日本神経回路学会誌
Online ISSN : 1883-0455
Print ISSN : 1340-766X
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18 巻 , 2 号
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巻頭言
解説
  • 三浦 佳二
    18 巻 (2011) 2 号 p. 67-72
    公開日: 2011/07/22
    ジャーナル フリー
    同じ感覚刺激を提示しても,脳の神経細胞の応答は,試行毎のばらつき(=ノイズ)を示す.そのため,脳は,多くの神経細胞の活動を足し合わせてノイズを低減することで,感覚情報表現を正確にしていると考えられる.しかしながら,Zoharyらは,極めて単純なモデル計算により,ノイズに細胞間の相関がわずかでも存在する場合には,足し合わせてもノイズを低減できなくなることを示した.ここでは,計算が煩雑にならない程度に一般化したモデルを考察することで,ノイズ相関がポピュレーションコーディングに悪影響を及ぼすメカニズムを考察する.
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  • 藍 浩之
    18 巻 (2011) 2 号 p. 73-84
    公開日: 2011/07/22
    ジャーナル フリー
    昆虫は自らの運動で生じた空気振動をうまく利用し行動を制御し,またときには積極的に空気振動を作り出すことによって仲間との通信を行う.外界の空気粒子の振動は,振動源の近接場でのみ生じるため,その振動を受容する感覚器はその振動源の近接場でのみ機能する.本稿では,著者が研究をしてきた2つの事例を元に,昆虫がいかに巧みに振動を受容し,行動に結びつけているかをご紹介する.一つ目はカイコガの翅辺縁部に存在する剛毛感覚子の分布,形態と振動応答特性について,二つ目はミツバチの尻振りダンスで生じる振動をとらえるジョンストン器官の機能と脳内情報処理についての研究である.
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  • 野村 泰伸
    18 巻 (2011) 2 号 p. 85-98
    公開日: 2011/07/22
    ジャーナル フリー
    静止立位姿勢の神経制御メカニズムの本質的特徴は,姿勢の柔軟性と安定性が同時にかつロバストに実現されている点にあると考えられる.従来の生体運動制御理論の立場では,姿勢あるいは運動の柔軟性と安定性は互いに相反する性質であり,高い安定性を求めると姿勢や運動の柔軟性は低下する.近年,我々は,柔軟性を保ちながらも立位姿勢をロバストに安定化することができる神経制御メカニズムとして,静止立位姿勢の間欠制御モデル(intermittent control hypothesis)を提唱している.本稿では,これまで定説であった立位姿勢のスティッフネス制御と新しい仮説である間欠制御に関して考察する.
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