日本道路公団では, 事業の遂行に伴って発生する各種技術関係資料を, 以後の建設や, 管理業務などに有効利用するため, 昭和43年試験所に技術資料センターを設け, 20年以上にわたり, 技術関係資料の収集・管理・提供業務を行ってきている。試験所では, 資料の検索や提供業務を迅速に行うため, 電算機を利用したシステム化を図り, 現在, 業務の成果品としての技術関係資料を扱う技術資料管理システムと, 公団業務に関連する技術文献を扱う技術文献管理システムを運用している。その運用の基本は利用者自身のオンライン検索, マイクロフィッシュおよび光ディスクを用いた一次資料の蓄積である。
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