森林野生動物研究会誌

表紙

原稿種別: 表紙
2001 年 27 巻 p. Cover1-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_Cover1

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (116K)
目次

原稿種別: 目次
2001 年 27 巻 p. 1-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_1

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (68K)
森林野性動物研究会のなすべきこと

林知己夫

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 3-4
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_3

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (343K)
馬追・野幌丘陵における野生化アライグマの生息数(密度)の推定とその生息環境

前崎武人, 青柳正英, 林文

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 5-16
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_5

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

1 野生化したアライグマの捕獲を、馬追及び野幌丘陵の2地域を9地区に分けて実施した。2 ワナは、4〜500mの間隔で方形区状に配置した。1地区のワナ数は50個(一部地区では56個)、捕獲日数は21日間とした。捕獲は、7月上旬から10月下旬まで行った。3 捕獲したアライグマの頭数は237頭、内訳は成獣153頭(雌113、雄40)、幼獣84頭(雌36、雄48)であった。地区別には、馬追丘陵の274号地区以北では35〜45頭と多く、以南では9〜18頭と少ない。野幌丘陵は、北地区28頭に比し、南地区は昨年の捕獲効果もあり12頭であった。4 除去法による推定生息数は、全体が243頭で捕獲数に近似した。地区別にも同様で、最大でも2頭の差異に止まっている。5 生息密度(100ha当たり)は、ワナ有効面積をワナ配置の外側ラインから200mと400mに拡大した区域として求めた。馬追丘陵の多い地区で4頭(400mの場合3頭)、少ない地区や野幌丘陵では3〜0.5頭(400mの場合2〜0.5頭)とみられる。6 数量化IIで生息環境の解析を行った。外的基準は、捕獲数0、1、2頭以上の3区分とした。環境要因の項目は、土地利用、林相、植生、植生密度、水環境、畜舎・人家からの距離の7つをあげた。7 環境要因項目のうち土地利用、水環境、畜舎からの距離がアライグマの生息の有無や生息数の多少に対し強い影響力を及ぼしているとみられる。これら項目のうちスコアの大きいカテゴリーは、土地利用では水田地帯の森林の林縁、畑地帯の畑周辺、原野、庭などで、水環境では大きな池、畜舎では100m以内の地点などとなっている。従って、アライグマの生息最適地としては、水田地帯にある池の周辺地で、しかも畜舎から100mの範囲にある地点ということができる。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1899K)
2000年度に北海道で発生したヒグマによる人身事件4件

門崎允昭

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 17-19
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_17

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

The first incident involved a lone, two-year-old bear in play. The victim attempted to escape from the bear by climbing a tree. The bear followed the victim up a tree. The man was able to beat off the bear by hitting it in the face with a branch. The second incident involved an attack from a bear that was protecting its young from an approaching person. The attack was successfully fended off when the victim retaliated with sickle and hand saw. The third and fourth incidents involved retaliatory attacks by bears which were shot by hunters. The third victim is in critical condition. The fourth victim died. In both cases the bear was acting in retaliation of being attacked.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (471K)
北海道芽室町北伏古地区における翼手目(コウモリ類)の捕獲記録

柳川久, 佐々木康治, 片岡香織

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 20-26
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_20

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

北海道十勝管内の芽室町北伏古地区の湧水域において、1999年と2000年に翼手目(コウモリ類)の捕獲調査を行った。その結果、ドーベントンコウモリMyotis daubentonii、ヒメホオヒゲコウモリM. ikonnikovi、カグヤコウモリM. frater、キタクビワコウモリEptesicus nilssonii、ヤマコウモリNyctalus aviator,ヒナコウモリVespertilio superansの6種の生息、が確認された。このうち、ドーベントンコウモリ、カグヤコウモリ、キタクビワコウモリおよびヤマコウモリは授乳・妊娠個体の捕獲かつ/または当年個体の捕獲から調査地近辺での繁殖が推察された。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1152K)
エゾモモンガPteromys volansの痕跡

門崎允昭

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 27-33
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_27

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

筆者は1970年以来北海道産哺乳類の痕跡について調査を為し、その成果を1996年に公表した(門崎、1996)。その中でPteromys volansの生息の確認法として痕跡(食痕・糞・巣樹・足跡)が有効であることを述べたが、ここにその後に得た知見を含めて本種の痕跡を総括し報告する。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (11967K)
嶮暮帰島におけるコシジロウミツバメOceanodroma leucorhoaの繁殖について(予報)

