図書室の広報手段は, 紙媒体による方法から, ホームページやイントラネット, 電子メール等の電子媒体を利用する方法に移行しつつある。しかし, 院内アンケート調査によると, 従来の紙媒体での「図書室だより」は, 手軽に手に取ることができるため, 電子媒体よりも目に触れる機会が多いことが判明した。しかしながら, OPACの検索や電子ジャーナルへのリンク等, 電子媒体の必要性は年々高まっていることは事実であり, 他病院への広報アンケート調査でも, ホームページやイントラネット利用の増加の現状が明らかとなった。さらに今回, 広報のひとつとして, 利用者に対するオリエンテーションについても検討した。
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