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坪田 誠, 大竹 裕志, 高橋 英雄, 山村 浩然, 三崎 拓郎, 岩 喬
1990 年 8 巻 p.
1-5
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
ジャーナル
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原田 忠, 木暮 輝明, 熊崎 匠, 本郷 隆二, 高 大輔, 下田 次郎, 佐藤 良延, 吉田 公基
1990 年 8 巻 p.
7-12
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
ジャーナル
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ウサギ膀胱に可移植性腫瘍VX-2を10
6/0.2ml 注入移植し、これにマイクロ波を照射した群 (A群)、照射しなかった群 (B群)、およびVX-2の代わりに生理食塩水0.2mlを注入したシャム群 (C群) を作成して、(1) 生存曲線、(2) 体重、(3) 免疫パラメーター (Stimulation Index=S. I.) の変動を比較検討した。予備実験で、VX-2腫瘍細胞10
6/0.2mlを移植すると、3日後に1~2mmの腫瘍が確認され、7日後には腫瘍の増大に伴い、他臓器への転移が出現してくることから、マイクロ波の照射は移植後3日目とした。移植後90日目の生存率は、A群85.7%、B群0%(40日目までにすべて死亡)、C群100%であった。体重は4週目まで経過を追ったところ、A群、C群は1週目から漸増傾向を示したのに対し、B群は徐々に減少した。また今回の実験で、免疫パラメーターとして採用したS. I.値は、A群、B群ともに3日後には正常範囲を下回っていた。しかし、この値もA群では3週目より増加傾向を示し、順調に回復した。一方、B群は漸減し続け、正常に回復することはなかった。
以上より、マイクロ波凝固療法は癌の局所療法として有用であり、同時に免疫系においても免疫抑制因子の不活化を促進する働きがあると考えられた。
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排液量の推移とドレーン抜去の時期に関する検討
田伏 洋治, 村上 浩一, 柏木 秀夫, 中塚 久仁英, 矢本 秀樹, 南 光昭, 平畑 欣一, 田伏 克惇
1990 年 8 巻 p.
13-20
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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肝切除術後の感染症のうち、肝切離端部の膿瘍は重要な合併症であり、その予防には、肝の区域に基づいた正確な肝切除の手技もさることながら、腹腔内ドレナージにおける配慮も重要である。今回、トリプルルーメンサンプドレーンを使用し、良好なドレナージ効果のもとに肝切除術後のドレーンからの排液量の推移と適切なドレーンの抜去時期につき検討した。
排液量の推移は、1) 術後、4ないし5病日で速やかに減少する群、2) 術後、漸減するが、3ないし4病日から腹水に起因すると考えられる腹部膨満に伴って、排液が腹水のコントロールされるまで続く群、3) 腹部膨満や腹水は無いが、排液量の減少が見られないもの、の3群に分けられた。
ドレーンの抜去時期は、逆行性感染の防止の上からはいずれにしても早期抜去が望ましいが、特に1) 群では早期抜去して何等問題はなかった。2、3) 群でも抜去時間が遅れて逆行性感染を起こさない術後2週前後の早期に抜去し、もし液体が貯溜する兆しがあれば、新たに細径のチューブをUSガイド下に穿刺挿入することが有効であると考えられた。
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粕谷 和彦, 木村 幸三郎, 小柳 泰久, 青木 達哉, 桜井 秀樹, 土田 明彦, 吉松 昭彦, 青木 利明, 安田 大吉, 小澤 隆, ...
1990 年 8 巻 p.
21-26
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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小暮 公孝, 石崎 政利, 根本 雅明, 鈴木 隆男, 飯島 俊秀, 小板橋 毅, 村谷 貢, 栗原 透, 長町 幸雄, 長嶋 起久雄, 笹 ...
1990 年 8 巻 p.
27-33
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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小林 康人, 児玉 悦男, 寺下 史朗, 内山 和久, 道浦 準, 一宮 源太, 永井 祐吾, 谷村 弘, 田伏 克惇, 青木 洋三, 勝見 ...
1990 年 8 巻 p.
35-39
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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3年以上経過例からみた適応の検討
永井 祐吾, 谷村 弘, 上畑 清文, 山上 裕機, 森 一成, 中井 健裕, 瀧藤 克也, 矢本 秀樹, 田伏 克惇
1990 年 8 巻 p.
41-47
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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内視鏡的マイクロ波凝固療法 (EMCT) を1981年より、早期胃癌に施行してきた。EMCTによる積極的適応を、長径20mm以内の潰瘍のない分化型粘膜内癌としているが、現在まで施行した37例のうちほとんどが手術施行困難な症例であるため、この条件を満たす病巣は41%にすぎず、残りの59%は種々の理由で積極的適応から外れたものであった。しかし、本法施行後最長経過例は102カ月で、他病死8例を除く累積5年生存率は91.7%と良好である。3年以上経過した13例のうち、先に示した積極的適応例は5例のみであるが全例1回の治療後再発なく経過しており、相対的適応となった8例のうち4例 (50%) に局所再発を認めたが、3例には再度マイクロ波凝固を行い悪性所見が消失、2例が5年以上経過した。EMCTは内視鏡的粘膜切除で完全摘出困難な病巣、すなわち2cmをこえたりsm浸潤が疑われる病巣 (手術困難でEMCTの対象となる症例はこういう病巣の方が多い) にも反復治療により効果が期待できる。治療効果を更に高めるため、リンパ節転移対策として抗癌剤エマルジョンの併用を検討中である。
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法貴 昭
1990 年 8 巻 p.
49-51
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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佐伯 修
1990 年 8 巻 p.
53-55
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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木暮 輝明, 原田 忠, 宮形 滋, 熊崎 匠, 本郷 隆二, 高 大輔, 下田 次郎, 吉田 公基, 佐藤 良延, 土田 正義
1990 年 8 巻 p.
57-60
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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永井 祐吾, 谷村 弘, 田伏 克惇, 石本 喜和男, 上畑 清文, 馬庭 芳朗, 上西 幹洋, 森 一成
1990 年 8 巻 p.
61-65
発行日: 1990/10/20
公開日: 2011/07/25
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