二内科へ入院した。検査の結果, 右上葉の肺結核の遺存空洞に発生した肺アスペルギルス症と判明した。気管支鏡では右主気管支および上葉枝入口部は全体に発赤腫脹し, B^3入口部は拡大がみられ, 末梢は空洞様であった。壁は凹凸不整で全体に膜がはったようになり, 黒い部分や, 発赤, 新生血管と思われる赤い部分, 苔状物と思われる黄白色の部分が混在してみられた。アンホテリシンB空洞内注入療法により発赤部分, 黄白色の部分が次第に減少して, 治療終了後には凹凸不整がとれ平坦となり, 色調も赤みが消失して全体に一様に黒くなり, 一部線維化のごとく白くなっていた。この所見と平行して臨床症状も改善し, 胸部X線でも空洞壁が著明に薄くなり, これらの空洞壁の内視鏡所見は, アスペルギルス症の治癒過程を示していると思われる。
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石原 享介, 長谷川 幹, 岡崎 美樹, 片上 信之, 坂本 廣子, 岩崎 博信, 梅田 文一, 中井 準
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
275-280
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
陳旧性気管気管支結核による気管狭窄部の気流による慢性刺激により発生したと思われる例, および副鼻腔気管支症候群にみられ慢性感染性刺激により発生したと思われる気管支炎症性ポリープの2例を報告した。前者はステロイド内服, 局所注入により, 後者は抗生物質投与によりそれぞれポリープは消失した。本症は非特異的炎症性肉芽であり, 抗生物質の登場により報告頻度が減っていることより, 感染が最も重要な発生要因と考えられてきた。末梢発生の比較的小さなポリープはともかく, 気管・主気管支レベルにみられる比較的大きなポリープで化膿性炎症所見が明らかな症例は少なく, 気管支炎症性ポリープは物理的刺激, ウイルス感染, アレルギー, 喫煙など多様な非特異的刺激にても発症する可能性があるものと考えられる。
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亀井 克彦, 楠本 一生, 福村 基之, 鈴木 俊光, 原田 三紀夫, 羽田 圓城
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
281-287
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
38歳の女性に認められたPryce I型の肺分画症の手術例を報告した。胸部X線写真上は単純, 断層撮影とも孤立性の結節影を示すのみであったが, CTスキャンではじめて異常血管影と推測される索状影が確認され, 本症を疑う手がかりとなった。本症は他の肺分画症と異なり分画肺自体は陰影を示さないため, 異常動脈による結節影のみを呈することが多く, 画像診断上注意が必要である。また, 気管支動脈造影にて異常動脈周囲に血管増生を確認し, 本症にしばしば出現する気道出血が異常動脈でなく, 気管支動脈の破綻によりもたらされる可能性を示唆した。
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原稿種別: 付録等
1987 年 9 巻 3 号 p.
288-289
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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兼村 俊範, 小関 隆, 三上 正志, 馬場 美智子, 中村 清一, 藤川 晃成, 長岡 滋
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
289-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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永井 英明, 倉島 篤行, 米田 良蔵, 小松 彦太郎
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
289-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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蜂須賀 久善, 細川 芳文, 遠藤 ますみ, 河村 宏一, 上田 真太郎, 堀江 孝至, 岡安 大仁
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
289-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
フリー
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大野 彰二, 松岡 緑郎, 中谷 武, 倉富 雄四郎, 北村 諭, 角田 尚久, 斎藤 建
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
290-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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山田 耕三, 小野 良祐, 金子 昌弘, 池田 茂人, 野口 雅之, 下里 幸雄
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
290-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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日吉 晴久, 田近 栄四郎, 雨宮 隆太, 永井 完治, 於保 健吉, 早田 義博
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
290-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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荻原 正雄, 大西 明弘, 堀口 正晴, 羽野 寛
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
290-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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中村 治彦, 於保 健吉, 雨宮 隆太, 田近 栄四郎, 日吉 晴久, 早田 義博
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
290-291
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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小野 良祐, 宮元 秀昭, 本間 克郎, 金子 昌弘, 池田 茂人
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
291-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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上原 淳, 新妻 雅行, 国井 司, 中村 治彦, 雨宮 隆太, 河村 一太, 於保 健吉
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
291-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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山本 弘, 樫山 鉄也, 今橋 正令, 小桧山 律, 大塚 十九郎, 井村 价雄
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
291-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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谷村 繁雄, 伴場 次郎, 正木 幹雄, 中谷 龍王, 中田 紘一郎, 谷本 普一, 中沢 英樹, 松下 央
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
291-292
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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和久 宗明, 安野 博, 小山 明, 大岩 孝司, 今井 均
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
292-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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嶋田 晃一郎, 堀江 昌平
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
292-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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フリー
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大西 基喜, 斉藤 陽久, 小室 康男, 幕田 政博, 清水 可方
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
292-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
ジャーナル
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人見 秀昭, 北村 英之, 酒井 正雄, 太田 久彦, 武田 潤, 松岡 健, 高谷 治, 千先 康二, 高木 啓吾, 尾形 利郎
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
293-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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宮元 秀昭, 小野 良祐, 金子 昌弘, 池田 茂人, 早川 和志, 羽田 圓城, 広瀬 敏樹
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
293-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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斎藤 幸雄, 藤沢 武彦, 馬場 雅行, 小幡 貞男, 藤野 道夫, 関根 康雄, 木村 秀樹, 山口 豊
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
293-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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千先 康二, 高木 啓吾, 増田 秀雄, 菊地 敬一, 田中 勧, 尾形 利郎, 武田 潤, 人見 秀昭
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
293-294
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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篠原 陽子, 中野 美代子, 館 治彦, 藤原 秀臣, 長岡 秀郎, 管間 博, 斉藤 澄, 木村 雄二
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
294-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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木口 俊郎, 小林 寿光, 佐藤 昭俊, 永井 完治, 河村 一太
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
294-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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阿久津 郁夫, 沼尾 利郎, 相良 博典, 緒方 英嗣, 安東 直彦, 大塚 智博, 本島 新司, 福田 健, 牧野 荘平
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
294-
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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田近 栄四郎, 雨宮 隆太, 田口 雅彦, 日吉 晴久, 中嶋 伸, 内藤 淳, 沖津 宏, 林 永信, 於保 健吉, 早田 義博
原稿種別: 本文
1987 年 9 巻 3 号 p.
294-295
発行日: 1987/11/25
公開日: 2016/09/15
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