情報環境の変化・進歩に伴って,ライブラリアンの役割も拡大・高度化が望まれているが,あるべき姿と実際のレベルが乖離しすぎているきらいがある。人材育成にあたって重要なのは,仕事の意昧づけであり、また,一般論,抽象論ではなく,具体的に考える必要がある。目標を明確に定め,教育機関,職能団体,現場と,三位一体となり、プログラムも常に更新しなければならない。モチベーションを高めるのは、風通しの良い,フラットな職場である。適正な評価の前提として教育機会を与え,業務分析も行う必要がある。そのためには管理職が果たすべき役割が大きいが,スタッフ以上に管理職の意識改革が望まれる。
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