国立大学の法人化にあたり,附属図書館の中期目標・中期計画の戦略的な策定や達成度の評価を支援するため,国立大学図書館協議会に設置されたワーキンググルーブは,海外における図書館評価の指標や手法を取り入れ,定量的評価,電子図書館サービス関係評価,定性的評価による評価指標報告書を作成した。 特に電子図書館サービス関係評価について詳述するとともに,報告書公表以降に,この報告書を活用した事例をあげ,報告書の問題点を明らかにしている。また,報告書の継続的な検討とWebによる標準入力フォーマットやツールの開発,指標データの収集とその解析を専門的に行う評価推進担当者の設置を提案している。
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