『情報管理』編集委員会が平成3年3月に実施した読者アンケートの結果がまとまった。回答件数は363件で,同誌に掲載された記事で最も読まれているのは,シリーズの「講座」で回答者の59.8%が毎号読むと答えている。このほか,よく読まれる記事には「講演」「図書紹介」「一般論文記事」「パネルディスカッション」「座談会」などがあげられている。今後,拡大してほしい記事のテーマとしては,社内情報化への活発な動きを反映して,企業における情報管理の実例,データベースの紹介や利用方法,情報技術の最新動向や導入事例などを求める声が強い。また,アンケート分析の一環として,クラスター分析によって,読者のタイプをオールラウンド型,オーソドックス型,実務中心型,勉学研さん型,捨い読み型の五つに分類した。
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