熱物性
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30 巻 , 2 号
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  • 鎌田 慎, 山田 幹, 田口 良広, 長坂 雄次
    30 巻 (2016) 2 号 p. 74-79
    公開日: 2016/12/02
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    本研究では微量な生体試料の拡散係数を高速に測定するMEMSデバイスを開発している.拡散現象を高速に検知するため,本測定法ではレーザー誘起誘電泳動を利用して前処理不要なマイクロスケール濃度分布形成を可能としている.レーザー誘起誘電泳動には励起光照射により導電率が上昇する光導電膜が必要であり,水素化アモルファスシリコンが用いられる.今回,反応性RFマグネトロンスパッタ法により光導電膜を種々の条件で成膜し,提案するデバイスへの適用性を評価した.評価結果に基づき測定デバイスを作製し,拡散現象を検知した.これにより,スパッタ成膜a-Si:Hを用いた光MEMS拡散センサーの妥当性が確認されたので報告する.

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  • 森田 慎一, 早水 庸隆, 堀部 明彦, 春木 直人, 山田 貴延
    30 巻 (2016) 2 号 p. 80-85
    公開日: 2016/12/02
    ジャーナル フリー

    本研究は,廃食油を再利用する事が可能なボイラ燃料の開発を最終目標として,重油又は灯油と食用油の混合連続相中に微小水滴を分散させたW/Oエマルション燃料の熱物性値を測定評価した結果を示すものである.この種の燃料は,燃焼過程において分散液適のミクロ燃焼が二次微粒化作用と燃焼促進作用をもたらすことが知られている.本報は,従来の灯油または重油に替えて食用油混合W/Oエマルション燃料を使用する際に必要となる,発熱量および粘性特性を測定した評価結果を示すものである.測定された発熱量は,加成性法則による評価が行われ,同法による推算が可能であることを示す.粘性は,組成質量割合によっては非ニュートン性が観察され,べき乗則による実験整理式を提示する.

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  • 岡崎 亨, 及川 一摩, 酒谷 茂昭, 倉敷 哲生
    30 巻 (2016) 2 号 p. 86-91
    公開日: 2016/12/02
    ジャーナル フリー

    近年、シリカのポーラス構造によって高い断熱性を有するエアロゲルを、不織布などの繊維と複合化し、薄く断熱性が高い材料として構成した「エアロゲル複合断熱材」の実用化が盛んである。しかしながら、こうした熱伝導率が0.02 W/(m·K)程度と小さく、厚さが1mm以下の材料の熱伝導率に対して、標準的な測定方法が未確立であり、現在も国際的に議論がされている段階である。これに対し、本研究では、熱伝導率測定方法の一つである「熱流計法」と、複合材料の諸特性を求めるための数式である「複合則」を組合せることにより、上記断熱材の熱伝導率を測定する手法を検討した。本手法により、n=5(回)の繰返し再現性試験で、ベースとして用いた熱伝導率測定器が持つ再現性に収まる±2.1%のばらつきで、エアロゲル複合断熱材の熱伝導率が測定できることを確認した。

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  • 大村 高弘, 田坂 太一, 小川 光恵, 阿子島 めぐみ, 藤本 哲夫
    30 巻 (2016) 2 号 p. 92-97
    公開日: 2016/12/02
    ジャーナル フリー

    近年,真空断熱材の実用化が進み,冷蔵庫のような家電製品から保温・保冷ボックス,窓ガラスなどに至るまで,その応用範囲は益々広がる一方である.そして今後,住宅・建築関連の産業へも普及される可能性が出てきた.しかしながら,真空断熱材は外装材を使って真空封じされているため,外装材からの熱流入出が影響して,その熱特性,特に熱伝導率の評価を極めて難しくしている.本研究では,真空断熱材を伝播する熱量を,芯材部分(真空部分)を通過する分と,外装材を伝って流れる分とに分離できるとする簡単な仮定を導入することのみで,真空断熱材の芯材および外装材の熱伝導率を推定できることを,数値シミュレーションと実際の真空断熱材の適用によって示した.

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