富士通では1989年から社内のサーチャー教育を実施している。当初,受講者は情報管理部門の従業員が主体であったが, これらの人達が殆ど有資格者になったこと,情報管理部門への新人・旧人が減少したこともあって,現在は殆どが情報管理部門以外のエンドユーザー・サーチャー教育になっている。教育内容はサーチャー入門講座,データベース検索技術者認定試験対策直前講座を二本だてにして講義,実演, 自宅でのテストなどを中心に行なっている。サーチャー業務の一つとしてこの「エンドユーザー・サーチャー教育」は重要と思い,今後も注力していく考えである。
抄録全体を表示