音楽医療研究
Online ISSN : 1883-2547
ISSN-L : 1883-2547
15 巻, 1 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 音楽的要素を用いた失語症訓練:メロディックイントネーションセラピー
    佐藤 正之
    2022 年 15 巻 1 号 p. 1-5
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
  • 今改めて音楽療法のエビデンスを問う 認知症
    阿部 真貴子
    2022 年 15 巻 1 号 p. 6-8
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
  • 今改めて音楽療法のエビデンスを問う 睡眠障害と音楽療法
    山里 亜未 , 沖野 成紀 , 山本 賢司
    2022 年 15 巻 1 号 p. 9-13
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
    日本では睡眠障害に対する音楽療法の効果に関する研究は少ないが、世界各国ではこれまでに多数の研究が行われて おり、2015 年にはコクラン・ライブラリーでその結果のレビューが発表されている。その結果として、不眠症状を伴っ た成人の主観的な睡眠の質を改善するために音楽聴取が有効であることを明らかにしている。 今回は、まずは睡眠障害についての一般的な知見を紹介し、今日までに報告されている研究データを紹介しつつ、さ らに筆者らが行っている研究についても紹介させていただいた。
  • 今改めて音楽療法のエビデンスを問う 後天性麻痺に対する音楽療法のエビデンス
    井貝 梨紗
    2022 年 15 巻 1 号 p. 14-16
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
  • 今改めて音楽療法のエビデンスを問う 失語症
    田部井 賢一
    2022 年 15 巻 1 号 p. 17-19
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
    失語症は、大脳皮質の言語中枢が脳卒中や外傷などにより冒され、聴覚器や発声器自体には障害がないのに言語の理 解や表出が困難になる言語障害である。ブローカ失語・ウェルニッケ失語・健忘失語・全失語などのいくつかのタイ プがある。わが国の患者数は、全国に30 万人とも 50 万人とも言われているが正確な人数は把握されていない。本稿 では失語症に対する音楽療法のエビデンスについて論じていく。システマティックレビューを中心とする複数の医療 情報データベースのコレクションであるコクラン・ライブラリーにて、「music therapy」、「aphasia」と検索をした ところ、Cochrane Reviews にて 9 件ヒットした(2022/1/25)。生命科学や生物医学に関する参考文献や要約を掲 載する MEDLINE などへの検索エンジンである PubMed にて、「music therapy」、「aphasia」と検索をしたところ、 Systematic Review にて 5 件ヒットした(2022/1/25)。総じて、音楽介入は、脳卒中後に失語症がある人のコミュ ニケーションに関するアウトカムに有益な可能性があったが、研究の質は概して低かった。研究結果は有望であるが、 臨床診療で推奨するには、アウトカムについて、より質の高いランダム化比較試験が必要であるという結論であった。
  • 座長のまとめ 一般演題
    田部井 賢一
    2022 年 15 巻 1 号 p. 20-22
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/27
    ジャーナル 認証あり
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