近年,情報通信技術の急速な発達により,社会全体は電子化へと進み,従来には無い新たな発想の様々な取組みが行われるようになった。この社会情勢の中で,高等教育機関としての大学は,いかに社会の要請に応えられる人材を育成するかが問われ,変革が求められている。名古屋女子大学では,この社会的な要請に対応するため,平成14年度より図書館と情報科学センターを統合し,学術情報センターを設置した。ここでは,設置準備委員会及びワーキンググループによる統合までの1年間の活動と,学術情報センターの組織及びサービス内容と今後の構想を紹介する。
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