河原淳

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 34-41
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_34

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

Results of investigations conducted in 1999 and 2000 suggest that 20,000 pairs of Leach's Storm-Petrel (Oceanodroma leucorhoa) are breeding on Kenbokki Island in eastern Hokkaido. As an important breeding ground for Oceanodroma leucorhoa, Kenbokki Island is currently believed to be second only to Daikoku Island.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (3048K)
フクロウのペリツトから検出したジネズミの下顎骨

門崎允昭, 只野慶子

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 42-44
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_42

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

In May 2000 at Mt Moiwa in Hokkaido, the mandible of the very rare Crocidula dsinezumi was extracted from the pellets of Strix uralensis. Although this is the second case evidencing Crocidula dsinezumi at Mt. Moiwa, it is the first case in Hokkaido where there was evidence of its being preyed upon.

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (3350K)
千歳・駒里におけるアカゲラPicoides majorの食痕について

樋口輔三郎, 秋田米治

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 45-52
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_45

ジャーナルフリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

1.北海道の千歳地方の防風林におけるアカゲラの採餌木数は5m×100m当たり、一般に3-7である、密度の高い所で、15-24であった。この採餌木密度は立木密度に比例していると見られる。2.採餌の型は剥皮が多くみられ、単独のつっつきは少なかった。3.採餌木はカシワが多く、ついでミズナラで、その他シラカンバ、キハダ、などの広葉樹が少し見られた。それらの本数は防風林の組成樹種の割合におおじていると見られた。4.採餌木の頻度は胸高直径でみるとカシワで3-5cm、ミズナラで2-4cmのものに高く、胸高直径が太くなるにつれて頻度は少なくなる。5.剥皮は幹・枝に沿って、細長く、その幅は8cm、長さも200cm以内に収まっている。剥皮(下端)の地上高は胸高直径が太くなるにつれて高くなる傾向がある。6.剥皮の幹・枝の円周に対する割合はいろいろの割合がみられるが、全円(全裸)のものは細い幹・枝に多くみられ、太い幹ではその枝に多くみられる。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (1308K)
植物食性による野鳥の分類の試み : 数量化III類の活用例として

林文

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 53-59
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_53

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (806K)
野生動物の断片的紹介(8) : オーストラリア(1)

斉藤昌宏

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 60-64
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_60

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1213K)
司会の言葉「生息数推定の意義」(特別講演「野性動物と森林」講演内容)

林知己夫

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 66-65
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_66

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (257K)
野生動物の生息数調査(特別講演1,「野性動物と森林」講演内容)

林文

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 67-68
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_67

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (353K)
道東エゾシカ20万頭説とフィードバック管理(特別講演2,「野性動物と森林」講演内容)

松田裕之, 宇野裕之, 梶光一, 玉田克巳, 車田利夫, 齊藤隆, 平川浩文, 藤本剛

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 69-74
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_69

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (962K)
森林・林業行政における自然環境の保全への取り組み(特別講演3,「野性動物と森林」講演内容)

今泉裕治

原稿種別: 本文
2001 年 27 巻 p. 75-84
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_75

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (2524K)
第33回森林野性動物研究会大会記録

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. 85-
発行日: 2001年
公開日: 2017/10/03

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_85

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (1704K)
森林野性動物研究会会則

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. 88-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_88

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (102K)
機関会員・賛助会員名簿

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. 92-93
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_92

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (265K)
研究会役員一覧

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. 93-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_93

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (63K)
「森林野性動物研究会誌」投稿規定

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. 94-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_94

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (55K)
編集後記

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. App1-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_App1

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (118K)
『森林野性動物研究会誌』編集委員

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. App2-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_App2

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (118K)
奥付

原稿種別: 付録等
2001 年 27 巻 p. App3-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_App3

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (118K)
裏表紙

原稿種別: 表紙
2001 年 27 巻 p. Cover2-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_Cover2

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (75K)
CONTENTS

原稿種別: 目次
2001 年 27 巻 p. Toc1-
発行日: 2001年
公開日: 2019/10/26

DOIhttps://doi.org/10.18987/jjwrs.27.0_Toc1

ジャーナルフリー

PDF形式でダウンロード (75K)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）