目的:日本の医療環境に適した血友病性関節症管理の推奨事項を作成する.
方法:インフォーマルコンセンサス方式を使い,臨床専門家(整形外科医,リハビリテーション科医・理学療法士,小児科医,血液内科医)14名が血友病性関節症管理に関する40ステートメントと18サブステートメントを文献に基づき作成し,専門家30名に電子メールで送付し同意レベル(賛成,条件付き賛成,条件付き反対,反対)を調査した.
結果:専門家30名中27名が回答した.39項目は賛成/条件付き賛成に,4項目が条件付き反対/反対に達し(すべて疼痛評価・管理に関係),15項目はコンセンサスが得られなかった.
結論:血友病性関節症の管理は,定期的な評価(身体機能,関節超音波,生活の質(QOL),心理学的)と身体活動(理学療法などのリハビリテーション診療,有酸素運動,スポーツ),適切な疼痛管理,積極的な骨粗鬆症スクリーニングが重要である.
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