地上をNo.0とし,上空1kmをNo.1,500m上昇することにNo.を一つづつ増し,38km上空をNo.75とする.この各高さに水平面を考え,この上面に当る第一次散乱光強度を計算した結果,次の四つの法則のあることが判明した.
1. 強度は太陽の高度に関係なく,各波長について高さが増すに従って減少する.
2. 強度は各高さ及び各波長につき,太陽高度が増すに従い増加する.
3. 強度が極大となる波長の値は各太陽高度につき,高さが増すに従い減少する.
4. 強度が極大となる波長の値は各高さにつき,太陽高度が増すに従い減少する.
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