多文化社会と言語教育
Online ISSN : 2436-2247
Print ISSN : 2436-2239
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選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • ライフストーリーから見た自律的学習・葛藤・変容
    村田 晶子, 池田 幸弘, 長谷川 由香
    2021 年 1 巻 p. 1-13
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    日本語を学ぶ人々のライフストーリーの調査をすることは、彼らの生き方、日本語を学ぶ動機、そして、日本語を用いてどのように社会と関わっているのかを理解する上で役立つ。本稿では母国で社会経験を積んでから来日し、日本語を学んだ人々にライフストーリーインタビューを行い、日本留学が彼らの人生にとってどのような意味があったのかを明らかにした。分析では、Knowles の成人学習像、Mezirow の変容的学習論を援用し、社会経験のある人々が職業経験を踏まえた自律的な学習の方向付けを行っていく過程を明らかにするとともに、留学における葛藤や悩み、留学を通じた変容を明らかにし、それぞれが相互作用していることを分析した。加えて、本稿の最後にインタビュー協力者のライフストーリーに対する感想、そして、調査者らによるライフストーリーインタビューの実施及びライフストーリー作成に対する省察を示し、ライフストーリーが教員とプログラム修了者の双方にとって継続的な対話の機会になり、教育の改善につながりうるものであることを示した。
  • コロナ禍でのボランティア学生の取り組み
    村田 晶子
    2021 年 1 巻 p. 14-29
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020 年度の授業が対面からオンラインに移行し、人との接触機会が減少したことから、多くの学生が孤独やストレスを抱えた。とりわけ留学生の場合、日本でのネットワークが限られ、孤独や不安を感じていた人々が多く、人とつながり、日常の問題を相談できるようなサポートが必要とされた。 本稿で分析するコロナ禍で孤立する留学生たちの学習支援とオンラインサポートは、こうした状況を踏まえて始まったボランティア学生達の活動である。本稿ではコロナ禍におけるボランティア学生による留学生のソーシャルサポートを分析し、①やさしい日本語や英語を用いた来日の見守りと情報提供、②留学生の母語でのメンタルサポート、③留学生と日本社会とをつなぐ交流サポート、④進学サポート、⑤就活サポートなどの実態を明らかにし、また、支援活動を通じた参加者(ボランティア学生、留学生)の様々な学び合いを分析した。 最後に、こうしたボランティアのオンラインのソーシャルサポートの取り組みは、非常時のボランティア活動の新しい可能性を示すものであり、さらには、非常時のボランティアから、平時にも可能なソーシャルサポートにつながる可能性をもった取り組みであることを指摘し、ボランティア活動を深めるための教育プログラムとの連携の重要性についても指摘した。 本稿で分析するボランティア活動は、所属大学の 2020 年度の『自由を生き抜く実践知大賞』の大賞を受賞した、多文化教育科目の履修生たちの 1 年間の取り組みである。
  • ZoomとGoogle Classroomを併用した日本語教育
    河内 彩香, 村田 晶子, 長谷川 由香, 竹山 直子, 池田 幸弘
    2021 年 1 巻 p. 30-45
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    2020 年度、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの大学がオンライン授業に移行し、所属大学の日本語教育プログラムにおいても春学期と秋学期の授業が全面的にオンラインで行われ、LMS(Learning Management System)とオンライン会議システム(Zoom)による双方向授業を組み合わせて教育活動を行った。これまで、日本語教育におけるこれら二つを組み合わせた授業の詳細の分析はまだ十分にはなされていない。地理的な境界線を越えて実施することができるオンライン教育はコロナ収束後も発展していくことが予想されており、この実践を一過性のものとしてとらえるのではなく、実践を記録し、その効果や問題点を発信していくことが今後の言語教育の発展のために重要である。こうした点を踏まえて、本稿では、日本語教育プログラムにおいて実施した Zoom による双方向授業と LMS(Google Classroom)を組み合わせたオンライン教育の実施状況を記述し、レベル別、技能別の教育におけるオンライン教育のメリットと課題を分析した。
  • 対面とオンラインのハイブリッド文化体験に向けて
    長谷川 由香, 村田 晶子, 池田 幸弘, 竹山 直子
    2021 年 1 巻 p. 46-58
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    高等教育のグローバル化が進み、留学の形も多様化する中で、近年注目されているのが、1か月未満の短期留学プログラムである。短期の留学プログラムは経済的、時間的な負担が少ないために参加しやすく、その重要性は増している。短期プログラムは、学生の休みの期間に実施されることが多く、教室での勉強だけでなく、体験学習を組み込んだプログラムが実施されており、これまでプログラムレベルでの実践報告を通じて、具体的な実施例、効果や課題が明らかにされているが、その一方で文化体験の「テキスト」の開発に焦点を当てた報告は非常に少ない。そこで本稿では、こうした文化体験プログラムのテキスト開発について分析し、大学の短期プログラムを想定したテキスト開発がどのように変容していったのかを検討し、今後に向けたオンラインでの文化体験のアレンジ例の提案も行った。
  • 初級修了者を対象としたオンラインの漢字復習クラスから
    竹山 直子
    2021 年 1 巻 p. 59-62
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 長谷川 由香
    2021 年 1 巻 p. 63-65
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 村田 晶子
    2021 年 1 巻 p. 66-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 長谷川 由香
    2021 年 1 巻 p. 67
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
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