熱物性
Online ISSN : 1881-414X
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27 巻 , 1 号
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論文
  • 水野 章敏, 丹野 光浩, 高橋 竜太郎, 河内 大弥, 渡邉 匡人
    27 巻 (2013) 1 号 p. 3-8
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
    Fe-Si系融体のモル体積の組成依存性と局所構造との関連を明らかにするため,ガスジェット浮遊法を援用した放射光X線回折により高精度構造データを取得した.Si濃度が33~70at.%の組成において得られた構造因子は,短距離秩序の形成さらに中距離秩序の形成を示唆する特徴を示した.また,動径分布関数のピーク位置の組成変化から,Si濃度が増すにつれて融体中のFe-Si間の原子間相関が強くなり,Si濃度が80at.%近傍で平均原子間距離が最も短くなることを示した.さらに,Si濃度が増加するにつれてモル体積が増加するにも関わらず,平均原子間距離が縮むことに関して,原子間の結合の異方性を考慮することにより考察を行った.
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  • 小林 一道, 毛利 信吾, 渡邉 優介, 渡部 正夫, 藤川 重雄
    27 巻 (2013) 1 号 p. 9-14
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
    衝撃波管内で蒸気中を伝播する衝撃波が管端で反射した際に管端面で生ずる膜状凝縮について,液膜の成長速度を光多重反射干渉計で測定し,測定結果を分子気体力学で解析することにより,常温でのメタノールの蒸発係数及び凝縮係数を決定した.測定は気液界面での蒸気の非平衡度σ/ρ*が1≤σ/ρ*<1.3の範囲でなされた.その結果,凝縮係数は気液界面での蒸気の非平衡度が1≤σ/ρ*<1.05の領域では蒸発係数(=0.86)とほぼ同じ値をとること,σ/ρ*>1.05の領域では非平衡度の増大とともに蒸発係数よりも小さくなっていくこと,さらに著者らが用いてきた気体論境界条件はσ/ρ*<1.05の領域で有効であることを明らかにした.
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  • 杉本 将嘉, 佐藤 真奈美, 長谷川 昌弘, 小南 和也, 川谷 翔二
    27 巻 (2013) 1 号 p. 15-20
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
    近年,社会問題化しているヒートアイランド現象を冷暖房に伴う建築物からの排熱量抑制で緩和する,化石燃料を消費しない有効な建材を検討している.本論文で検討したヨシズの原料のヨシには優れた環境保全機能が知られているが,需要低下から機能が十分に活用されていない現実がある.熱負荷の大きな屋上にヨシズを敷設材として配置することでヒートアイランド対策だけでなく,ヨシ原を有する湿地帯の環境保全にも繋がり地球規模での環境負荷低減の一助となることを期待している.本論文では敷設材としてのヨシズの熱特性を評価するために日射反射率を現場実測値から推定し,ヨシズの熱コンダクタンスをJIS測定法で測定した結果を報告する.
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  • 加納 喜代継
    27 巻 (2013) 1 号 p. 21-26
    公開日: 2014/12/31
    ジャーナル フリー
    熱拡散率の測定法としてよく知られたレーザフラッシュ法の加熱源であるパルスレーザの代わりに、入手が容易な半導体レーザを用いる事を検討する。但しこの場合試料への入力波形は矩形周期波形となり、過渡応答波形の解析解は容易に求められない。しかし細野により開発された高速ラプラス逆変換(FILT)を使えば容易に応答波形の数値解を得る事が出来る事を示す。さらにこの数値解を使えば、入力熱流束の大きさを既知として、試料の熱拡散率だけでなく熱伝導率、すなわち試料の熱物性値を同定することが出来る。FILTの使用例が少ないがその有効性を考慮し、プログラミング言語にC++を用いれば汎用プログラムが書け、使い易くなる事を指摘した。また熱物性同定法の確認として単層の場合、2層の場合についてシミュレーションを行った。
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