巻号一覧
8 巻 (1994)
- 4 号 p. 207-
- 3 号 p. 143-
- 2 号 p. 74-
- 1 号 p. 4-
8 巻, 3 号
選択された号の論文の9件中1～9を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
小林 正信, 馬場 哲也, 小野 晃1994 年 8 巻 3 号 p. 143-148
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリーレーザーフラッシュ法による熱拡散率測定用に高速、 高分解能、 高精度の赤外放射温度計を設計、 試作した。 検出器は単素子のInSbで、 測定波長は約4μmである。 測定温度範囲は0-1500℃で、 放射輝度の非線形性が問題となる300℃までの範囲に温度目盛りを付けた。 応答時間は最短で約1μsである。 室温の測定対象に対して、 積分時間1.6μsで0.039℃の雑音等価温度差であった。 機械式チョッパーを用いない光学系により速い応答速度を実現しつつ、 同時に背景放射の検出素子への混入を低減して温度分解能と零点の安定度を向上させた。 零点校正用の室温の平面黒体、 及び視定のための一眼レフ型ファインダーを放射温度計に組み込んだ。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1007K) -
徳田 満, 幾世橋 広1994 年 8 巻 3 号 p. 149-154
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー薄膜の熱伝導率の測定方法については, これまでに数種の測定法が提案されているが, 工場生産ラインへの実施例は報告されていない. 本研究では, 低熱伝導性薄膜試料と熱伝導率既知物質との間に帯状の加熱用細線を形成した試料系を用い, 細線加熱比較法の原理に基づき細線を加熱し, その過渡的温度上昇より薄膜の熱伝導率を求めた. 熱伝導率が既知の物質には空隙のない板状の高純度石英ガラスを用い, その上にアルミニウムの薄い帯状の細線をフォトリソグラフィーにより形成したのち, その石英ガラス板上全体に供試薄膜をスパッタリング法により作製した. 細線の電気抵抗の変化に関わらずその細線に一定電力を供給できる高精度定電力電源を用いた. 細線の温度上昇は, その電気抵抗の変化から求めた. 本報では, 上述の方法により厚さが1μmから20μm程度までのSiO2膜の熱伝導率を測定した結果, ならびに測定値に及ぼす細線の厚みと幅の影響を検討した結果について述べる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1027K) -
高橋 一郎, 田中 康司1994 年 8 巻 3 号 p. 155-160
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー金属間化合物TiAlは比強度が高く、 耐熱衝撃性に優れているため各種熱機器に応用が考えられている。 この材料は金属の性質とともに、 共有結合性を有するゆえに様々な特異な性質を示すと考えられ、 Alの組成割合によって各種熱物性値がどのように変化するか興味深い。 また、 実用にあたり、 広い温度範囲での熱物性情報が要求されている。 そこで、 本研究は通電加熱法を用いて熱拡散率を直接測定する方法を呈示し、 それによってAl含有率の異なるTi-34wt%Al、 Ti-36wt%Al、 Ti-38wt%Al、 およびTi-40wt%Alの各試料について、 300-900Kの温度域で熱拡散率などの測定を行って比較検討したものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (905K) -
迫口 明浩, 上岡 龍一, 加藤 康夫, 荒井 康彦1994 年 8 巻 3 号 p. 161-162
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー流通法に基づく装置を用いて、 ペンタメチルベンゼンおよびm-ジイソプロピルベンゼンの蒸気圧を、 それぞれ287.52-422.06Kおよび332.55-421.96Kの温度範囲で測定した。 これらの蒸気圧データは、 これまでに報告例がない。 また、 誤差解析の結果、 本測定値の精度は0.5%以内であると推定される。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (372K) -
金山 公夫1994 年 8 巻 3 号 p. 163-167
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー太陽エネルギーの実用化研究を行なう過程で、 供試される機器の素材や媒体のふく射物性が不在なことを知った。 必要に迫られて求めた固体表面、 繊維材料および水・塩水溶液のふく射性質と 「太陽エネルー工学」 とのかかわりを現象や技術面から捉え、 この研究分野の今後への展望を望むものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (715K) -
服部 晉1994 年 8 巻 3 号 p. 168-173
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー計測と熱物性とは密接な関係にある。 特に、 計測標準の分野では熱物性が係わるケースも多く、 標準には熱物性を利用する量が多々ある。 標準と熱物性とではデータの扱い等でも共通する面が多く、 精度評価等に関するデータの扱いでは両者が一致することを要する。 本解説では、 計測標準の観点から熱物性との係わりを紹介し、 両者に共通する精度評価に関する諸問題について概説する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1585K) -
温度を安定に保つテクニック東 之弘1994 年 8 巻 3 号 p. 174-178
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリー学生および新人研究者を対象にして, これから熱物性値測定を始めようとする人に, 測定技術の基礎的な知識, ノウハウを連続講座として紹介する. 第1回目の本編では, まず本講座開講の趣旨を述べ, 次に恒温槽の製作をテーマにして, 温度を安定に保つノウハウを紹介する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1061K) -
山田 悦郎1994 年 8 巻 3 号 p. 179-183
発行日: 1994/07/31
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1064K) -
1994 年 8 巻 3 号 p. 193
発行日: 1994年
公開日: 2010/03/16
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (133K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|