インフォプロとして働いていくには,どのような自己トレーニングが求められるのか。インフォプロの持つべき心構えはどのようなものか。自身がもつ図書館レファレンスライブラリアンの業務経験を振り返り,情報の取り扱いが職業的な楽しみや喜びに繋がるような研鑽の方法と情報源との接し方を紹介する。前半は情報の取り扱い技術と読解法に焦点をあて,(1)情報源の知見の深め方,(2)情報源の編まれ方,(3)他のインフォプロによる情報の使われ方の調査の仕方を具体的事例に即して説明する。後半はプロフェッショナルの意味を検討したうえで,クライアントとのコミュニケーションと協調の重要性を論ずる。
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